亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

やってみたい

2018-01-21 | 日記・エッセイ・コラム

 またしても吸い殻を捨てる人を見かけたある日のことだ。

 すぐそれを拾って、落とし主を追いかけてみた。数m前を行くその人の後ろから肩をたたく。

 「もしもし、落し物ですよ」

 振り返ったその人が、不思議そうな顔をする。

 「これ、あなたが先ほど道に落されたのに、気付いていらっしゃらなかったようなので」

 吸い殻をさし出すと、落し主は、驚いたような顔で手を出し、それを受け取った。

 「あ、ありがとうございます。すいません」 

 最後には戸惑ったようすで礼を口にした。

 筆者が実際にやってみたときの話である。 

今朝の朝刊に載っていたコラム。

「こら!こんなとこに捨てるな」と怒鳴るのも一つ。

「すみません。こんなとこに捨てないでください」と言うのも一つ。

でもこんなやり方もあるんだ。 一度試してみよう。勇気ががいるけど。

大概の場合は見て見ぬ振りをするのが普通ではないか。

ダメだね。ここは勇気をもって・・・。

車の窓から平気で灰皿ごとひっくり返して行く人がいるけど、こんな人には恐くて言えない。

コメント
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