うっTと植物たち。

希少なサビ色の藻類

梅雨が明けてから

連日35℃前後と危険な暑さが続いておりますが

本日はさらにワンランク上の暑さでした (;´Д`);

植物の写真撮りに華山を登ったのですが

もはや活動できる暑さではないですね、、

帰宅途中の道路は、ゆらゆらと陽炎が ( ゚Д゚)

 

ここまで暑い夏はもちろん経験がないことですので

植物たちにどのようなダメージがあるのか未知数ですが

高地性のムスカリの数種は耐えられなかったようで

残念ながら枯死してしまいました(涙)。

ムスカリのような球根は有皮鱗茎で

タマネギのように薄い葉が集まったような形です。

その一枚一枚が外から順に枯れていくんですね。

徐々に球根(生きた部分)が小さくなってしまって

最終的には消滅してしまう (;´Д`);

分かってはいるけれど、これは止められません、、

とにかくガランサスが心配でなりません。

入手が難しいですからね、、

 

昨日に引き続き、マニアックな内容で ^-^;

藻類のベニマダラを観察します!

ベニマダラって聞くとチョウの種類!?

なんて感じがしますが藻類です。

では、藻類は植物なの!?ってことになりますが

これはいろいろ見解が異なるところで

最新の分類体系では、植物からは外されています。

 

微妙な生き物ですが

ベニマダラは大変希少な絶滅危惧種なのでね ^-^;

自生地は秋吉台ジオパークの「別府弁天池」(山口県美祢市)

エメラルドグリーンの水が池の底から絶え間く湧き出ています。

なぜエメラルドグリーンなのかについては

水の中に溶けているミネラルが影響しているという説もありますが

まだ解明されていません。

で、ベニマダラはそんな清流の日陰でしか生育できません。

どれがソレなのよ!?って話しですが

池の底の石がサビ色になっているのが分かると思います。

これが希少種ベニマダラ

生長はとても遅く

年に1~2mm拡大していく程度なのだそうです。

小さなイシッコロを覆うのにも、何十年も必要ってわけ。

地味ですが、大変貴重な生き物でした。

そう考えると、美しい池に褐色の石はキタナイなあ・・

なんて思われなくなるかも ^-^;

奇抜な模様のカタツムリ。

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