■みなしで大丈夫?【みなし陽性】の仕組みと目的《福島県・新型コロナ》
Yahoo!ニュース 2022/2/3
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a99f8f8985367fb32445a2e81af96bc434ec74e
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<みなし陽性とは?>
診断方法はすでに全国17の都府県で始まっている。
この対象になるのは感染者の同居家族等の濃厚接触者。
これまでは、同居家族などが濃厚接触者になった場合、医療機関を受診しその後PCR検査の結果で陽性か陰性か判明していた。
しかし、これからは症状があった場合、年齢や症状に応じて検査をせずに医師の判断で陽性と診断することができる。
みなし陽性者になった場合でも、その後の健康観察などは従来通りに対応される。
これまでは検査という科学的な裏付けがあって陽性者を判別していたものが、臨床症状で判断される。
<県が導入を決めた背景とは?>
この方法のメリットは保健所の検査負担の軽減、検査を受ける人へのスムーズな対応が挙げられる。
福島県医師会の佐藤武寿会長は「県内の状況をみると家庭内で誰かひとり感染すると他の家族に感染する確率は約8割に上る。外来に患者が殺到し検査結果が出るのに時間がかかっているので、みなし陽性にして早く隔離することで、早期に感染拡大を抑制できる。」とその効果を期待している。
重症化のリスクがある人はこれまで通り、検査し医師の診断も行われる。
<感染者数の発表方法は?>
すでにこの方法を導入している東京都では、2日、2万人を超える感染者が確認されましたが、このうち589人が疑似症患者、みなし陽性と診断された人。
福島県も4日からこの疑似症患者を含めた形で発表するとしている。
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みなしで大丈夫?【みなし陽性】の仕組みと目的《福島県・新型コロナ》
Yahoo!ニュース 2022/2/3
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a99f8f8985367fb32445a2e81af96bc434ec74e