2018年5月12日(土)
杓子山山頂から( 1,597.6m) 左の方に見えるのは山中湖
ようやく高座山まで来ました。
雲が張り出し、空は白っぽくなってしまいましたが、南アルプス方面の山々はまだよく見えています。
白く見えるのが、前聖岳、赤石岳、悪沢岳でしょうか。
ここから杓子山へは、先ほどまでとはガラリと変わり木々の中を歩きます。
新緑が美しい尾根道ですが、このような岩場もありました。
杓子山に登るコースはいくつかあり、分岐もありますが道標がしっかりあります。
大権首峠(おおざすとうげ)に来ると、
ハングライダー離陸台がありました。 ちょうど今まさに飛び立とうと風を待っています。
飛び出した映像はこちら。
杓子山 大権首峠 ハングライダー離陸
この後、杓子山への登りはギュンと厳しくなってきます。
高座山登りの疲労がこの辺で応えてくる。w
けれど山頂に向けトウゴクミツバツツジがあちこちに見られるようになりました。
ミズナラの若葉も可愛らしく、そんなものに目を向けながら休み休み登ってゆくと、
とうとう山頂に着きました~!(13:14) いやぁ~、疲れた。(*_*;
こんなことで私は今季標高差 1,000m 以上の山を登れるのでしょうか。。。
13:00を過ぎていましたが、壮大な眺めにまず撮影。
富士山の裾野、広大な敷地は富士北演習場。 あそこが野焼き後は一面真っ黒になるのですからすごいですね。
左に山中湖。 眼下の街は忍野村内野地区あたり。
西の方に目を移せば、農鳥岳、間ノ岳、北岳も見えてきました。
中央に見える湖は西湖になるのかな?
北の方は甲武信岳方面。 左端一番手前は三ツ峠山かな。 真ん中辺に黒岳(小金沢山)
南側、山中湖の西側の方の山ですが、手前の枯れ木の上あたりに見えるピークが石割山。
3月に歩いてきたあたりです。
山頂はこんな感じ。 そう言えば、この日はお天気も良かったし、お花も咲き始めているし、
さぞや混むのかと思っていましたが、ほとんど人に会うことはありませんでした。
広々としたテーブルでお昼ご飯を頂きました。
誰もいなくなったので記念撮影。
食後は鹿留山(ししどめやま)に向かいます。
鹿留山は左のなだらかなほうで、右のとんがっているのは子の神(ねのかみ)なのだそうです。
子の神は下山時に内山へ向かう分岐点です。
杓子山山頂付近から鹿留山あたりまで、
終盤ではありましたが、トウゴクミツバツツジがとてもきれいでした。
ここが子の神(ねのかみ)、内山にむかう分岐点ですが、「二十曲峠」としか書いてありません。
途中で二十曲峠と内山の町への分岐がありますので、下山時はこの方向でOKです。
二十曲峠を越えてゆくと、石割山まで縦走できるのですね。
この辺で 15:00 になっており、忍野に戻るのに二時間と考えると鹿留山へ行くのはどうしようか?、と思ったのですが、
往復30分として行ってみる!
鹿留山へのトレイルはミツバツツジの花盛りで、本当にきれいでした。
山頂には山の神のようなミズナラ。 いや~、来て良かった。
下山は急いで、という気持ちもありましたが、何しろこんな所が続きます。
慎重に行かねば。
しばらく急坂や岩の下降を繰り返すと、あとは林道です。
ズミの向こうに杓子山。 まだまだ町に出るまでは油断しないように。
ここから山で見たお花を少し。
山のトレイルが林道になり、植林地なども見えてきて、少し歩くとポンッと大きな舗装道路に出ました。
ビックリ仰天するような舗装道路です。 何やら公園整備がされるとか、どこかで読みました。
時折大型のダンプなども走ってきました。
そこを過ぎるとこんな感じの昔ながらの通りになりました。
町に出るとホッとしましたが、忍野八海までの歩きは長いな~、と思っている所へ、
豆乳ソフト~! 本当に美味しかった~!!
ここでソフトにありつけたのが 17:45 くらい。 お店が18:30 に閉まるというので、
急いで車に戻り、18:20頃にはお土産のお豆腐を買うことができました!(*^_^*)
八海とうふさん、お豆腐を買うと発泡スチロールの箱に入れ、氷もいれてくれますよ~。
急登の連続に、17キロを超える歩行距離で思った以上に手ごわいお山でしたが、
色々収穫もあり、楽しい山行となりました。 何より一日中大きな富士山の大展望の中、気持ちよく歩けたのが一番でした。
もう少し多めに花の写真を入れたフォトチャンネル、宜しければご覧ください。
高座山~杓子山 (2018/05)