亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

竹生島 (広島原爆記念日)

2021-08-05 | 写謡
弁才天(べんざいてん) 音楽・弁財・財福などをつかさどる女神。妙音天・美音天ともいう。二臂(ひ)あるいは八臂で、琵琶を持つ姿、武器を持つ姿などに表れる。もとインドの河神で、後学問・芸術の守護神となり、吉祥天とともにインドで最も尊崇された女神。日本では後世、吉祥天と混同し、福徳賦与の神として弁才天と称され、七福神の一つとして信仰される。古来、安芸、の宮島、大和の天の川、近江の竹生島、相模の江ノ島、陸前の金華山を五弁天と称。―電子辞書より
延喜の聖代(醍醐天皇の御代)に仕える臣下が近江の竹生島の弁才天詣でに出かける。
鳰の浦について暫し休んでいると、おんなを乗せている漁翁の釣船が漕ぎよせてきた。臣下が翁にむりやり頼み込んで竹生島に渡ることになった。
竹生島に着くと、おんながいる。ここは女人禁制と聞いているのになぜ。
翁は答えたここは弁天様を祀っている。弁天は女体にて女でも参詣できると答える。
翁の正体は龍神で、おんなは巫女だった。
平安時代の物語は和歌が中心で無学の私にはさっぱり分からない。
物語りの内容をやっと理解できても老いた身ではさっぱり覚えておれない。
賽の河原だ。やたらと難しい仏教用語にも悩まされ続けている。
原爆記念日
8月6日午前8時過ぎ広島の上空に3機のB29が飛来、はるか上空から落下傘がゆらゆらと降りてきた。
救援物資でも落としていったのかな。
と、次の瞬間、ピッカン。物凄い光がひかった。かと思うと、次の瞬間物凄い強風が吹いて建物が皆吹き飛んだ、そしてたちまち上空が真っ暗になりやがて空から真っ黒に焦げた人の形をした雨が降ってきた。
半径2㎞あまりに住んでいた住民のほとんどが死んでいったという。
平成24年の暮れ、ツアーで広島の平和公園を訪れた。原爆ドームを見に行った。
原子爆弾が炸裂した真下だったので爆風の影響をまともに受けず残ったのだという。改めて調べて見たところ、倒壊せずに残ったのは原爆ドームだけではなかったようだ。木造の建物は跡形残らず無くなったが鉄筋コンクリートの建物は結構残っていたらしい。何故原爆ドームだけが有名になったのだろう。きっと建物の特徴が記念物にふさわしかったのではないか。
広島平和記念館は広かった。展示品を見て廻っていて、特に印象に残ったことは爆風は物すごい速度で広がるが、恐ろしいのはその後だという。爆風が通り過ぎたあとは辺りは負圧になりお腹が風船のように大きくなり破裂、内蔵が飛び出すという。目から鱗、ゾーっと寒気がした。
今年もこの平和公園で世界中の人が集まり記念式典が行われるのかな?
当時撮影したはずの写真を探したがどこにも見あららなかった。
コメント
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