今日は雨
久しぶりの大雪で車で確りと踏み固められた雪が、今日の雨で軟くなりあっちこっちで車が動かなくなっている。
我が家の軽も坂道の途中で圧雪の道に穴を掘って、前にも後ろにも進まなくなった。
おかしい、4駆のはずなのになぜ・・・。4輪駆動車はどんな道もものともせず走るもんだと思っていたが・・・
そう言えば、遠い昔もそうだった。
穴を掘って、車が重くなると、前輪で雪を車の下に掻き込んでしまって、腹の低い軽自動車は腹が支えてすぐ動けなくなる。
車から降りて「タイヤが曲がっているじゃないか、ちゃんと真っ直ぐにしろ」という。「だって、見えないんだもん」と家内は文句言う。タイヤが曲がっていると車に余計な負荷がかかり、よけい穴から脱出できなくなる。動けなくなったら無理をせずだましだましゆっくり進まなければならない。
力のない家内に車を押せという訳にもいかず。自分が運転すればそんなにやっかいな問題ではないと分かっていても、自分が押さざる負えないのだ。
幸いにも通り合わせの通行人2人に一緒に押してもらってやっとのことで脱出。
道路幅の狭い我がではどうしても轍が出来てしまい、前に穴を掘って行った車の轍に吸い込まれて行かざる負えないのだ。そして一度はまったら、道が狭いだけに脱出するのに苦労しなければならない。
確かにこの車は4駆だったはずなのに・・・。何度も自分の記憶を疑ってしまった。家内に聞いても4駆だというから間違いないだろう。
4輪駆動車も弱い所があるんだ。
北陸の雪は、一寸気温が上がっただけで、ジャワジャワになる。厄介なのである。旧の中ではいつ屋根雪が落ちてくるか分からない危険な冬である。
雨が降ると屋根雪の重さが倍になるという。我が家もこの冬は鴨居が下がって障子戸が動かず苦労した。
プードルのコウちゃんは雷が恐い。突然、我が膝に飛び乗ってきた。その気なってきたのかなと、ちょっと手を出して見た。そしたら、いきなる唸りだし、飛びかかってきた。家内が「雷が恐いから、助けてほしかったのだよ」という。無神経な吾輩は、雷が鳴っているのにはとんと気づかない。
雪が降ると雷様が騒がしい。ピーポー、ピーポーも朝からなりっぱなし。大雪で道が開いていないのにどうやって走っているのだろう。