長門市の西圓寺は金子みすゞさんの故郷、仙崎にあります。
400年以上の伝統を守る古刹です。
観光名所のひとつとして紹介されていると思いますが
本来の目的は参拝である必要があります。
神社を参拝することはしばしばありますが
お寺を参拝することはあまりないので
参拝方法を学んでからお参りさせていただきました。
学生時代は高校から近かった三室戸寺(京都)に通って
ハスを観賞させてもらっていましたけどね。
懐かしい~。
県指定有形文化財の山門
寛政年間(1790年代)のものと考えられているそうです。
この度、観覧した県指定天然記念物の「西圓寺青蓮」(廬山白)も
多くの方の信仰の対象であることを留意しなければなりません。
観覧するにあたり事前に許可をいただきました。
西圓寺青蓮は市のホームページによると
堺玉蓮寺澄円上人が入唐の際、盧山から種子を持ち帰り
和尚様が譲り受けて播いたものとされています。(1822年)
花弁数は100枚以上の八重咲きで
一日中開いていて、午後から閉じるようなことはありません。
蕾の段階は青く、開くと純白の大変優美なハスです。
またとても香りが強く、辺りが爽やかな芳香に包まれるほど。
神秘的な花で、夢をみているようでした。
なお、天然記念物指定名は「アオバス」となっていますが
これは誤りで、正しくは「ショウレン」です。
今年も各地のハスを見せていただきましたが
やはりどこも生育がよくないです。
草丈が低く、花数がうんと少ないですね (;´Д`);
じつは私の職場のハスもよくないです。。
原因はまったく不明ですけどね。