お月見にゃ~少し早いですが
オーナメンタルグラス園にて
グラス類が見ごろ(!?)を迎えております。
ちなみに今年の十五夜は9月21日ですので ^-^;
ふっさふさのミニパンパス
数あるグラス類の中でワタクシ的にもっとも好きな種類が
パニカム・アマルム
縦方向にスラリと伸びて、あまり場所を取らないのが良い!
しかも風雨で割れることもありません。
なにより、葉色が渋いでしょ♪
イトススキの園芸品種、モーニングライトも素敵♪
これも大きくなり過ぎません。
もともと葉が細いので目立ちませんが斑入りです ^-^;
で、本題に入ろう(笑)。
イネ科植物に寄生するナンバンギセルであります。
これを育てるのはとても簡単です。
一年草ですので、毎年タネまきをして株を更新しなければなりませんが。
まず、タネを入手します(花後にたくさんタネができます)
そして、イネ科植物の株元にまくだけ。
タネは過乾燥に弱いので、入手後すぐにまきたいところです。
あとは夏頃にニョキニョキと生えてきます。
写真の株はタカノハススキにまいていますが
宿主が小型種でも大型種でもナンバンギセルの大きさに変化はありません。
ですが、宿主が弱っていると、ナンバンギセルは小さくなります。
ゆえに、宿主となる植物をしっかり育てようって感じになります(笑)。
あまり寄生させると宿主が弱ってしまいますので ^-^;
沖縄のサトウキビ畑が大打撃を受けたって話は有名。
なお、イネ科以外にもショウガ科にも寄生することが知られているし
古い文献によれば、ニワフジやジャガイモにも
寄生した例があると書かれてありました。
そのほか、ハランやトラディスカンティアにも例があるとか・・
いろいろまいてみると、思わぬ宿主が見つかるかもしれませんね。
ギボウシにも寄生するとの噂。
こっそりまいてみようかな、うん。
生えてきたら野草担当がビックリするよね(笑)。