大分県宇佐市
石造アーチ橋は全国に約2000基が現存しているとされますが
そのうちの1800基が九州に。
大分県に500基があります。
実に全国の4分の1が集中しているってわけか・・
宇佐市院内には75基が残っており
設置密度が高い、日本一の石橋のまちなのであります。
江戸時代後期から昭和初期までに架けられたようです。
富士見橋(大正14年)
なぜ院内に石造アーチが多いかというと
いくつもの深い谷に集落が点在するという地形上の理由と
川が急流で木造では流されてしまうという背景があると
道の駅でいただいたパンフに書かれてありました ^-^;
荒瀬橋の上から
宮の瀬橋
小さい石橋もたくさんありますが
やはり谷が深いですね~
よくかけたもんだ ( ゚Д゚);
分寺橋
15くらいは周れたけど、自転車積んでくればよかったよ。
そういえば、前回訪ねたときは道の駅で自転車をレンタルしました。
まあ、今回の目的は石橋巡りではないからなあ。
険しい渓谷にはシダ植物をはじめ
さまざまな植物が岩壁に着いています。
もちろん石橋にも ^-^。
サボテン ( ゚Д゚);
一番感動したのがヒメウラジロです。
地元山口県内にもありますが
自生地と個体数は極僅か。
全国的にも個体数の少ない絶滅危惧種です。
絶滅が危惧されるまでに追い込まれたのは
やはり園芸的採取になります。
美しいシダですから・・
でも、そっと見守りましょう~。
なお、一見丈夫そうに見えますが根が損傷すると
枯死し易いシダとしても知られています。
乾燥すると葉をまるめて耐えることができます。
なお、この地域にはブログに書けない
とてつもなく希少なものも。
人と自然がともに生きるとはまさに
里山でなくては生き残れない植物たちもたくさんいます。