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6月20日(火) 横浜赤レンガ第一倉庫ホールで開催した鴻池薫ギターワールド2017守破離
から丁度3週間経過しました。時が経つのは本当に早いです。
今改めて、所感を述べさせていただきます。
初めて目にする方も多かったであろう、メインタイトル3文字「守破離」は、
昨年8月還暦となり、節目のリサイタルを行おうと決心し、同年11月に企画しました。
ハワイアン、ロック、フュージョンではない、ずっと封印していた自分の世界・・・、
それはワールドミュージックの世界。こうしてイメージが広がっていったのです。
本公演を音楽のオリンピックにしようと。
主に1990年代にコラボレーションをしたワールドミュージック系のアーテイストに出演のお声がけをして、私の望んだ方々すべて出演快諾していただきました。
第一部ゲストに、ハワイアン歌手アネラさん、ほぼ20年ぶりの共演となるアイヌ民族
関東ウタリ会の皆さん、モンゴルの歌手ウヨンタナさん、
第二部ゲストに、2007年以来10年ぶりの共演となる、3人の演奏家:
尺八奏者三塚幸彦さん、パーカッション奏者クリストファー・ハーディさん、
和太鼓奏者林英哲さん、
以上の超豪華なゲストの方々をお呼びして公演を行えた事は、奇跡に近かったです。
赤レンガの日程、私の熱い思い、ゲストの方々の暖かい思いが一つの糸で結ばれたと思います。
私はこの演奏会にすべてをかけ、最後のリサイタルにしようと決意し臨みました。
大袈裟ではなく、いつもにも増して、ギターやウクレレを真剣の日本刀であるかのごとく
扱いました。
本公演の評価は、お越しになられたお客様が感じた事が全てです。
その事を多くの方に伝えていただければ幸甚です。
私自身は主催者&演奏家として達成感は大きく、
「本当に開催して良かった!」と思っております。
このリサイタルは、2017年6月20日であったからこそ実現出来たと思っています。
後にも先にも、この日しかなかった。
ゲストで出演していただいた方々、今回携わったスタッフさん、
すべての方々を誇りに思います。
そしてお客様、平日のお忙しい中にお越しになられ、深く感謝いたします。
私は一人の演奏家に立ち戻り、技術の向上に努め、守破離を繰り返し、
最終点である「術のない術」にどれだけ近づけるかを目標にしていく所存でございます。
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