out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

杓子山 ~天空の鐘に願いを込めて~ #2

2018-05-18 22:54:49 | 山登り in 山梨県エリア

2018年5月12日(土)
杓子山山頂から( 1,597.6m)  左の方に見えるのは山中湖


ようやく高座山まで来ました。
雲が張り出し、空は白っぽくなってしまいましたが、南アルプス方面の山々はまだよく見えています。
白く見えるのが、前聖岳、赤石岳、悪沢岳でしょうか。


ここから杓子山へは、先ほどまでとはガラリと変わり木々の中を歩きます。


新緑が美しい尾根道ですが、このような岩場もありました。
杓子山に登るコースはいくつかあり、分岐もありますが道標がしっかりあります。

大権首峠(おおざすとうげ)に来ると、


ハングライダー離陸台がありました。 ちょうど今まさに飛び立とうと風を待っています。
飛び出した映像はこちら。

杓子山 大権首峠 ハングライダー離陸




この後、杓子山への登りはギュンと厳しくなってきます。
高座山登りの疲労がこの辺で応えてくる。w
けれど山頂に向けトウゴクミツバツツジがあちこちに見られるようになりました。


ミズナラの若葉も可愛らしく、そんなものに目を向けながら休み休み登ってゆくと、


とうとう山頂に着きました~!(13:14) いやぁ~、疲れた。(*_*;
こんなことで私は今季標高差 1,000m 以上の山を登れるのでしょうか。。。


13:00を過ぎていましたが、壮大な眺めにまず撮影。
富士山の裾野、広大な敷地は富士北演習場。 あそこが野焼き後は一面真っ黒になるのですからすごいですね。
左に山中湖。 眼下の街は忍野村内野地区あたり。


西の方に目を移せば、農鳥岳、間ノ岳、北岳も見えてきました。
中央に見える湖は西湖になるのかな?


北の方は甲武信岳方面。 左端一番手前は三ツ峠山かな。 真ん中辺に黒岳(小金沢山)


南側、山中湖の西側の方の山ですが、手前の枯れ木の上あたりに見えるピークが石割山。
3月に歩いてきたあたりです。


山頂はこんな感じ。 そう言えば、この日はお天気も良かったし、お花も咲き始めているし、
さぞや混むのかと思っていましたが、ほとんど人に会うことはありませんでした。
広々としたテーブルでお昼ご飯を頂きました。


誰もいなくなったので記念撮影。


食後は鹿留山(ししどめやま)に向かいます。
鹿留山は左のなだらかなほうで、右のとんがっているのは子の神(ねのかみ)なのだそうです。
子の神は下山時に内山へ向かう分岐点です。


杓子山山頂付近から鹿留山あたりまで、
終盤ではありましたが、トウゴクミツバツツジがとてもきれいでした。






ここが子の神(ねのかみ)、内山にむかう分岐点ですが、「二十曲峠」としか書いてありません。
途中で二十曲峠と内山の町への分岐がありますので、下山時はこの方向でOKです。
二十曲峠を越えてゆくと、石割山まで縦走できるのですね。

この辺で 15:00 になっており、忍野に戻るのに二時間と考えると鹿留山へ行くのはどうしようか?、と思ったのですが、
往復30分として行ってみる!


鹿留山へのトレイルはミツバツツジの花盛りで、本当にきれいでした。


山頂には山の神のようなミズナラ。 いや~、来て良かった。


下山は急いで、という気持ちもありましたが、何しろこんな所が続きます。
慎重に行かねば。


しばらく急坂や岩の下降を繰り返すと、あとは林道です。
ズミの向こうに杓子山。 まだまだ町に出るまでは油断しないように。

ここから山で見たお花を少し。




















山のトレイルが林道になり、植林地なども見えてきて、少し歩くとポンッと大きな舗装道路に出ました。
ビックリ仰天するような舗装道路です。 何やら公園整備がされるとか、どこかで読みました。
時折大型のダンプなども走ってきました。
そこを過ぎるとこんな感じの昔ながらの通りになりました。

町に出るとホッとしましたが、忍野八海までの歩きは長いな~、と思っている所へ、


豆乳ソフト~! 本当に美味しかった~!!
ここでソフトにありつけたのが 17:45 くらい。 お店が18:30 に閉まるというので、
急いで車に戻り、18:20頃にはお土産のお豆腐を買うことができました!(*^_^*)
八海とうふさん、お豆腐を買うと発泡スチロールの箱に入れ、氷もいれてくれますよ~。


急登の連続に、17キロを超える歩行距離で思った以上に手ごわいお山でしたが、
色々収穫もあり、楽しい山行となりました。 何より一日中大きな富士山の大展望の中、気持ちよく歩けたのが一番でした。

もう少し多めに花の写真を入れたフォトチャンネル、宜しければご覧ください。

高座山~杓子山 (2018/05)



杓子山 ~天空の鐘に願いを込めて~ #1

2018-05-18 10:13:08 | 山登り in 山梨県エリア

2018年5月12日(土)
高座山山頂(1,304m)からカヤ場越しに望む富士山

 5月も半ばになり、今年はお花が例年より早く開花しているようであちこち見逃した感もあり。。。そろそろこのお山を探索に行った方がいいのかも、と行ってきました。 予報では土曜日のみが良い天気。 中央道の渋滞や駐車場のことを考えると土曜早起きは厳しいけれど必須だろう。
 行ったところでどれだけのお花に巡り合えるかはわかりませんが、行かなきゃ何もわからない。 とりあえず行ってみます。


 高速は渋滞もなく 7:00 ごろに到着。 心配していた駐車場。 杓子山に登る人のレポを見ると鳥居地峠、忍野村役場などに車を停める人をよく見ましたが、鳥居地峠は数台しか停められないようだし、杓子山から立ノ塚峠へ周回しようと思うと不便な位置。 役場は土曜日停められる?、というのがネックだったので、忍野八海周辺の観光駐車場に停めることにしました。 料金一日300円は親切価格だと思うし、何より安心。
 忍野八海周辺にはあちこちに写真のような駐車場がありました。 早朝で係りの人がいなかったのですが、料金ボックスがありました。 自主的に入れてください、という感じです。 ほかにも数件このような駐車場を見ました。 


登山口までは決して近くありません。 山を歩いて駐車場まで戻ると 17キロを超えました。
が、せっかくですから忍野八海周辺を散策しながらいきます。
有料区域には入りませんでしたが、久しぶりにこの風景を眺めました。


こちらも近くにある「菖蒲池」という所です。
公園のようになっていて、もとは農家さんだったようなかやぶき屋根のお土産屋さんや、
カフェなどがありました。 トイレもあります。


畑越しにみるとこのような感じ。 長閑で Japan な感じですね。w
早朝から外国人の方たちが歩いていました。


浅間神社です。 この辺、浅間神社があちこちにあります。
こちらは忍野浅間神社と呼ばれているようです。


神社裏の川沿いを通って鳥居地峠の方へ向かうことにします。





植えられた花のようですが、とてもかわいい。


少し歩くと見えてきました。
手前の、斜面がすっかり草地(カヤ野)になっているのが高座山(たかざすやま)。
草地の一番高い所が山頂で、そこから裏側に回り、右奥の高い頂が杓子山、そこから写真右の方に下ってぐるっと回ってくる感じ。


振り返れば富士山。
家などは結構あるのですが、見えないものですね。
平原の中を一人歩いているようで爽快。
が、この先車の通る大通りを越え、忍野中学校の裏手から山への林道に入ってゆきます。
高座山のカヤ野まで直登の登山道もあるようですが、よくわからなかったので鳥居地峠まで林道歩きです。


林道に入ると家の庭先にオダマキがたくさん。


林道沿いにはたくさんのホウチャクソウや


スミレ、ウマノアシガタ、ヤマエンゴサク?など。

鳥居地峠を通ると最後の2台くらいが駐車に入ってきました。
そこから先、更に舗装なしの林道を30分ほど歩くとカヤ野の入り口です。


途中、視界の中に動くものを見つけ、ドキッとしましたが、リスでした。


カヤ野までやって来ました。
「これがそうか~。」と、思った以上に迫力があります。
かやぶき屋根にするためのカヤを取るためにこのようになっており、春先には野焼きもするのですね。
今年は富士北演習場の野焼きが 4/8、高座山の野焼きが 4/22 に行われたそうで、
野焼き直後は高座山から真っ黒な演習場の原野や高座山の斜面が見られるそうです。


そんな斜面には早くも可憐な花々や山菜が息づいていました。


こんな虫も走り回っていました。 ミドリニワハンミョウでしょうか。


こう見えてもトレイルの傾斜は結構厳しいです。


山頂を目指す人は写真一番左のトレイル、木々と草地の境目のトレイルを上がるようですが、
私は花などを見ていたらこのトレイルに来てしまったので、この後「中」の下のトレイルに向かって
登ってゆきました。 この縦の登りが非常にきつく、更に草地の縁の、山頂まで登るトレイルもすごい急斜面で、
時に足元がズリズリ滑りそうになるほどで、とても苦労しました。 湿ってツルツルでなかったことは幸いでした。

ちなみにこの「中」「上」「大下」の文字の意味は上のリンク先に書いてありますよ。


きついトレイル(作業道?)を登ってゆけばこのご褒美!


しかし奥のトレイルはこういう斜度を直登ですよ。w


お花を見ながらゆっくり行きましょう。


登っては振り返り。


ようやく「大下」の部分まで来ました。
しかし、最後の登りもまたきつかったなぁ~!


ロープの助けなど借りながら、ひぃぃ~、と思ったころ、


高座山山頂と~ちゃ~くっ!
空が白っぽくなってしまいましたが、相変わらず富士山は良く見える。
杓子山へは森歩き。 楽しみ~。



甲斐の花をもとめて

2018-04-13 13:42:55 | 山登り in 山梨県エリア

2018年4月9日(月)
カイコバイモ

 先日新潟に行きコシノコバイモを見ることができた。 それで今年は満足するはずだったのだが。。。時間もでき、時期的にも良いころかも、と思うと行ってみたくなってしまった。 


細い林道を上がり登山口に着くと、ここから富士山が見えるはず。
天気予報も「晴れ」「快晴」が並んでいたので、期待していたのだけど、
富士山は笠を目深にかぶっていた。


けれど登山口のマメザクラ?は満開。 新緑に良く映えている。


カタクリはまだ眠そうだ。


斜面にはバイケイソウの緑。


山頂に着くと、マメザクラがいくらか咲いており、
でも、富士山はやっぱり見えない。





そんな山の中でカイコバイモに会うことができました。


なんだか細長いのだけど。(^^;)
コシよりも花が小さく、形も違うので、
「この山ならカイコバイモだよね?」くらいな感じです。
まだこれから咲くのか、もう終盤だったのか、よくわかりません。


コシに比べてあまり情報がないので、それらしき花に巡り合えただけでOKです。


ポワッと丸く開いたところを見たかったけど、まぁ仕方ない。


これはこれでいいでしょう。
また来年も行くかなぁ?
こうなるとやっぱりミノも見たいなぁ。w



ところ変わって。 せっかく甲斐まで来たので、ヒカゲツツジとイワウチワが見られるらしい
上野原の坪山へ。
登山口までの山風景がとてもきれい。


集落は花盛り。


びりゅう館近くの桜はまだまだ見ごたえたっぷりだった。


けれど、先の山から結構時間がかかり、またトラブル発生で予定より一時間ロスタイムがあったため
もう山頂はおろか、ヒカゲツツジ群生地までも辿り着かないだろうなという時刻。


それでもびりゅう館から登山口まで川沿いをぶらぶら歩く。
お花を撮りながら。


それだけでも随分楽しめました。


少しは山に入り、「ヒカゲツツジ一本、イワウチワ一株でもないかな。」と思い登ったのですが、
全く見られませんでした。(^^;)
でも、あちこちにミツバツツジが。


予定していた4時半まで登ったら下山。


再びお花を見ながらびりゅう館に戻ります。





















 山に登る人がびりゅう館に駐車しても大丈夫、というレポを見たので、私も買い物をして停めさせてもらいましたが、駐車場はそれほど広くないこと、登山口に向かう川沿いに有料P(500円/日)があることから、有料P に停めたほうが良いだろうと思いました。
 上野原ICからは結構山に入るのですが、うちからはそれ程遠い山ではありません。 こちらこそ来年は是非再訪したいと思いました。

【 追 記 】
びりゅう館ブログによると、第二駐車場があるので登山の人はそちらに停めて良いようです。
→ びりゅう館
→ びりゅう館ブログ


山中湖外輪山 #2 平尾山~石割山そしてパノラマ台へ

2018-03-08 23:58:35 | 山登り in 山梨県エリア

2018年3月3日(土)
石割山山頂から望む富士山と南アルプスの山々


平尾山でゆっくり撮影を楽しんだので、石割山に向かいます。
登ってきた分岐を過ぎ、石割山に向かうとすぐに下り。
しかもツルテカエリアになったので、


チェーンスパイク装着! いやぁ~、安心して歩けます。


が、すぐに田んぼエリア。 なのでチェーンスパイクは外す。
これを繰り返すこと数回。


石割山山頂と~ちゃ~くっ!
山頂は見事な田んぼです。w
富士山下部にはすっかり雲がかかってしまいました。
平尾山でも既に画像左側の方から白いものが迫って来ていました。
山中湖村観光課サイトの動画でも言っていましたが、山中湖は南側の海から流れ込む湿った空気の影響を受けやすく、
霧や雲が出やすいのだそうです。 ふむふむ。
「雲がでちゃったなぁ。」とは思いましたが、南の方から押し迫ってくるような白い雲の流れを見るのも
なんだか興味深いものがありました。


石割山山頂から南西方向に大きく見えるのは杓子山、鹿留山。 左隣に黒岳(御坂)。
左奥遠くには甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山など。
 

杓子山、鹿留山の右側手前の方には低い所に高川山、高い山が黒岳(小金沢)、雁ヶ腹摺山など。
奥に薄く見える一番高いのが甲武信岳。


霞ながらもまだ南アルプスも見えています。


ほんのひと時、誰もいなくなったので一枚。
この後泥濘のない草地で少し岩の出ている所を見つけ、お昼ご飯を食べました。


下山します。 下りのヌルヌルは結構危うい感じと、
このような段差もあったので、スパッツもつけて重装備。


15分程下ると石割神社。 奥に見える大岩が御神体です。


「石」の字にも似ていると言われています。 この御神体の岩の裏の方に上がってゆくと。。。


さらに奥にある岩との間に隙間があります。 この隙間を通って御神体を時計回りに3回周ると、
幸運が開けるということですので、やってきました~!
悪いことをした人は岩に挟まれるそうですよ~。w

今回山中湖でも石割山を選んだ理由はこの御神体周りが大きな理由のひとつでした。
また、こちらには大きなイスやテーブルもあり、ぬかるみ近くでお昼を食べるより、こちらで食べれば良かったなぁ、と。


楽しかったイベントも終了し、登った山を振り返りながら下山です。


富士見平の分岐では階段を下り、赤い鳥居を経由して平野に帰る道を選びました。
この階段、403段ありますが「大したことなさそう」と思ったら、視界の先左に折れてまだまだありました。(^^;)
山中湖周辺はテニスコートやラグビーグランドが見られましたが、合宿に来た生徒さんたちが、
この階段をトレーニングで駆け上がるそうです。


赤い鳥居まで来ました。 ここには駐車場があります。
ここから登れば石割山山頂にはかなり近いでしょうね。 ただあの階段を登らなければなりませんが。
1,445段登るよりはずっとましなはずですが、なんか気が進まないなぁ。w

ここからさらに平野交差点まで15分ほど下り、車には戻らずセブンイレブンでホットカフェラテを買い、
おやつをつまみながら「さて、どうする?」とひとり会議。
時間は2時前で微妙な所。 少なくともパノラマ台までは行けますが、できれば鉄砲木の頭か三国山まで行ければ、という気持ち。


とりあえずあの辺目指してゆきましょう。


平野から15分くらい車道歩きをして「三国山ハイキングコース入口バス停」あたりから森の中に入ってゆく。
こちらも凍ったところ、泥濘のところなどあり、特にパノラマ台直下では登りにくかったのですが。。。


パノラマ台到着。 ここの駐車場は10台くらいしか停められないのであまりあてにできません。
見晴らしは良いですね~。 ただこの時間には富士山はかなりおぼろ気。


登ってきた平尾山、石割山の方向。
時間は2時半過ぎになってしまいました。 4時過ぎに薄暗い森の中を帰るのも嫌なので、
今回は鉄砲木の頭も三国山も諦めます。 天気も悪いしね。


それでも3時まではこのススキ原を登ってみました。 左上のピークが鉄砲木の頭。


さて、下ります。 少しは富士山が見えてきたかな。
もしかして、一時間もしたらス~ッと晴れてきて、夕焼けや星空が見えるかも、なんて思いましたが。。。


平野へ帰る道すがら。 テニスコートの向こうに高指山。

平野で車に戻り、4時ごろ。 空は晴れそうもないので。。。


やっぱり美味しい物。w Paper moonへ。


サワーチェリーパイ。 美味。


 その後「石割の湯」で暖まり、全工程終了~! 
 夕焼け撮影、星空撮影はできなかったものの、久しぶりの山中湖で、登ってみたかった山にも登り、満足の一日でした。

山中湖外輪山 #1 平尾山~石割山

2018-03-06 23:51:35 | 山登り in 山梨県エリア

2018年3月3日(土)
平尾山山頂から望む富士山と山中湖

 週末天気が良くなりそうなので山は歩きたいけど高い山に登れる気がしない。 でもきれいな景色は見たいと考え、やっぱり富士山周辺かなぁ~、と。 どうせならうんと富士山に近く、以前から歩いてみたかった富士五湖畔の外輪山。 今回は山中湖にしました。 予報だと夜まで晴れそうなので上手くすれば星空撮影も。 そんな気持ちで一日中富士山三昧を期待して行ってきました。


山中湖ICを下り、湖畔の道路に出ると湖が氷結しているのが見える。
「お~、まだ凍っているんだ。」と思っていると白鳥も目に入り。
ちょっと停まるか。w 
ここはそれ程凍っていませんが、浜により場所により、氷結具合が異なります。


平野の浜に到着。
平野は入江のようになっているので、水面も静か、氷も良く残っています。
こちらの白鳥さんたちはまだ寝ています。w

山中湖でもワカサギ釣りをやっています。 昔は全面氷結して、氷上を歩き氷に穴をあけて、みたいな釣り方もしていたようですが、
今では船から釣るのが主流のようです。 お座敷船のような室内から釣れるものから、足漕ぎボートまで。
で、釣り人が船を出す前に、ボート屋さんがまず自分の船で氷を割りながらポイントまで水面の航路を作るんです。
朝はそんなボート屋さんがボートから長い竿のようなもので氷を割ったり、船をグイングイン回して薄めの氷を割ったり、
そのような光景も見られ、面白かったです。


流氷のように見える氷は割られた氷かもしれません。
が、平野では少し遠くの水面も凍っていますね。


河口付近では逆さ富士も見られ、またパシャリ。


あら、あっちでは白鳥さんたちが起きたらしい、とパシャリ。

まぁ、富士山を見に来たのだからいいのですが、
8時ごろから歩き始められると思っていたのにもう9時近く。
山の上からも富士山を見る気満々なのに、行動が伴わないなぁ。w


この日登るのはあちらのお山。
本当は大出山入口から大平山~石割山と回ろうかと思ったのですが、
車回収に湖畔歩きが長そう&既に撮影に時間かけすぎ、からあっさりやめて、
平野から平尾山~石割山に決定。 
早く降りてこられれば、パノラマ台~三国山の方にも行ってみようかと。
コースはこちらを参考にしました。 → 「山中湖村 観光課公式サイト」


まず行くのは「道志みち」
これ蛭ヶ岳に登った時の登山口、青根に通じている。


不動明王様を左に入り少し行くと


分岐。 このまままっすぐ行っても石割山には行けますが、
私は平尾山からゆくのでここを左。


始めは別荘地。 その後気持ちの良い森の中を行きますが、


日影は凍っていたりします。 平尾山までは滑り止めなしで行きましたが。


日当たりの良い所はこんな具合だから。


出だしこそ緩やかでしたが、尾根に上がる直下は結構な急登。
大汗かいてしまった。(^^;)
尾根近くまで見えなかった富士山や湖がボチボチ見え始める。


ちゃんと開けて見晴らしの良い所に出るかな?


尾根道の両側には良い景色がチラチラ見えるのだけど。。。


おぉ? 山頂!
開けてる~!!\(^o^)/


素晴らしい展望!!
直ぐ向こうには大平山。 やっぱり向こうから歩いてみたいねぇ。


大きな木はなく開けてはいるのですが、このススキ?の丈が高くて、
案外思うように撮れない。
中央の水面、氷が張っています。 平野はその辺り。
左の方に木のないススキ原の山が見えますが、それが鉄砲木の頭(明神山)。
その中腹辺りにパノラマ台があります。


山の上からの山中湖と富士山。
今回はこんな景色が見たかった~!


そして南アルプスもこんなに見えるとは!!


左側から前聖岳、赤石岳、悪沢岳、少し右に行ってチラチラ見える白い山々の中一番高いのが塩見岳。
一番右が農鳥岳。 赤石岳の下の方、富士山の裾野からピョコっと出ているのが竜ヶ岳だそうだ。
ということはあの辺が本栖湖。 


塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳。 仙丈ケ岳がチラッと見えて、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳。
北岳の手前が鬼ヶ岳、その右が十二ヶ岳なので、あの辺が西湖~河口湖。








ゆっくりしたので、石割山に向かいます。



秋一番は奥秩父盟主から ~金峰山#2~

2017-09-29 21:22:28 | 山登り in 山梨県エリア

2017年9月25日(月)
金峰山 五丈石



木々の合間を抜け開けたところまで来ました。
この辺からが賽の河原と呼ばれるところだったでしょうか。


長野県側の眺めは一層岩の塔が多くなりました。


ただし山梨県側が既に真っ白。
そして山頂に向かうにつれ、大岩を飛び越すようなトレイルへと変わりました。
大岩ゴロゴロの上は目印のマークも見当たらず、
頭の体操という感じで先へ進みました。

右か左か、と迷い右に行くと。。。


写真右奥の岩のトンネルをくぐり、無事山頂名板にとうちゃ~くっ!


後から来たお姉さんたちに撮っていただきました。
五丈石に向かいます。


途中雲が晴れ、瑞牆山が見えました!
ここまで来て瑞牆山も見えなのかと思いましたが、
雲は流れているので、タイミングが合えば見える、というほどでした。
11時ごろまでは晴天の予報だったのになぁ。


10:52
更に大岩を越えて五丈石に到着! これを間近で見てみたかった!!
できればトップの写真右側の、大日岩方面からの稜線を歩いてきたかったけど、それはまたの機会に。


11時ごろですがここでお昼ご飯を食べました。
もしかしたら晴れるかも、という期待をもって待っていましたが、やはり晴れることはありませんでした。

お昼ご飯を食べてから五丈石の周りを歩いて見て回りました。
積み上げられたような大岩を、不思議な気持ちでしばし眺めていました。

そしてピストンで来た道をもどりました。


もうあまり遠くは見えないので、秋らしく色づいた葉などを眺めながら。。。








賽の河原の入り口あたり?から金峰山小屋が見えます。
山頂や五丈石からは見えたのかな? 雲で良くわかりませんでした。








往路で見落とした鉄山入り口。 でも入れないみたいです。









そして午後2時半ごろ無事登山口大弛峠に到着。


 今回は久しぶりに山を歩いたこと、少し風邪気味?、花粉症?、であまり良い感じに歩けなかったことが残念でした。
 が、いずれ今度は瑞牆山荘の方から登れると良いな、と思っています。 また大弛峠から国師ヶ岳、北奥千丈岳もいいな、とも思いますし。。。
 今回は山頂、五丈石からの眺望を見られませんでしたからね。


峠を下る道沿いのカラマツとオオシラビソがきれいでした。


帰りには「ほったらかし温泉」に寄ってみました。
道中にこの眺め!


下山したら富士山も顔を出しました。w


温泉敷地内からは建物などが入ってしまうのですが、
湯船からの景色は最高でした~!


秋一番は奥秩父盟主から ~金峰山#1~

2017-09-28 23:28:46 | 山登り in 山梨県エリア

2017年9月25日(月)
朝日岳より望む金峰山

 この夏金峰山に登りたいと考えていました。 昨年1月瑞牆山に登り、その際「近いうちに金峰山にも登りたい!」と思っていたのですがなかなか機会を得ず。 できれば瑞牆山の時と同じように瑞牆山荘の方から登ってみたかったのですが、今夏の雨続きで行けず、日が短くなった今そのルートでは足に自信がなく。。。「では、最後の手段を使うか?」と最短ルートで登れる大弛峠を目指す!


5:57 勝沼ICを下り甲府盆地から望む金峰山方面

 大弛峠からのルートは何よりもまず峠の駐車場がネック。 平日でもこの駐車場を確保するのは難しいのだろうなぁ、と思っていましたがなるべく早い時間を目指して行ってみました。 勝沼ICを下りてから望む金峰山。 遠いなぁ。 大丈夫だろうか。


 峠までの道にも不安はありましたが、なんと大弛峠まですべて舗装道路。 途中道は細くなりますが、思った以上に整備され走りやすい道路でした。 が、気を付けていないと所々大きな穴が開いていたりもします。 小動物も横切りました。


そして標高が上がるとこの絶景!
実は家を出るときには雨も降っていたのです。 が現地ではこの晴天!
天気予報の晴天時間がちょっと早まったみたい。。。w


7:44

 支度をしてから写真を撮ったので、峠に到着したのは7時ごろです。 途中写真を撮ったりしていましたので、まっすぐくれば勝沼ICから1時間弱で来るでしょうか。 奥にあるのはトイレです。 この時間で路上駐車はなし。 駐車場は8割ほどの入り。
 混み合ってくると駐車場以外にも道路に縦列駐車が並ぶようです。 駐車してはいけない場所には斜線が引いてあり、駐車の注意書き看板もあるので、ルールを守れば縦列駐車することが可能なようです。 ただ、山梨側の道路は駐車するには細い感じがしましたが。。。峠の先長野方面は砂利道になりますが、こちらの方にも駐車の列が伸びるようです。


大弛峠からは金峰山へ2時間半、北奥千丈岳・国師ヶ岳へは1時間、というアクセスの良さ!
この日調子がよければ両方行ってみようか、という気持ちもあったのですが、結果は撃沈。w
まぁ、空も真っ白になっちゃったんで。


大弛小屋さん入口が国師ヶ岳への登山口です。
大弛峠 2,365m は「車で越えられる峠としては日本一標高の高い峠」なのです。


長野県側の林道。 ここから未舗装です。
そして既になんとも紅葉が美しい。


さて、金峰山へのトレイル、行ってみます!


登り始めるとすぐに「新ルート」
作られたばかりのようでフカフカのトレイルを行きます。


縞枯れ現象のように木々が枯れている場所が遠くからも見られました。


見通しの良い枯れ木の間からは遠くの山々が見られます!


オオシラビソも多く、紅葉の木々との色合いが良いです。


少し登ったな~、というところでドンドン下ってしまいます。
あらら。。。と思っているうちに朝日峠。

大弛峠から登ると金峰山山頂までの高低差はたったの 235m です。
が、朝日岳、鉄山、金峰山、とアップダウンはあるので、蓄積標高上りは 647m となりました。
まぁ、それでも楽に登らせてもらえますよね。

朝日峠まで下ったので、朝日岳に向けて登ります。


林床は苔がきれいです。





富士山も見えました!
「この雲ではすぐに隠れてしまうだろうなぁ。」と思いつつ、
けれど天気予報では11頃まで「快晴」マークだったので「待っててねぇ~!」と登る。


登りも急登ではありません。
そして少し登るとすぐに水平移動のようになります。


そうしているうちに開けた場所に出ました。
私はここが朝日岳山頂だと思っていましたが、山頂はこの先でした。
まだ登りが続いていますからね。w


けれどここからの見晴らしは最高!
南アルプス方面。


少し場所を変えると甲斐駒ケ岳も見えました。
前衛に鳳凰三山、奥に仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳。


富士山もまだ見えました。





歩いてきた方向には北奥千丈岳、国師ヶ岳、なのか?


長野県側を見ると瑞牆山のような岩の塔が立ち並んでいます。
平に見える辺りが廻り目平?

この見晴らしの良い所を越え少し先に行くと、また斜面が切れ落ちたような場所にでました。
その辺りが朝日岳山頂らしく、山頂名板もあったようですが見落としました。w


行く手には鉄山~金峰山が一望!
この先すごい激下り、激登り、のように見えますが、目の錯覚です。w


この時は北岳が雲で隠れていますが、顔を出すまで待って撮ったのがトップの写真。
紅葉も全盛期一歩手前、くらいでしょうか! いやぁ~、良い眺めでした!!


その後どれだけ下るのだろう、と心配しましたがそれ程でもなく、
水平移動後ゆるゆると登り。。。


低木が続くようになり。。。


背の低いオオシラビソにはめったに実らないマツボックリが。


10:23
そして私を追い抜いて行った若者たちの「開けた~!」「いい眺め~!」という声が聞こえます。
この日あまり調子が上がらなかった私でさえ、「もうすぐ着くの?」と思う距離感、時間でした。 つづく。


時を超えて茅ヶ岳~金ヶ岳 #2

2017-05-02 14:58:26 | 山登り in 山梨県エリア

2017年4月29日(土・祝)
茅ヶ岳山頂より南アルプスを望む

 茅ヶ岳山頂に到着し、一通り撮影してから水分&おやつ補給で休憩。 その後レンズを変えて再び撮影。 ここからなら高い山が間近に見られると思い楽しみにしていましたが、9時半に山頂着ですでに雲が出始めています。

 それでもここから見える風景の中には、あの白く神々しい山々の麓にわに塚の桜や、山高神代桜の実相寺や、水車の公園や訪ねた田んぼがあるのだと思うと、なんだか感慨深い気持ちでいっぱいになります。


手前にこれから向かう金ヶ岳南峰と北峰。 その奥に八ヶ岳。


瑞牆山と金峰山。


鳳凰三山。 観音ヶ岳の背後に北岳。


アサヨ峰~甲斐駒ケ岳。


富士山。 向かって右裾のほうに竜ヶ岳が見えるはず。 向こうから見えたのだから。


八ヶ岳。


赤岳~横岳。 間の平らな所が地蔵尾根から上がってきた辺りなんでしょうねぇ。
頂上山荘はよくわかりませんが、平らな所の左のほう、盛り上がった辺りが展望荘みたい。


金峰山、山頂付近。


瑞牆山。
もっとすっきりした画像を撮りにまた登りたい気持ちです。


充分休んだので金ヶ岳に向かいます。
大きく下って、登り返し。
大変そうだなぁ、と思うもののまだ時間は早いし、ゆっくり行きます。


どんどん、どんどん、下がるのです。
そして向かう南峰の鋭いこと。(^^;)


石門に来ました!


登り始め、一息ついて振り返ると富士山と茅ヶ岳。


通過しそうになりましたが、ここが南峰でした!
ここで観音峠方面への分岐がありますが、「急峻なので気を付けて」という案内がありました。

北峰への登りはどうだろう。。。


という間に着きました! 良かった~!
茅ヶ岳よりちょっとだけこちらのほうが高いのです。w
茅ヶ岳 1,704m 金ヶ岳 1,764m


こちらに来たらさぞ八ヶ岳がよく見えるだろう、と思ったのですが、
木々で見通しが悪く、良く見えませんでした。 


なのでもう一度南アルプス。


茅ヶ岳山頂からより北岳がよく見えます。
地蔵のオベリスクが鋭い!

ここでお昼ご飯を食べましたが、だんだんと雲が多く、灰色の雲も見えてきたので、
帰りは千本桜に寄るのをやめよう、と決めました。


まずは茅ヶ岳に戻ります。
わかりにくいですが、写真左のモサモサしているところが金ヶ岳南峰、右のピークが茅ヶ岳、その上に富士山が見えます。


足元にはツチハンミョウ。 穴に入ったきり。 何してたんだろう? 産卵?


茅ヶ岳山頂に戻り少し休憩してから千本桜方面へ下山。
そして途中で「千本桜」「韮崎」(駐車場?表記がどちらだったか忘れました。)分岐を韮崎方面へ。


長い尾根道は急な所もありましたが、ほぼスキーゲレンデの様に幅広で歩きやすいトレイルでした。





標高が下がってくると鮮やかなミツバツツジが見られるようになりました。


木々の新芽やアブラチャン(?)、クロモジなどの黄色っぽい花々とともに、
良い色合いでした。








ここまで来ると尾根歩きはおしまい。
この先いったん林道の舗装道路に出て進み、再び朝歩いた森の中を抜けて駐車場に向かいます。


すそ野が広く、駐車場まで平坦な森の中を歩くところなど、
やっぱり八ヶ岳に似ています。








一面の、というわけではありませんでしたが、
たくさんのお花も楽しめ、周りの素晴らしい山々も見ることができ、満足な一日でした。


帰りのコンビニから。
あの登り返し、結構がんばったでしょ?w

周りの高い山々にも登りたい気持ちですが、
茅ヶ岳から「いいなぁ~。」と思いながら眺め、闘志を燃やすのも良いものです。w



時を超えて茅ヶ岳~金ヶ岳 #1

2017-05-01 10:23:30 | 山登り in 山梨県エリア

2017年4月29日(土・祝)
茅ヶ岳山頂より望む金ヶ岳と八ヶ岳

 茅ヶ岳を知ったのは今から7年前。(になるんだなぁ~) 「茅ヶ岳」という名前より先に「にせ八」という名前で知りました。 当時わに塚の桜を峰の白い八ヶ岳とともに納めたかった私は何度かこの場所に通いましたが、桜が咲いている時期にその写真を撮ることはできませんでした。 そんな八ヶ岳が見えない時でも「にせ八」はたいてい見ることができ「にせ八じゃしょうがないなぁ。。。」などと思っていましたが、それでも山が写っていないよりはずっと良い雰囲気を出してくれました。

 その頃はまさかこれらの山々に登るとは考えもしませんでしたが、昨年八ヶ岳に登り、今回とうとう茅ヶ岳に登ってきました。 登山口までのアプローチも登山自体もぐっと難易度の高い八ヶ岳に比べ、茅ヶ岳は楽に行けるだろう、と思っていましたがとんでもない。 なかなか登りごたえのある山でした。


 GW初日となるこの日、高速道路渋滞、登山口の駐車場確保、午後の天気が心配だったので早めの出発。 道路はすいすい流れ、駐車場(深田記念公園P)も10台くらいの先行で停められました。 写真は境川PAからの眺め。 がぜんやる気出ますっ!


午前7時出発! お天気も素晴らしい! 長袖Tシャツに薄いベストのみで歩き始めます。


トレイルには可愛らしいお花がたくさん。 そしてなんといっても新緑が美しい!











往路は女岩のほうを目指して進みます。


すると木の枝にこんな物が。 網目状で植物のようでもあり、繭のようでもあり。。。
すばらしく精巧に美しい網目。 途中足元に落ちているものも見かけました。
帰ってきて調べると「クスサン」という蛾の繭のようです。 「スカシダワラ(透かし俵)」なんて呼ばれるそうです。
けれどクスサンが大繁殖して困った、ということもあったのですね。


このような繭も落ちていました。 途中大きなすごい模様の蛾も見かけましたが、その画像はいいでしょう。w


これはクロモジの花でしょうか。 あちこち咲いていてとても可愛かったです。


まだ桜も残っていました。 体力と時間があれば千本桜のほうにも回ってみたいですが。。。











しばらく谷の底を登ってくるような感じだったので薄暗かったのですが、
なんだか登りが急になり、明るいところに出そうです。





この先に女岩があるのでしょうか。 立ち入り禁止です。
通ってよいルートも急な岩場なので要注意です。





だいぶ明るくなりました。 ここを登りきると山頂への尾根に出ます。
が、こう見えてなかなかの急登。 つづら折りのトレイルを登ってゆきます。


尾根に出てしばらく行くと「深田久弥先生終焉之地」
手を合わせて進みます。 奥に見えるのは金峰山。


最後の踏ん張りどころ。





で、ようやく山頂に出ました!(9:30a.m.)
それまで見えなかった南アルプス方面がパーッと開けます!!


そして進行方向正面にはこの景色!!


振り返れば薄いながらも富士山が見えていました!!

山頂でゆっくり休み、撮影をしてから金ヶ岳に向かいます。



酉の次は辰? 竜ヶ岳登山と周辺観光 #3

2017-01-12 13:55:00 | 山登り in 山梨県エリア

2017年1月6日(金)
西湖にて夕暮れ




 竜ヶ岳を下山し、再び朝撮影をした中ノ倉展望台の駐車場へ来ました。 R300(本栖みち)を身延町方向に走ると個畔沿いに向かう道との分岐に来ます。 トンネル方向がR300(本栖みち)です。 朝はこの個畔沿いの道にたくさんの車が駐車していたのでここが道だとは分からないくらいでした。 展望台と駐車場へは湖畔道路に入って少し行った左側です。(駐車場は右にもあります。) 上の写真が道路左側にある駐車場です。 奥に「浩庵」さんという民宿、お食事どころがあります。 この写真より少し手前の右側には公共のトイレもあります。 この辺どこもトイレは「50円以上の使用料のお願い」があります。


 そのトイレの向かって右辺りから「中ノ倉峠」にむかうトレイルがあります。 ここを登ってゆきます!


よく整備された道ですが、途中急な坂もありますよ。


登って行くと樹間越しに左から竜ヶ岳、下がった所が端足峠、また上がって雨ヶ岳、そして右端とんがっているのが毛無山?
竜ヶ岳~雨ヶ岳の登り返し、大変そうですよね?


ここまで来たら左の「中ノ倉峠」の方へ行きます。
ここを右の方に行くとパノラマ台にも行けるのかぁ。 おもしろそう。


さて来ました。 この展望台!
見晴らしの良い展望台の作りです!


この展望台に来た理由は、ここからの眺めがかつて写真家、岡田紅陽が逆さ富士を撮った名所だからです。
そしてその作品が後の旧5,000円札、現在の1,000円札の図柄となっているのです。
生涯にわたり富士山を追い続けた岡田紅陽が富士山のことを「富士子」と恋人のように呼んでいた、との話がありますが、
それは小田代原の貴婦人を「彼女」と呼んでいた写真家の有田洋を思い起こさせます。


さぁ、これが 1,000円札に近付けて撮った画像。 どうでしょうか?w
肝心の逆さ富士、が無いですからね。┐( ̄へ ̄)┌


遠景で。
写真下中央に車が並んでいる道路が見えますが、その辺が展望台手前で、その辺から登ってきました。
撮影していると男性が一人登ってきました。
その方は夕暮れまであと一時間半そこにいる、とおっしゃいましたが。。。
私は下山しました。


良い眺めでした。


下まで来て見上げた展望台。 上の木のない辺りです。
車に入っておやつを食べ、暖かいものを飲んでいると、


随分夕暮れの良い色になってきました。
このままここで夕暮れの富士山を撮るか?、とも思いましたが、
夕焼けが美しいのはこの方向の空ではないので、
このあと確認したい登山口など見にここを離れました。


その途中、西湖を通ると富士山がやはり良い色で。。。
車を停め何枚か撮っていると、湖面がやや止まった。


結局そこで三脚まで立て、撮影してしまいました。
周囲には他に二人のソロの写真家さんと、外国人カップル2組。
外国人大喜び。w 良かった、良かった。


 久しぶりに訪れた富士山周辺でしたが、やはり行くとあれも見たい、これも見たい。 わかってくるとまた行ってみたい、となるものです。 狭いと言っても北関東から南関東まで天候は様々。 その日良い条件の場所に行く、という選択ができる場合「知っている」ことは有利です。 
 と同時に、ひとつの場所、被写体を愛して何度も通う大切さはあるよなぁ、という思いも常に心にはあるわけです。 今年一年またどんな写真が撮れるだろうか、撮るのだろうか、なんて考えています。