掛川レインボー

2018年7月発足したボウリングリーグ戦の戦績や注目点、更には各メンバーの課題や情報交換をするブログ

ボール選びとボール持ち方

2019-04-11 | 目指せ技術向上

20190411

 何度も申し上げますが、沢山あるボウリングの解説動画の中で私には一番シックリいった説明で、私の個人的な好みとして見てください。ご自分の個性に合った投げ方で良いと思います。

 先日の「中級記録会」で優勝されたのはTさんという女性でした。AVE168でHC25でした。失礼ながら私よりも5~10歳先輩とお見受けしました。年齢の事もあるでしょうが、スピードボールを投げるようには見えません。彼女の投球を見て、力ではなくコントロールだとつくづく思いました。同じコースにボールを何度も投げ込むのです。お見事でした。

 さてリーグ戦を一緒に戦うメンバーにもハウスボールを使う方もいます。その時のボールの選び方から妥協してしまうとボールコントロールに影響します。そのあたりを動画でご確認ください。


https://www.youtube.com/watch?v=UimwBlP8qOo
https://www.youtube.com/watch?v=oRXmVqXawJA 2'30"辺りからボールの話)
https://www.youtube.com/watch?v=4Fu9D2-HMkk 1'30"辺りからボール説明)

<動画要約>ボールの重さは、一般女性で8~11ポンド、一般男性で11~14ポンド位を目安にする。12・13ポンドどちらも持てるなという方は重たい方を選んだほうが良い。それはボールがピンに当たった時、重たい方が強くピンにヒットする為。ちゃんとした投球ができる範囲でボールを決める。 同じ重さのボールでも指穴の大小がある。指穴選びで重要なのは親指穴。ハウスボールは親指がクルッと回る程度の穴のボール使う。穴が大きく親指がユルユルではボールを掴むように持つことになる。穴の中で親指を曲げてボールを持たなくていいようにしたい。親指は根元まで入れ、第1関節腹で穴を押さえる感じ。従ってボールが下に来て、親指が下に向いたら自然にズルズルと抜けるような穴サイズのボールがいい。中指・薬指の穴大きさは親指ほど神経質にならなくていい。力を入れず(握りしめず)にブラブラ振れるボールがいい。手の平に載ったボールを親指の腹で押さえる形でボールを持つ。

 ボールを握ってしまうと離すタイミングでボールは右に行ったり左に行ったりコントロールが効かなくなる。後に上がったものがボールの重さで下に降りてきて抜けていくのでコントロールもずっと良くなるし、力を入れないで済むようになるのでとても楽になる。ボールは勝手に離れて(抜けていく)ものだという感覚になる。ボウリングはストライクのコースが分かれば同じところに投げ込んでいけば同じようなストライクが取れるゲーム(再現性)


コントロールが生命線?

2019-04-04 | 目指せ技術向上

20190403

 ボールのコントロールを良くすることが、私も含めて初心者の最初のテーマだと思います。もちろんそうではないという考え方もあるでしょう。ボールの破壊力を上げるためにスピードを付けるという人もいるでしょう。難しい事云わなくてもピンを倒す快感が好きで投げているだけという人も。コントロールを良くすることが大切だというのは私の意見であり、リーグ戦メンバーの投げ方にケチをつけるつもりは毛頭ありませんし、洗脳しようという気持ちもありません。私の意見であり、少なくとも私はそう思って練習をしているという事です。

 ネット(YoyTube等)で「ボウリング フックボール」と検索するといろいろな人の動画がたくさん出てきます。プロボウラーの投稿動画もあります。でも説明や教え方は投稿者により様々です。自分に合ったものを選択してそれを試してみたらいいのです。誰もあなたに投げ方まで強制しません。でも縁あって同じリーグ戦で投げ合っている仲間なので、投げ方で遠回りせぬように私の意見をUPしてるだけです。そのつもりでお読み頂ければと思います。

 前日もリンクしてご案内した「りっくの初心者のためのボウリング講座」もその1つ。このブログでは下のような記事がある。

3月30日付  初心者がやってはいけないこと

4月3日付  続・初心者がやってはいけないこと ~初心者と上級者の差~

 投球フォームを安定させることを優先させ、動画等からの表面的知識からあれこれと試しては別の方法を探すというような考え方を戒めている。他人は親切のつもりで思いつくまま手をどうしろとか、上体がどうとか云いたくなるものだ。しかし人によって言い方や説明は違ったり矛盾したりはよくある事だ。何か云われたら「そうですね。次に検討してみます」と云っておけば口を出さなくなるのではないでしょうか。「どうしたら良いか」と聞けば様々な事を云われることになる。

 また次のようなHPもある。

ほわいとのボウリング講座 基礎編 この記事のスウィングやフォームの記述

 このあたりから読んでみたらどうでしょうか。

 やはり ボールを思い通りの場所に投げ込めるコントロールをまず優先して取組み、その後で次はこういう要素をというように課題を一つ一つクリアしていく事をイメージしてボールを投げていく事が大切だと思います。

 必ず狙ったスパットを通してボールを投げる事ができる、つまりコントロールが付いてくると、ボールが右へ左へと(逸れて)流れていってしまう理由が自分で分かってくるようになります。球を離すタイミングが遅れた、腕を左上に引っ張ってしまった、リリース時にバランスを崩した等々。

 周囲のアドバイスや画像情報に踊らされるのは、自ら遠回りの道を選んで右往左往しているように見える、のです。これも私の余計なアドバイスかもしれません。ご自分の責任で方向を決めてボールを投げることに致しましょう。


スコア向上のためのポイント

2019-04-02 | 目指せ技術向上

20190331

 ボーリングのブログの中で参考になると思うブログがあります。「りっくの初心者のためのボウリング講座」というブログです。あまり長い文章ではなく、幅広くいろいろ書いているので一度ご覧になってみたらどうでしょうか。(「あんたのブログは長過ぎる」と云われそうですが)

 このブログにずっと前ですがボウリングのスコアとスペア率の関係について取り扱った記事があります。(その記事自体はこちら

 つまりスコア(アベレージ)が改善させていくのには何を改善していけばいいのかという視点ですよね。何をというか、どの指標を改善させることでアベレージを上げていけるかという見方です。その記事には1ゲーム中のストライク、ダブル、スペア数、スプリット数、1投目のカウント、1投目でヘッドピンを倒した回数などをある人のデータを分析した結果が掲載してありました。

 私自身の癖というか自分のパターンが解ったら、そこに何かアベレージを上げるヒントがあるかもしれないと暇を見つけて前年6月から当年3月までのスコア表を調べてみたのです。確認したのは期間中スコア表が手元に残っている150ゲーム以上の一つ一つのゲームのストライク、ダブル、スペア数、スプリット数、1投目のカウント、1投目でヘッドピンを倒した回数などを分析してみました。それにしてもこの9ヶ月ほどで、随分たくさんのゲーム数を投げてきたのだなあと感慨深くなりました。

 さてその結果、下のグラフ(見出し画像と同一)をご覧ください。

 このグラフの見方は、縦軸は”回数”、横軸はスコアです。

まず黄色の線グラフはストライク+スペアの回数(縦軸)が増えれば、ほぼ比例してスコアも伸びていきます。私のスコアで100前後のゲームでは、1ゲーム中でストライク回数とスペアを取った回数を合わせた数(縦軸)が平均で2~3回だったという事です。130の時のストライク+スペアは5回程。170を出したゲームでは平均が8回。190では9回平均となっています。

一方、スペアミスはいわゆるオープンフレームという状態で、ストライクやスペアが取れず2回投げてもピンが残ってしまった状態です。一般的にはスペアミスの回数とストライク+スペア回数を合わせると10(フレーム)になるのでストライク+スペア回数が伸びればスペアミス回数は減っていきます。

つまり、スペアミスを減らすことが高いスコアをとるための条件でもあります。

また1投目カウントやヘッドピン打つ回数のグラフをみていくと、これも投げる際に気をつけていけばスコアを上げる要素になっていくと云えるでしょう。

1投目のカウントとは、スペアとの関係でもありますが、高いスコアが出ている時はこのカウントが良くなっています。グラフでは緑の線ですがスコア100以下の時の1投目カウントは6程でした。170以上では平均が8以上になっています。このカウントではストライクの場合は10として加算しています。

さらにヘッドピンを打つ回数を見ましょう。この集計では第1投で1番ピンを倒す回数を集計したものです。1投目のカウントとも関連する回数ですがこれも低いスコアの時には1番ピンが残ってしまう確率が高く、高いスコアでは8回以上になっています。

以上から、高いスコアを出すためには1投目で1番ピンを含む数多くのピンを倒す投球が求められてきます。

このグラフ等で解ってくるのは、何よりも求められるのは「投球のコントロール」です。狙った場所に確実にボールを投げる事ができるかどうかです。

ここで大切な要素が、安定した球筋。これが実現できればスパットやドットを使って立ち位置や狙う場所を調整するだけで高得点が実現できる、ハズです。「どこに行くのかはボールに聞いてくれ」では、130以上のスコアは偶然や奇跡以外では出ないのではないでしょうか。

1にも2にも3にもボールコントロールだと思います。そのためにどこを調整していくかを考えなくてはいけません。

私もボウリング場のレッスンイベントで、フォーム癖の矯正を随分指摘されました。フォーム矯正よりフックボウルの投げ方を教えて欲しいという申し出もしましたが、それは後で良いといわれました。YouTubeにはグーッとポケットに吸い込まれ、全てのピンをなぎ倒す動画がたくさんあります。あれはもう少し先の事で今取り組むべきことに取組んだ方が、遠回りのようで実は近道なのではないかと思えるようになってきたところです。

先日のサンデーナイトレッスンでレッスンプロの指摘を3つ守ろうとして投げ込んだ後、試合形式でした4G中の2G目で218点を出す事ができたのはとても自信になりました。


目指せハンディ0

2019-03-31 | 目指せ技術向上

 昨年のボーリング教室の時からも同じことを聞いていましたが、改めてYouTubeで見ると理屈もよく判りますね。

 まずはいつも同じところにボールを投げるためのコントロールを重視する理由についてこの動画を見てみたらどうでしょう。ボールを同じところに投げる事ができるとどんなメリットがあるのかを見てみてください。フックボールの投げ方も説明していますが、今の時点ではフックボールは後にする。

まずコンスタントに120~140出せるようにするためにはボールの球筋を一定にすることを優先して考えるべきでしょう。

 動画「ボウリングの基本と上達のコツ」(クリックするとYouTubeの動画に飛びます)

 どうでしょうか。2番スパットを狙う意味が判ったでしょうか。

 また5度の角度をもってポケットに入った場合にストライクの確立が高まるのです。

 投げ方を一定にしていれば、立ち位置の移動だけで狙った場所にボールは進んでいくのです。これまでのように「どこへ行くかはボールに聞いてくれ」では高得点はなかなか出てきません。

 

 次にご紹介するのは スウィングと助走のコツです。ボールがいつも同じ場所に同じコースで投げるためにはスウィングを一定にする必要があります。そのための説明が判り易いと思います。

 動画「ボウリング 振り子スイングと4歩助走」

 以上の2本の動画を紹介しました。

 今一度、自分の投げ方と比較して見て下さい。まずはストレートボールでいつも同じところに同じボールが通るようにコントロールできると板目3枚右左で面白いように点数が加算されます。まずはアベレージを150ポイントまで伸ばす事ができたらリーグ戦のトップ争いに関われたらまた別のおもしろさが出てくると思われます。

森さんのような両手投げの場合はちょっとニュアンスが違うのかもしれません。そちらの方は詳しくないのでごめんなさい! 


ボウリングは楽しんでナンボ

2019-03-19 | 目指せ技術向上

20190317

 ボウリングを始めて間もない時のこと。ボウリング教室が終わり、初めてのリーグ戦が始まった頃の事です。時々参加したボウリング場のレッスンに参加するとコーチ役の人はもちろんですが、私を初心者だと知って一緒にレッスンに参加している人からも様々な指摘をもらいました。それも人によって指摘する内容は様々です。しかしご本人は善意で自分の思いや気付いた事を云ってくれているのです。

 困ってプロのレッスンが受けられる時間帯に都合をつけて参加しました。この時点での私にはフォームの指摘が中心でした。スライドさせる足への体重を乗せ、右足は後ろにつま先をついて上体から右足は一直線。でも前に突っ込み過ぎる(前傾の)姿勢を直すように指導されました。投げ方やフックボールについては全く触れずです。

 それは今思うと当然です。投げる際の前傾姿勢をとても強く指摘され続けました。投げようという思いが強いのか、左足のスライドがうまくないのか前に体重が行き過ぎて投げ終わってバランスが崩れることも時々ありました。これではボールのコントロールは定まりません。今になって思うのはやはりいつも同じ形で投球できることがボウリングコントロールをつける大前提だという事なのでしょう。いつも同じところに投げる事ができてこそ、狙う場所や立ち位置を決める際に、様々な法則も活用できるというのでしょう。そこがフォームとか姿勢を最初に修正する意味だったかなあと思います。まずは投球フォームらしきものを掴むことが大切でしょう。中々簡単でない所がボウリングの楽しさで面白さではないかと思います。

 ここへ来てフックボールのコツなどについても少しずつ教えてもらえるようになりましたが、まだリリース後の前に突っ込み過ぎる前傾の癖は時々出てしまいます。しかし随分ボールのコースは定まってきている感覚があります。いわゆるコントロールです。コントロールは角度をもってポケットに入るのはもちろんですが、スペアーを取りに行く時に必要性を強く感じます。それも3~4本残りではなく1本だけ残ってしまった時のスペアーを取りに行く時にコントロールが試されます。

 当初は力やスピードで、勢いよくピンを弾き飛ばすイメージで投げた事もありますが、力みが入れば入る程ボールは右へ左へ、この簡単に思い通りにならなところがまた面白い。

 まずは余りブレない投球をするための工夫というか、自分の投球から取り除くものをはっきりさせることが大切だと思います。 私の場合は力でピンを倒そうとする思いだったような気がします。