本日は森林インストラクターの仲間と研修会。
といったら、堅苦しい勉強会みたいなイメージですが
楽しい研修会です ^-^;
フィールドは、島根県吉賀町のコウヤマキ自生林。
アカマツやコナラも少し混じっていますが、ほぼ純林です。
コウヤマキギャラリーから入山。
前もって地主さんに許可取りしていましたが
たまたまコウヤマキギャラリーに地主さんが到着しましたので
再度、入山の許可をいただき活動しています。
島根県の特別保存地区に指定されています。
コウヤマキは数万年前(?)までは世界中に自生していたとされていますが
現在は日本で現存するのみの、1科1属1種の木になります。
神聖な木ですので、寺社に植栽されていることが多いですが
これだけのコウヤマキの自生林は貴重なものです。
ブログでは説明し難いのだけど
2枚の葉が合着して1枚の葉に見える、かなり特殊な形状の葉。
実生もたくさん生えていましたけど
この写真の実生でいったい何年生なのだろう・・
コウヤマキは非常に生長の遅い木です ^-^;
コウヤマキギャラリーで見せていただいた苗。
これで2年生 (;´Д`);
高さ15㎝くらいですが、これで7年生・・
最初は陰樹で、40年生くらいで陽樹になります。
それまでは、ゆっくりゆっくり生長するのですね (;´Д`);
気が遠くなるぜ~、、
最終的には40mにも達する巨木となります。
さすがにスカイツリーには届かないけれど。
大変美しい傘のような樹形となります。
英名は、ジャパニーズアンブレラパイン。
なお、伝説ではスサノオノミコトの尻毛がコウヤマキになったのだとか(笑)。
髭はスギ、胸毛はヒノキ
眉毛はクスノキになったそうです。
日本の神話って面白いな~ ^-^;