職場で保存管理しているゲンカイイワレンゲ(絶滅危惧ⅠB類)
九州北部2ヶ所と壱岐島にのみ自生する絶滅寸前の種です。
遺伝的多様性の観点から、実生繁殖を行っています。
今年5月
(2024.8.20の日記も見てね)
9月21日
この酷暑も無事に乗り越えて機嫌よく生長していたのですが・・
10月26日
大雨を境に急に外葉が変色し始めて
次々と溶けていきました (;´Д`);
いや~あの時は焦った焦った・・
でも写真を見比べてみるとよく分かるのですが
中央の葉がキュっとまるまってきてる。
仔も発生。
そう、冬越し準備のスイッチが入ったのですね ^-^;
外葉はどうやら自ら枯らしていくのだね。
11月3日
とんがっていた葉も少なくなって、キュッと丸まってる。
外葉は次々と溶けていく。
多肉質の葉が一夜にしてブヨブヨになって
数時後にはもうポテチみたいになるのだから ^-^;
本日の状態
先の尖った葉はもう無くなりました。
さすがにゲンカイイワレンゲは初めて作っているので
その生態を理解できていないですが
まあ、育苗は上手くいきました。
来年は花が咲く株があるかもしれませんね。
来園者にも観賞していただけるように
一部は入園口付近の広場に植栽する予定です ^-^。