
2018年6月17日(日)
硫黄岳山頂より横岳、赤岳を望む

硫黄岳まで登ってきました。 この爆裂火口はやっぱりすごい!
遠くに見える佐久の街は厚い雲に覆われているようだ。

火口壁の土質の違い。 岩のような層の上に立っている人の小ささ。
自分の足元がガラガラと崩れるのではないかという不安感。

反対側の火口壁、はるか眼下には夏沢峠。
あそこまで下り、天狗岳に登ってみたかったなぁ。

写真左上が硫黄岳山頂。
雲が多くてわかりにくいですが、中央奥辺りに槍ヶ岳。

赤岳方面には南アルプス。

中岳の背後に鳳凰三山。 阿弥陀岳右方に甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。

硫黄岳山荘へ下ります。

左方には秩父多摩甲斐の山々。

振り返って硫黄岳。 これ、結構急斜面なんですけどね。w

イワウメ

コイワカガミ

シナノキンバイ?

そして! コマクサの保護地区あたりからウルップソウが見えてきました!
しかし、ロープの向こうに電気柵まで張ってある厳重体制。
これはシカ避け? 人避け?

まだまだこれからが最盛期でしょうが、でも見られて良かった!
コマクサも小さなピンクのツボミが出ていました。 もうすぐ開花かな。

硫黄岳山荘到着。(13:30)
荷物を置かせてもらい、昼食を食べ横岳に向かいます。

チシマアマナがたくさん! 風に吹かれて可憐だ~。

オヤマノエンドウとイワウメのコラボ。 うれしい!


チョウノスケソウもあちこちにたくさん咲いている! 良かった~!

電気柵の無い割と近い所に上まで咲いているウルップソウが!

ほんと、来て良かったわぁ~!


花びらが8枚あるチョウノスケソウ。 16枚のものもあるらしい。
こんなに愛らしいのにチョウノスケって、どうして?
と、思ったら、初めて採集された方が「須川長之助」さんなのだそうだ。

キバナシャクナゲはほぼ終盤でしたが、所々にまだツボミも。

横岳奥ノ院に向かって歩いていると、富士山が見えてきた!
桜平からの登頂も楽しめたコースでしたね!
初めから最後まで登りでしたが
夏沢鉱泉~オーレン小屋~赤岩の頭とゆっくり休憩出来ましたね。
思いがけない貴重な花にも出逢う事が出来
ウルップソウが咲いていたのにも感激しました!
硫黄岳の爆裂火口は何度見ても圧巻!でしたね。
またご迷惑おかけしてしまい、すみませんでした。
それでも今回はウルップソウを見たり、
桜平の様子を見て、硫黄岳山荘に泊まるという願いが叶い、
私的には満足のゆく山行となりました。
もちろん天狗岳まで行きたかったですし、白駒池も残念でした。
トレッキングさんには一日無駄にさせてしまい申し訳なかったです。
これに懲りず、またよろしくお願いします。