HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

中秋の名月をカメラに収める

2013-09-20 23:36:02 | 日常・その他


 昨晩は「中秋の名月」を自宅の庭より鑑賞しておりました。ここ1ヶ月は週末は雨の図式が成り立っていますが、平日は晴れの日が多く、夜は月明かりに聞こえる虫の声で秋が徐々に近づいているなぁと感じます。実は夜景や室内で撮るのが苦手なボクですが、昨晩はコンパクト三脚でこの「中秋の名月」を様々な角度から撮ってみました。まぁボクの愛機は4年前のNikon 「COOLPIXP5100」。昔のフィルムカメラならまだしも技術革新がめまぐるしく早いデジカメ業界では、もう古い部類(?)に入るのかな。一眼レフやミラーレスカメラが全盛の中で、シャッタースピードや露出を変えて、頑張ってコンデジで撮影してみました。



 ↑ 8秒露光。f値7.6で撮影。月明かりって結構暗いと思っていたけど、これだけの長時間露光にすると満月が流星のように星型に写ってしまいました。これでは「中秋の名月」というよりも輝く惑星みたいな感じになってしまい、失敗です・・・



 一つ上の惑星写真は一番広角で撮ったので、デジタルズームを最大限に使って、カメラに入る光を少なくする作戦に変更。ちなみにこのブログを始め、普段の撮影ではデジタルズームを使ったことがなく、最初操作方法が分からなかったけど、P5100の場合、ズームを長回しすれば自動的にデジタルズームになりました。↑の写真は1/30秒、f値5.3。だいぶと丸くなったけど、まだ明るそうな感じです。



 ↑ 1/250秒、f値5.3。まだ明るいかな。



 ↑ 1/500秒、f値5.3。まだ明るい?でもようやく輪郭がはっきりしてきました。



 ↑ 1/1000秒、f値5.3。シャッタースピード1/1000秒でようやく、お月見らしく、うさぎが餅をついているような感じを撮影することができました。P5100のシャッター優先モードは通常は1/2000秒まで使えますが、デジタルズームになると1/1000秒までとなるようなので、これ以上は試せません。まぁ今まで「中秋の名月」は当ブログでも何度か紹介しましたが、ようやく皆さんに見せれるような写真が撮れたかなぁと思いました。一眼レフならもっときれいに撮れるだろうし、画像加工ソフトならもっとうまく補正ができるだろうけど、あくまでもボクの撮影はアナログ主義。今回の写真もブログにアップするために、画像のサイズを変更しただけで、撮影段階で露出補正を-0.3しているだけです。

 さて、せっかくコンパクト三脚を装着したので、月明かりの庭を撮ってみることにしました。



 ↑ 8秒露光、f値2.9。これは明るすぎて月明かりとは別世界の写真になってしまいました。ちなみにこれは真っ暗闇の中で撮った写真です。長時間シャッターを開けた状態にすることで、こんな写真が撮れてしまいます。



 ↑ 8秒露光、f値2.7。これも明るすぎたかな。ちなみに実際の人間の眼では真っ暗な景色です(満月だから若干は月明かりで明るいけど)。ここまで撮って一つ気付いたのは、実は夜行性の動物や虫の眼では案外、こんな感じで映っているかもしれないこと。夜に活動する為に、嗅覚や聴覚は人間の何倍も優れているだろうけど、視覚はこんな感じで見ているのかもしれません。

 一時に比べると昼間の暑さも収まり、朝晩は肌寒く感じる季節になってきました。毎週末がぐずついた天気でつまらないけど、今週末は1泊で信州へ行く予定。ひと足先に、紅葉が見れるかなぁと期待しております。


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