東日本大震災から10年、最近のメディアは当時映さなかった激しい津波の映像を示すこともしばしば。つらい思いがよみがえります。
長い歴史を振り返ると、自然災害も感染症も人類を苦しめ、そしてそこから立ち上がってきたように思います。私たちも、過去に学び、今日、いかに対処するかを考え、行動していかなければならないのでしょう。
この大学のことをみてみると、学生、教職員をはじめ、近隣の住民の方々のために、いざという時には役立てる素地があります。
たとえば、大学の位置は海岸から約20kmあり、標高は約60mです。最寄りの河川との標高差も約25mあります。津波や洪水の危険がありません。それから、地盤が強いことも特徴です。約7m下は、礫層(れきそう)が地中深く続いており、非常に強固な地盤で、液状化の心配もないということです。キャンパス内には多くの講義棟、実験棟、体育館などの建物がありますが、その耐震化率は97.3%で、現在100%をめざして努力しています。
つまり、近隣の方々で自宅避難ではあぶないという場合には、キャンパス内もほぼ平坦なここ神奈川工科大学が一つのよりどころとなることを願っています。
しかし、地理的な条件、物理的な面だけでは安心材料とはなりません。災害に備えた準備がどのようにされているかが重要です。そのようなことにも触れてみたいと思います。
ブログ管理者
地域連携災害ケア研究センター幹事
長い歴史を振り返ると、自然災害も感染症も人類を苦しめ、そしてそこから立ち上がってきたように思います。私たちも、過去に学び、今日、いかに対処するかを考え、行動していかなければならないのでしょう。
この大学のことをみてみると、学生、教職員をはじめ、近隣の住民の方々のために、いざという時には役立てる素地があります。
たとえば、大学の位置は海岸から約20kmあり、標高は約60mです。最寄りの河川との標高差も約25mあります。津波や洪水の危険がありません。それから、地盤が強いことも特徴です。約7m下は、礫層(れきそう)が地中深く続いており、非常に強固な地盤で、液状化の心配もないということです。キャンパス内には多くの講義棟、実験棟、体育館などの建物がありますが、その耐震化率は97.3%で、現在100%をめざして努力しています。
つまり、近隣の方々で自宅避難ではあぶないという場合には、キャンパス内もほぼ平坦なここ神奈川工科大学が一つのよりどころとなることを願っています。
しかし、地理的な条件、物理的な面だけでは安心材料とはなりません。災害に備えた準備がどのようにされているかが重要です。そのようなことにも触れてみたいと思います。
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