5月28日(月)
今日はオフ。先週はレッスンやタクトのロック・リハーサルでビッシリで疲れが頂点に達していた。
疲れてはいたが、去年から復帰したクラシック・ギター・レッスンを受けに師匠杉原俊範先生(新堀ギター渋谷センター代表)の教室へ。
師匠の穏やかな顔見るとホッとする。
現在の元気になった僕のウクレレやギター・プレイを知っている方は信じられないかもしれないが、
実は一昨年病気して以来、左手の力(握力)が極度に低下してしまっている。
仕方がないので、アコギやエレキのギターの弦は病気前よりかなり細いゲージを使っている。
クラシックギターの弦はそういう訳にいかないので、今の課題曲に出てくるある特殊奏法のパートが指の力がうまく入らず弾けなくなってしまっていた。
病気でレッスン中断する前(一昨年から2年越しの曲である)は弾けていたのでくやしい思いをしていた。
師匠はその気持ちを理解し、リハビリに付き合っていただいている。
昨日は
「あれ!?」
そこが弾けてきた。
「その続きを一気にいきましょう!」と言っていただいた。
少しずつだが左手の指の力が戻ってきているようで嬉しかった。
クラシック・ギターのレッスンは他の事を忘れてそれだけに没頭出来る大切な時間。
確か入門したのが1984年だったと思う。
当時、「食えなくても自分の音楽をやりたい」との気持ちで3年続けた五輪真弓バンドを脱退した年だった。
当然、あっという間に仕事が激減した。
理想と現実の落差。厳しい現実の前に目的を喪失した時期だった。
それでも「ギターを一から見直す。今までやった事のないクラシック・ギターを習う。」のは今しかないと思っていた。
渋谷の宮益坂に「新堀ギター」の看板があり、以前から興味があった。
何度もそこを通り、見ている何気ない町のギター教室の看板・・・。
恥ずかしかったが、その年のある日決心して飛び込みで教室を訪れ、師匠と出会う事になる。
そこに自分の求めているもの、救ってくれるものがあった。
27~8年の長い年数の中で途中レッスンを中断する事もあったが、ずっと続けてこれたのは師匠の素晴らしい人間性と演奏力に惚れているからに他ならない。
音楽仲間から「え?何でギター習ってるの!!??」と言われる。(笑)
とんでもない。
練習不足をいつも恥じるが、今後も辞めるつもりはない。

【愛器 Kolya Pahuyzen 1985 クラシック・ギター made in Tronto】
今日はオフ。先週はレッスンやタクトのロック・リハーサルでビッシリで疲れが頂点に達していた。
疲れてはいたが、去年から復帰したクラシック・ギター・レッスンを受けに師匠杉原俊範先生(新堀ギター渋谷センター代表)の教室へ。
師匠の穏やかな顔見るとホッとする。
現在の元気になった僕のウクレレやギター・プレイを知っている方は信じられないかもしれないが、
実は一昨年病気して以来、左手の力(握力)が極度に低下してしまっている。
仕方がないので、アコギやエレキのギターの弦は病気前よりかなり細いゲージを使っている。
クラシックギターの弦はそういう訳にいかないので、今の課題曲に出てくるある特殊奏法のパートが指の力がうまく入らず弾けなくなってしまっていた。
病気でレッスン中断する前(一昨年から2年越しの曲である)は弾けていたのでくやしい思いをしていた。
師匠はその気持ちを理解し、リハビリに付き合っていただいている。
昨日は
「あれ!?」
そこが弾けてきた。
「その続きを一気にいきましょう!」と言っていただいた。
少しずつだが左手の指の力が戻ってきているようで嬉しかった。
クラシック・ギターのレッスンは他の事を忘れてそれだけに没頭出来る大切な時間。
確か入門したのが1984年だったと思う。
当時、「食えなくても自分の音楽をやりたい」との気持ちで3年続けた五輪真弓バンドを脱退した年だった。
当然、あっという間に仕事が激減した。
理想と現実の落差。厳しい現実の前に目的を喪失した時期だった。
それでも「ギターを一から見直す。今までやった事のないクラシック・ギターを習う。」のは今しかないと思っていた。
渋谷の宮益坂に「新堀ギター」の看板があり、以前から興味があった。
何度もそこを通り、見ている何気ない町のギター教室の看板・・・。
恥ずかしかったが、その年のある日決心して飛び込みで教室を訪れ、師匠と出会う事になる。
そこに自分の求めているもの、救ってくれるものがあった。
27~8年の長い年数の中で途中レッスンを中断する事もあったが、ずっと続けてこれたのは師匠の素晴らしい人間性と演奏力に惚れているからに他ならない。
音楽仲間から「え?何でギター習ってるの!!??」と言われる。(笑)
とんでもない。
練習不足をいつも恥じるが、今後も辞めるつもりはない。

【愛器 Kolya Pahuyzen 1985 クラシック・ギター made in Tronto】