散文的で抒情的な、わたくしの意見

大河ドラマ、歴史小説、戦国時代のお話が中心です。

朝ドラ「スカーレット」・喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)は離婚しても良いのでは。

2020年01月09日 | スカーレット
生まれて初めて朝ドラを録画して「ちゃんと見て」います。

喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)が離婚しても良いのでは、、私は本当は平和主義で、予定調和も大好きなので「離婚してほしくないな」と思っています。

でも喜美子のモデルさんは離婚しているようです。松永三津(黒島結菜)という浮気相手適格者も登場しましたし、またなかなか魅力的な「当時の現代娘」なので、「離婚」かも知れません。

ただしちょっと疑問も残るのです。

あまりに「八郎さんを人格者として描き過ぎて」いるからです。道徳とか修身の教科書に出てきそうな人格です。だから「八郎苦手」という人もいるのです。逆にどっぷりとその魅力にはまって「#八郎沼」という方もおられるようです。私は男性ですので、八郎や松下洸平さんに好感を持ちますが、「沼」にはまりはしません。

さて、加えて、喜美子との関係もかなり「理想的」に描かれています。

こんな描き方をしておいて、「夫婦すれ違い」という伏線もさほど強くない状態で、黒島さんと浮気して離婚というのは「急展開過ぎる」「ついていけない」気がします。

なにより新人といえる松下洸平さんの好感度が低下するので「喜美子かわそう」というより「役者・松下洸平かわいそう」と思います。

当然「女優・黒島結菜」の好感度も低下する。出て損、な役になってしまいます。黒島さんはかわいいし、演技力もあるので(笑う演技凄く下手ですが)、そんな事態はかわいそうです。

これを解決するには「八郎さんに死んでもらって死別が一番いい」ような気がします。でも息子の病気の問題もあって、喜美子、不幸過ぎる事態にはなります。

まあ、今までの感じをみる限り、離婚するにしても「浮気して離婚」とはならないでしょう。「八郎さんの芸術家としての大成のためには、私ではなく、三津さんと一緒にいるのがいい。三津さんの芸術的フォローが必要だ」ということで喜美子が身を引き、「八郎の為に離婚する」となるのでしょう。

とはいうものの、

喜美子・戸田恵梨香は「生まれてからずっと父親と家族の為に生きて、結婚してからは八郎さんのために生きて」いるのです。

そろそろ「男、父親や夫のために生きなくてもいい人生」を用意してあげてもいいのではとも考えます。

「離婚してもいいのでは」というのは、それで「喜美子は本当の自由を獲得するから」です。

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・キャスト予想

2020年01月09日 | 鎌倉殿の13人
2022年の大河ドラマ・三谷幸喜さんの「鎌倉殿の13人」のキャスト予想です。キャスト予想をすると「歴史的事実を勉強できる」「若い俳優さんについて知ることができる」ので私は好きなのです。あんまり「この人に演じて欲しい」とかいう「ファン意識」は入っていません。

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・キャスト予想・その3(三谷幸喜が好きな俳優を考慮しなければ)はここにあります。


最新の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・キャスト予想・その2はここにあります。

・真田丸の出演者が出るだろう。
・小栗旬が主演だから「信長協奏曲の出演者が出るだろう」という前提があります。
・描く時代は三谷さんによれば「頼朝の挙兵またはそれ以前から、承久の乱あたりまで」とのことです。

まず「鎌倉殿の13人」とは「誰のことか」。源頼朝死後、頼家の実権を取り上げて合議制にしたときの「13人のメンバー」です。

大江広元 公文所別当 → 政所別当
三善康信 問注所執事
中原親能 公文所寄人 → 政所公事奉行人。鎮西奉行
二階堂行政 政所家令 → 政所執事
梶原景時 侍所所司 → 侍所別当。播磨・美作守護 正治元年(1199年)失脚(梶原景時の変)
足立遠元 公文所寄人
安達盛長 三河守護 正治2年(1200年)病死
八田知家 常陸守護
比企能員 信濃・上野守護 建仁3年(1203年)謀殺(比企能員の変)
北条時政 伊豆・駿河・遠江守護 元久2年(1205年)追放(牧氏事件)
北条義時 寝所警護衆(家子)
三浦義澄 相模守護 正治2年(1200年)病死
和田義盛 侍所別当 建暦3年(1213年)滅亡(和田合戦)

一番若い北条義時でも36歳ぐらいですから、あとは結構な年齢のおっさん、じいさんです。

大江広元・源頼朝のブレーンのうち最も有名で、初期鎌倉幕府の仕組みを作った「知謀の人」。もとは京都の役人。「13人」の中でも最も重要な人物の1人・草刈正雄

三善康信・大江と同じ元京都の役人・頼朝のブレーン・遠藤憲一

梶原景時・イメージとしては「有能な嫌われ者」、予想俳優は吉田鋼太郎

北条時政・主人公北条義時の親父、重要な役です・中井貴一

比企能員・最有力御家人ですが「悲運」です。・高嶋政伸

和田義盛・イメージとしては武闘派・主人公北条義時と幕府の運営を巡って「最終決戦」を行う。・西島秀俊

安達盛長・源頼朝の側近です。予想俳優は華丸大吉の華丸さん。

「おじさんばっかり」です。次に予想を書く時は、もう少し「全体に若くする」必要がありそうです。13人の合議制が始まった1199年の時の年齢に合わせる必要はないからです。その他の13人のメンバーについては、私の中でまだイメージ化できないので、今後予想します。メンバーになりそうなのは、大泉洋、寺島進。

北条義時・主人公です。小栗旬(決定済)

北条義時の初恋の人・嫡男北条泰時の実母・山本美月

北条義時の最初の妻・黒島結菜

北条義時の二番目の妻・夏帆

源頼朝・高橋一生

北条政子・主人公北条義時の姉、頼朝死亡後「尼将軍」、柴咲コウ・または綾瀬はるか・または戸田恵梨香・または宮崎あおい・または満島ひかり

三浦義村・三浦義澄の子・最有力御家人・主人公北条義時のライバル・向井理

北条泰時・義時の嫡男・執権政治の基礎を築いた・中川大志

北条時房(1175-1240)北条義時の超有能な弟・初代六波羅探題長官・初代鎌倉幕府連署・志尊淳

源義経・林遣都

源範頼・頼朝の弟、義経の兄・永山絢斗

後白河上皇・似ても焼いても食えない「日本一の大天狗」・阿部寛

北条時政の後妻、いろいろ暗躍します・予想俳優 吉田羊

後鳥羽上皇・承久の乱を起こします。・ディーン・フジオカまたは伊勢谷友介

源頼家・二代目将軍、暴れん坊将軍、神木隆之介

源実朝・三代目将軍・竹内涼真

木曽義仲・阿南健治

平知盛・清盛四男・滅びゆく平家の中で圧倒的にカッコいい男「見るべきほどのことは見た」と自害・ガクト(友情出演)

平清盛・北村一輝

大河「草燃える」へのリスペクトとして
一回だけ出てくる謎の老人・石坂浩二(特別出演)
一回だけ出てくる謎の女性・岩下志麻(特別出演)
一回だけ出てきて義時を救う謎の武士・松平健(特別出演)

女性が少ないので、静御前・桜庭ななみ、、、常盤御前・壇れい、、、亀の前・壇蜜、、、大姫・永野芽衣、、、平時子(清盛妻)・吉瀬美智子、、、北条政子の騒がしい妹(阿波局?)・広瀬アリス。


今のところ以上です。「麒麟がくる」は、リメイク的大河ドラマで「国盗り物語をかなり改変したリメイク」です。「鎌倉殿の13人」、これも大きく改変されるでしょうが、ベースは大河「草燃える」でしょう。全編「ほぼ普通の現代語なので、人物の細かい心情も自由に表現でき、しかも分かりやすい」という画期的な大河ドラマでした。

参考・最後に三谷ファミリーと言われる役者さんについてウィキペディアから引用して載せておきます。実際はこの方々が演じる可能性が高いと思われます。

三谷作品に登場する俳優たち、および彼らによる製作チームは俗に三谷組と称され、劇団時代からの盟友であった西村雅彦を筆頭に、気に入った役者・信頼できる役者・自身が影響された役者を何度も起用する傾向が顕著である(西村の他、相島一之、梶原善、小林隆、阿南健治、甲本雅裕、伊藤俊人、宮地雅子らを起用し、野仲イサオや近藤芳正など団員ではない者も常連起用されている。佐藤B作やあめくみちこ、佐渡稔などの劇団東京ヴォードヴィルショー団員、白井晃らも常連出演者である)。松本幸四郎や役所など、自身が過去に感銘を受けた作品に出演していたために出演を依頼する場合もある。なお、西田敏行、佐藤浩市、香取慎吾、伊東四朗、藤村俊二、松金よね子、梅野泰靖、井上順、清水ミチコ、市村正親、唐沢寿明、鈴木京香、内野聖陽などは、すでに一定のキャリアを持ちながら作品に繰り返し起用され、新しい魅力を引き出された。三谷作品で好演したことが転機となり脚光を浴びた俳優も多い(戸田恵子、田中直樹、小日向文世、堺雅人、山本耕史、今井朋彦、篠井英介、浅野和之、小野武彦、山寺宏一、堀内敬子、吉田羊、八木亜希子、中原丈雄、長野里美、峯村リエなど)