out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #5

2017-06-29 15:28:22 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月19日(月)
硫黄岳山頂付近から横岳、赤岳方面を振り返る



横岳を下り硫黄岳山荘まで来ました。
外のベンチに座らせていただき休憩です。
同席の方も皆さん口々に「良い天気ですね~。素晴らしい眺めですね。」と。


硫黄岳山荘はきれいなおトイレで有名。w
お借りしましたが、本当にきれいです。
売店にいたお姉さんに「ウルップソウはまだ咲いていませんよね?」と伺いましたら、
ウルップソウのことだけでなく、色々情報を教えてくれました。
ウルップソウ、一か所だけ開花を確認しているところがあるとのことでしたが、
ほとんどがこれからです。 また行って見てみたいなぁ~。


そして大きなケルンの立つ登山道を硫黄岳山頂に向かって登ってゆきます。


ヌル~ッとした斜面に見えますが、結構急で登りにくいです。


来ました! この斜面、赤岳などから見るとなだらかで丸い斜面ですが、
写真右奥は全く違うのです!


こんな感じ!


火口跡とありますから、ここら辺が爆発した中心部なのでしょうか。
奥の佐久や小諸の方の街も良く見えるようになってきました。


写真中央当たりの水色の屋根は夏沢峠の山荘です。
こちらのほうに泊まって天狗岳なども行ってみたいものです。


こちらも随分クリアになりました。
金峰山と手前の瑞牆山が良くわかります。
平地の白いのはビニールハウスかな?


もう少し左を見ると、奥の方左に先日登った秩父の両神山が! 向こうからも八ヶ岳を見たんだ!
右の方に見える薄い三角は武甲山かな。 こちらもブログアップはまだですが、先日登りました。


ここで赤岳、横岳を間近に望めるのも最後です。


硫黄岳山頂でお昼ご飯を食べました。
輸送のヘリコプターが軽々と荷物を運び飛び去ってゆきました。


楽しく充実した2日間をありがとうございました!


そろそろ下山しましょう。


美濃戸まではまだまだ長旅ですから。


急坂を下り切ると、


赤岩の頭。 地質がまた違っています。
燕岳などに見られる白砂浜のような地面です。
ここからオーレン小屋の方へも行ける分岐点です。


ふと空を見ると彩雲!


あとは森の中の下り道です。


森の中にはなんとオサバグサも見られました!
小屋の植物紹介などを見ると、八ヶ岳周辺にもオサバグサは咲くのですね!


赤岳鉱泉まで下ってきました。 ベンチを借りて休憩。
白い雪の残りはアイスキャンディー跡でしょう。


あとは北沢沿いに何度も橋を越えて歩いてゆきます。


いっぱいのイチゴの花とキバナノコマノツメ。


北沢の川床は赤いのです。


3時間以上かかると思っていましたが、2時間半ほどで美濃戸へ到着!
最後の林道歩きはこたえましたが、尾瀬の経験(一ノ瀬~大清水)に比べれば、
大したことはありませんでした。w


私の車を置かせていただいた J&N に戻りました。
車は無料で置かせてくれて、帰りのお風呂も無料です!
その分美味しいケーキとコーヒーを堪能しました!!


マロちゃんも触り放題です。w  また来るね。


麓の田んぼから登ってきた山を振り返る。
目的のお花も、それ以上のお花も見られ本当に良かった。 景色もこんなに楽しめるとは本当に幸運でした。
少し体調が不安なこともありましたが、とりあえず良く寝れば何とかなるという気もしてきました。
2日間一緒に過ごしてくれた yukoさん、トレッキングさんがいて、何より楽しかったです!!
ありがとうございました!


こちらの方の山々もいずれ挑戦できたら。。。という希望をもって。



八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #4

2017-06-28 00:12:25 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月19日(月)
陽を受けて花開くツクモグサ



昨年見た群生地で茶色くなってしまったツクモグサを見てちょっとがっかりだったのですが、
その後横岳山頂(奥之院)へ向かうために岩場のアップダウンを繰り返しているとトレッキングさんが
「色のいいのがあったよ~!」と。


が、このように切れ落ちた斜面に咲いていたりします。(^^;


群生地より先、横岳方面は未踏ですから歩くだけでも楽しいのですが、
つぎつぎと新鮮なお花が見え始め、楽しみも倍増!


ただ残念なことに日陰のせいか花が開いていません。
でもこのモフモフのお花を見られただけでもラッキーです。


ここも日陰ですが若干花が開いています!
ツクモグサは陽が当たっても温度の具合で開かない場合もあるそうです。
この日はお天気は良くても朝方は結構冷えました。 が。。。


歩き続け9時ごろ、ようやく日向で花を開いたかわいいツクモグサに出会うことができました!
いやぁ~、感動です!!
未踏のルートにも随分とツクモグサが咲いていることがわかり、これも収穫でした!!


少し時間が前後しますが。
横岳は名前の通り横に長い岩の峰です。 幾度となく両手両足を使って岩場をアップダウンして進みます。
登ってホッとして眺める景色は最高です。


こちら南八ヶ岳の方向は前日から雲が多くなかなか全容が見晴らせませんでしたが、
雲が晴れると蓼科山の足元には八子ヶ峰、左奥の(写真中央)茶色いなだらかなのが車山~霧ケ峰、その右奥に美ヶ原と、
「そうだ、そうだ!」と改めて見入ってしまいました。


photo by トレッキングさん
そんな美しい景色の中でヤマポーズッ!


再び登ります!


本当に岩々です。


photo by トレッキングさん
私も真剣に登りましたよ。


登れば緩やかな所でお花を撮って。 そんな繰り返し。


何度も撮ってしまう、


絶景です。


南八ヶ岳方面アップです。 本当に同じ景色ばかりですみません。(^^;
写真右手前、山頂付近が斜めに茶色くなっているところが八子ヶ峰ですが、写真を拡大するとヒュッテ・アルビレオ(らしき)が見えます。
麓に一筋白く見えるのはスズラン峠に向かう道路なんだろうか?
yukoさんと雪の八子ヶ峰に登って行ったことも懐かしいなぁ。
その左奥、茶色のなだらかなのが車山。 山頂には気象レーダーも見えます。
車山周辺も三人でスノーシューで歩きましたねぇ。 今年の一月だ。 グリーンシーズンにも行きたいなぁ。
その右奥、平らなのが美ヶ原。 王ヶ頭のアンテナも見える。
こちらは行けなかったんだよ~! 行きたい~!!w


諏訪湖の向こうは乗鞍岳。 端正な姿ですね。


ようやく三又峰に来ました。 9:23。 随分かかってるな。(^^;


けどここでも景色を堪能して。
だって浅間山方面、草津の方まで随分良く見えるようになった。
黒斑山の先、浅間山外輪山の内側まで見えるようだ。
水ノ塔山~東篭ノ塔山の間にある赤ゾレも見える!


そして小さなものにも目が行ってしまいます。
黄色のとても小さなお花がウラシマツツジ。








チョウノスケソウ。
あちこち葉っぱがいっぱいあったので、たくさん咲くのかなぁ。
見てみたいなぁ。





そして横岳山頂到着! 10:00。
3時間くらいかかりました。 ゆっくりしちゃったなぁ~。
けど、このお花、この景色、では仕方ない。 楽しまない方がもったいない!


横岳山頂から見る硫黄岳方面。


山頂でもゆっくり休み、最後の急斜面を降ります。





すっかり山容が変わり、ヘルメットを脱いで硫黄岳へ。


硫黄岳のこちら側の斜面もすごいけど、あちら側はもっとすごいらしい。


硫黄岳山荘が見えてきました。



八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #3

2017-06-25 13:58:25 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月19日(月) 4:44a.m.
赤岳展望荘より早朝の富士山。 中央左に茅ヶ岳。 右手前は赤岳の斜面。



起きれました~!\(^o^)/
前夜6時過ぎに寝て、結局起きることなく4時まで寝てしまいました。
朝起きると頭の片隅が痛いような気もしましたが、「朝景撮るぞ~!」と起き上がる元気はある。 良かった~。


予報通り風はあるものの、強風と言うほどではない。
ダウンにレインウェア上着は着ましたが、それでずっと風の中に立っていると寒さを感じる程度。


雲があり日の出の朝日は拝めず、また大きな朝焼けもありませんでしたが、
富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの山々が見られれば上等でしょう。

      
ご飯は夜も朝も 5:15~6:30 です。 朝ご飯は小盛にしておきましたが完食。
右は食堂。 ここでコーヒー、お茶など飲み放題です。 ポットにお湯もいただけます。
お昼ご飯の営業もしています。


ゆっくりと荷物整理をして、もう一度コーヒーを飲んで7時ごろ出発です。


photo by yukoさん
岩場を登る横岳に備えてヘルメット着用。


雲はだんだんと晴れてきています。
眼下に望む左の方の建物が前日休憩した行者小屋。 右奥にはこの日下山してゆく赤岳鉱泉も見えます。


まずは横岳、というかその手前のツクモグサ群生地へ向けて出発です!


一番高く見える大岩峰の向こう側辺りが第一ポイントです。
その向こうに硫黄岳、蓼科山、北アルプスまで望む中、気持ち良いスタート!


photo by トレッキングさん
5分程度で地蔵尾根への分岐。


昨年地蔵尾根から登ってきたときには奥に見える大岩峰が圧倒的で、
展望荘に寄ってみようなんて気力もわかなかった。


地蔵尾根を上り詰めて初めて見えた山梨県側のこの景色は本当に印象的だった。
けど、いまだにわからない地面に見える白いモザイク模様。
右奥高いのが金峰山あたり。


横岳と言えばこのようなハシゴと岩登り。


振り返ると富士山、赤岳、北岳の三役揃い踏み。


急で険しい岩場に


お花たちが


たくさん咲き始めています。


注意してドンドン登る!


photo by yukoさん
あそこを越せば。。。


来ました! まずは花盛りのオヤマノエンドウ。 そして。。。


昨年はこの斜面いっぱいにツクモグサが群生していたのですが。。。そして今年もいるにはいるのですが、何か違う。。。


花が開いていないだけでなく、すでに茶色っぽくなっていた。
始めはもう花が終わりなのだろう、と思ったのですが、どうだろう?
もしかしたら今年の春の寒さの戻りで霜や寒さにやられて変色しちゃったのかも。
実際のことはわかりませんが、いたしかたありません。
とりあえず今年もここにたくさんあったことは喜ばしいことです。


その代わりといっては何ですが、ちょっと目についた花。 レンゲイワヤナギ、というらしい。
硫黄岳山荘のお姉さんが教えてくれました。


そしてオヤマノエンドウの咲き具合はこの通り! 


photo by yukoさん
ツクモグサはちょっと残念でした~、のポーズ。w

 けど、ホテイランやツクモグサには少し遅いだろうと思って登ってきたこの時期、オヤマノエンドウのほかにもキバナシャクナゲもあちこちでたくさん見られ、昨年見られなかったお花もたくさん見られた。 お花だから何もかもいっぺんに、はあり得ない。 こんなことも楽しみのひとつ。
 さぁ、この後はまた何か見られるかな? などと思っていたこの辺で、すでに私は体調が悪かったことなどすっかり忘れていました。


八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #2

2017-06-24 00:29:16 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月18日(日)
赤岳山頂より横岳、硫黄岳を望む

 赤岳山頂まで登りました。 山頂の標高は 2,899m。 唐松岳(2,696m)を越えて自分史上最高峰です。 なので。。。もちろんここまでの道のり、また具合が悪くなるのではないか、と心配はしていました。 が、さすがに自分の足で上がってきたせいか体調の悪化はなく、お花を見たり、みんなで話しながら登ってきたせいかそれ程疲れも感じていませんでした。 これはとても喜ばしいことです。


山頂では記念撮影をして、お花などを撮ってウロウロしていました。


「そろそろお昼ご飯を食べるのに座ろう」と


ちょっと広い場所を確保して落ち着くと yukoさんが「あーっ!!」と。


「富士山だーっ!!」と言う方向を見ると曇り空なのにくっきりと富士山が。
写真だと小さくなりますが、肉眼だとドンッと大きく見えたんですよね~。


雲はどんどん流れ、サァ~ッと山々が見えたと思ったらまた隠れたり。
(奥左から鳳凰三山、その奥に北岳、手前に甲斐駒ヶ岳、その奥に仙丈ケ岳)


けれどだんだんと山が良く見えるようになってきました。


富士山も山頂までその姿を現しました。


素晴らしい景色なので、


また記念撮影。


photo by トレッキングさん


ゆっくりしましたがまだ12時半ごろ。 それでもそろそろ展望荘に向けて下山しましょう。
写真は赤岳頂上山荘。





昨年、地蔵尾根を登り切った稜線から見る赤岳山頂はとても高かったのですが、
やはり上から見下ろすトレイルも急下降です。


こんな具合に鎖を伝って後ろ向きに降りるほど。


下りが緩やかになってくるとお花が目につきます。








展望荘の前にはまだ残雪。
2時前でしたがチェックインをさせてくれました。
こんな山の上で滞在できる。 疲れた身体を引きずって下山する必要ないんだ!
明日はゆっくり稜線を歩いて、たくさんお花が見られる!、そう思うと本当にうれしくなりました。

部屋に荷物を置いて、飲み放題用のカップをいただき、少しゆっくりしました。


部屋の窓から。。。
ちょっと休んだら地蔵尾根の方までお花を見に歩いてみようかと思っていたのですが。。。
翌日は天気が良さそうだし、なんだか疲れてきてしまいました。


少し小屋の周りの様子を撮っていると、


女性用お風呂の時間になったので、もうお風呂に入ることにしました。


赤岳展望荘名物のごえもん風呂です。
お風呂は一つしかないので男女時間制になっています。
石鹸は使えませんがシャワーはあり、汗を流して温かいお湯に浸かれるのはありがたいですね。

      
個室をとりました。 片側二段のベッド、3人部屋でした。

 ご飯は5時15分から。 ブッフェ形式で食べ放題。 写真上のほうにあるカップを各自与えられ、滞在中お茶、コーヒー、お湯が飲み放題です。
 ところが私、お風呂の後からやけに寒く、少し頭痛と吐き気が。。。これはまた高山病的な。。。? やっとのことでお皿に盛った夕飯を食べ終え、6時過ぎにたまらず布団に入るとそのまま起き上がることができなくなりました。 アラームは4時にセットしました。 10時間寝て回復しなければ確実に体調が良くない、ということです。 わたし、起きれるのか!?


八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #1

2017-06-23 10:09:31 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月18日(日)
赤岳山頂より南アルプス、北岳、仙丈ケ岳を望む

 昨年5月末、八ヶ岳に咲くホテイランとツクモグサを見たくて、思い切って八ヶ岳の横岳に出かけてきました。 一番の目的であった花撮影は達成したものの、時間や体力を考えると横岳山頂に到達するには無理があると判断し、昨年は頂に立つことなく登山口に戻りました。 私にとってその経験は一歩も二歩も前進で、悔しいことも何もなかったのですが、せっかく苦労して山頂に続く稜線に立ったのだからもっと花の撮影時間をとりたい、もっと長い時間稜線散歩を楽しみたいということで、次回八ヶ岳に登る機会があれば是非山小屋に泊まってみたいなぁ、と思っていました。
 本年5月末が近づくにつれ「今年も行こうか?」という気持ちがわいてきましたが、どうも今年は雪が多く花が遅いようでタイミングがつかめない。 そんな中今年のホテイラン、ツクモグサの写真も見え始め、「少し遅すぎたかも?」とは思いましたが、 yukoさん、トレッキングさんも一緒に行ってくれるということで、赤岳展望荘泊の計画で行ってきました。 ホテイラン、ツクモグサが終盤でもほかのお花が咲いているだろう、一泊すればムリなく赤岳、横岳、硫黄岳の三峰を回ることができるだろう、と楽しみは倍増どころか3倍増です!
 天気によっては主峰赤岳に登らずツクモグサ撮影優先にしたい、という私の我儘も聞き入れてくれた二人でしたが、予報では一日目が曇りだったので素直に18日(日)は美濃戸~赤岳~赤岳展望荘、19日(月)に赤岳展望荘~横岳~硫黄岳~美濃戸、のルートで行くことになりました。


 まず17日(土)。 18日(日)は早朝から駐車場が混むでしょうから美濃戸口の「オーベルジュJ&N」に前泊。

      
清潔、おしゃれな施設、おいしいお料理と。。。

      
スイーツ、マロちゃんがいると聞けば利用してみたい。w


で、5時に駐車場入り。 やまのこ村は宿泊の方も多かったのか9割がた満車。
赤岳山荘Pは7割ほどの入り。 早く行って良かった~。
そしてゆっくり支度をして5時半出発。 まずは南沢から行者小屋を目指します。


photo by トレッキングさん
20分も歩けばホテイランの保護地区。 もう咲いていないかと思いましたが、いました~。(*^^)v








良かった~!! 満足して次に向かいます。














始めは緩やかな登りですが、徐々に斜度が出てきます。





お花を見ながら、苔の森を楽しみながら、歩いてゆきます。
空は曇り空だったので、ひんやりした空気が心地よい。


2時間半くらい歩きこの河原のような所に来れば八ヶ岳の峰々が眼前にそびえ、行者小屋もすぐです。


photo by トレッキングさん
ベンチに座っておやつを食べて、ゆっくり休憩します。
天気は回復傾向ですが、空には厚い雲がかかり、ツクモグサは開いているかわからない。
予報では翌日月曜日に陽が射すようなので、予定通り文三郎尾根を登り、赤岳を目指します。


9時前ですが、キャンプの人たちは片づけを始め下山する人も。


初めての文三郎尾根。 階段が多いらしいけど大丈夫だろうか。


ズンズン登ります。 昨年登った地蔵尾根より整備されており登りやすい。


結構登っても行者小屋が近くに見える。(^^;
どんどん階段を上っているつもりでもなかなか稜線に出ず、フ~ッと遠くの空を見ると。


雲の向こうに穂高と槍の先がのぞいていた。


photo by yukoさん
低いステップでハードルの様になっているわけでもなく、とても登りやすい。
名物のマムート階段を探しますが、なかなか出てこない。








中岳、阿弥陀岳方面に向かう稜線を歩く人。


稜線の分岐直下でマムート階段出現!


photo by トレッキングさん
階段鉄の柱のマンモスマークね。(^^;


で、分岐まで登り上げました!
曇りの雲の感じも良い雰囲気! 阿弥陀岳に続く稜線のトレイルもカッコ良い!


私たちは赤岳山頂を目指します。


ここからは岩登り。


交互通行できない場所もあり、登り下りの登山者が譲り合い渋滞ができる場面も。
そんな中、だんだんと雲が晴れてきてなんだかすごい景色が出てきた!
ワクワクした気持ちを抑え、慎重に登ってゆくと。。。


八ヶ岳最高峰、赤岳(2,899m)山頂到着!!\(^o^)/
こだわっていた山頂ではありませんでしたが、やっぱり立てばうれしい!!
辺りは雲に包まれ白くなってきましたが、この後どうなるでしょうか。。。



酉年計画ファイナル ~鶏頂山・釈迦ヶ岳~ #2

2017-06-16 22:03:12 | 山登り in 栃木県エリア

2017年6月10日(土)
鶏頂山山頂直下より御嶽山、釈迦ヶ岳、中岳を望む

 鶏頂山で酉年計画も達成し展望も楽しんだ後は高原山主峰釈迦ヶ岳に向かいます。 これまで高原山には何度もお邪魔しました。 アカヤシオやシロヤシオのお花見で学校平のほうから大間々、剣ヶ峰、大入道を回るコースは行ったことがあり、釈迦ヶ岳への分岐も確認していますが、まだそちらへ向かったことはありませんでした。 今回このコースで釈迦ヶ岳に向かうことができるのも大きな楽しみのひとつでした! しかし、二ついっぺんに踏破ということは、登り返しがあるわけです。 大丈夫でしょうか。


鶏頂山を登り終え振り返ります。
いやぁ~、良かった、良かった。(*^^)v


まずは御嶽山への登り。 それほど高くはなさそうですが、登りは登り。w


御嶽山頂上付近。 復路はここまで登れば鶏頂山を巻くことができるので、それだけが救い。w


いったん下ってまた釈迦ヶ岳への登りが始まります。


岩場の登りもあり急登ですが、シロヤシオがきれいです。


こんなコラボも。


photo by やまとそばさん
急な登りは20分程度だったでしょうか。 無心に登っていると。


大間々への分岐。
この道標、20年前にやまとそばさんが担ぎ上げたものだそうです。
木製だから重かった~、とのこと。 いや~、すごいですね~。
「ここまで来たらもう5分だよ~。」と言うことで。。。


来ました~! 高原山主峰釈迦ヶ岳~!!\(^o^)/ (11:18)
この山頂標識もやまとそばさんが運ばれたそうです!


やまとそばさんはこれで通算52回目の釈迦ヶ岳ということ。
周りを見渡すとすでに雲が広がり展望はなくなってしまったのですが、
「この辺が日光連山。 あの辺が那須連山。」とエア山座同定をしてくれました。w


このお釈迦さまも拝見したかったですよ~!


鶏頂山山頂には神社の建物が見えます。
周りは既に真っ白になりました。
が、風もなく、寒くなることもなかったので、山頂に座ってお昼ご飯を食べました。
ゆっくり休んだので下山します。


登りが急なら下りも急です。(^^;


photo by やまとそばさん
が、下りもお花など見ながら。


御嶽山山頂付近からトレイルを右にそれ鶏頂山を巻いてゆきます。
だんだんと周りの白さが近づいてきました。





弁天池手前でお花を撮っているとポツポツと落ちてくるものが。


軽く降っていた雨も時折本降りになるほどだったのですが、
すでに緩やかな下り斜面に来ていたので傘をかぶって下山します。


ところが駐車場手前でこの青空!


photo by やまとそばさん
わたしもゴールしました!(13:20)

 後半天気の崩れがあったものの、無事酉年計画達成、プラス高原山主峰にも登ることができ満足な一日となりました。 鶏頂山にやまとそばさんと登れたことも大変良い思い出となりました。 またの機会、よろしくお願いします。

 さて、早い時間の下山になる予定だったので、この後私は三依の青いケシでも見に行こうか、と計画していました。 が、残念ながらこの後またすぐに雨が降り始め植物園散策には向かない空模様。 ならばとこちらも以前より行きたかった「芹沢湧水庵」さんに向かいました。 その話は機会があればまた。w


帰路はいっそ西那須野塩原へ抜けようかとも思ったのですが、会津西街道を鬼怒川まで戻り温泉~♪
「鬼怒川公園岩風呂」に浸かってきました~! いいお湯でした~!!


お風呂上り、空が良い色だったので高原山が見える鬼怒川公園駅近くの架橋へプラプラ。
近くで見ると結構な登り返し。 よく頑張りました~!(*^▽^*)
こちらのほうのお山にもまた来てみよう。


酉年計画ファイナル ~鶏頂山・釈迦ヶ岳~ #1

2017-06-14 23:55:41 | 山登り in 栃木県エリア

2017年6月10日(土)
鶏頂山~御嶽山鞍部から鶏頂山頂上を見上げる。遠くに鬼怒川の町。

 年初より酉年に因み栃木百名山に挙げられる「鶏」と名前に着く山四座登頂を目指してまいりました。 すでに下記三座を踏破し残る一座は高原山の鶏頂山。 思い起こせば霧降のキスゲ平より良く眺めていた鶏頂山です。 あんなにとんがった山に登るのはムリムリと思っていましたが、実はものすごく登ってみたかった。
 せっかく登るなら栃木百名山の鶏頂山ページ筆者やまとそばさんと登りたい、とは以前から思っていたこと。 ようやく日程も合い天候も良さそうだったこの日、いよいよ決行となりました。

 待ち合わせは7時、龍王峡駐車場。 その後日塩道路を旧鶏頂山スキー場に進みその駐車場に車を停めて登山の予定です。 以下はこれまでの鶏山行です。w

 1月 3日 日光市 鶏鳴山 
 2月18日 塩谷町 鶏岳
 3月23日 茂木町 鶏足山


旧鶏頂山スキー場駐車場に入る入り口にはこんなに立派な鳥居があります。
これは相当立派な施設があるのかと思ってしまいますが、この後道路は傷んで凹凸が激しく、運転には注意が必要です。


旧鶏頂山スキー場駐車場です。 建物は鶏頂山山荘でしょうか。 登山の際大きな駐車場があると安心です。
が、残念ながらトイレはありませんし、駐車場も傷んでゆくのかと心配になります。


鶏頂山登山道の説明版です。 ご覧の通り登拝コースなのです。
古のころより信仰の対象とされてきたお山だということがうかがえます。
現在でも登山道にはいろいろな石碑や祠があり、登山道も整備されとても良いコースです。

ここから始めは旧スキー場斜面を登ります。(7:55) スキー場と言っても緩やかな登りで助かります。w


しばらく歩くと枯木沼湿原があります。(8:13)


鳥居の足元には苔むした小さな狛犬。
狛犬の周りにはワラビ? 袋をもって歩いている方たちもいました。


水の中にはサンショウウオ? イモリ?の卵。 オタマジャクシもいっぱいいます。


ズミなども見られ趣のある湿原ですが、木道が。。。


湿原を通り抜け、スキー場トップも越えて弁天池を目指してゆきます。 弁天沼までは緩やかな登りで森歩きと言う感じです。
午前中晴れ予報だったのに出だしは曇り。 けどだんだん陽が射してきました。


弁天池到着です!(9:00)


この先に平家の隠れ家跡地があるというのですから驚きです。


左釈迦ヶ岳とありますが、私たちは直進です。 帰りはこの左側のトレイルから帰ってくる予定です。


「ここから先が急ですよ。」の言葉通りいきなり急です。


時にこんな階段も。


なんとなく縁に出た感じ。(9:27)
ここが鶏頂山と釈迦ヶ岳方面への分岐、稜線でした。


開けた展望から見ると、左から御嶽山、釈迦ヶ岳、中岳です。
鶏頂山を登り終えたらこれを釈迦ヶ岳まで行きますよ。


この辺まで登ってくるとベニサラサドウダンがあちこちに満開!


シロヤシオまでも咲き誇っています。
分岐から先も結構登るなぁ、とお花を見ながら頑張りました!


そしてとうとう鶏頂山山頂と~ちゃ~くっ!(9:47)


photo by やまとそばさん
はいっ! 鶏山四座完登!!\(^o^)/


お天気も上々となったので遠景を眺めましょう。 まずは北東、那須方面。
奥中央、ドームのように丸いのが茶臼岳、その左にとんがっているのが朝日岳。
手前が前黒山。


東には御嶽山、釈迦ヶ岳。
下って登って下って登る。。。。(^^;


南東には中央に宇都宮アルプス。 左端に羽黒山。


「連山は雲がかかったなぁ。 見晴らしの良い場所がないかなぁ。」と探し回ってくれるやまとそばさん。


かろうじて女峰山は見えますが、男体山は雲の中。 女峰の右に太郎山、奥白根。
女峰山の足元には大笹牧場と六方沢橋も見える。
向こうからここを見ていたんだ。


西北方面には尾瀬や南会津の山々。 左端は至仏山かな。


そして会津駒ケ岳、三岩岳、窓明山あたり。

充分休憩したので釈迦ヶ岳に向かいます。