野田山の前田家墓所を訪れて写真を撮りまくったが後でどれが誰の墓だったか分からなくなったのでもう一度確認に行った。
同じような墓がずらりと並んでいるのでさっぱり分からず何度も上から下へ、下から上へと上っては下り、下りては上り。
やっと上の写真が13代藩主前田斉泰(まえだなりやす)の御生母の墓と分かった。前が随分広く見えるので敷地の広い墓ばかり当たっていたのだ。
最終的に確認できたのは大して広くない墓地だった。写真は撮りようによって広くも見え狭くも見えることを理解した。
斉泰の母は真龍院ではなく側室だったのである。
12代藩主前田斉広(なりなが)の墓のすぐ下に斉広の娘の直子姫の墓がある。
彼女は小倉藩の小笠原忠微(ただあきら)と婚約したが、嫁入り前に亡くなったようである。後添えに同じ斉広の4女寛姫を貰っている。
その直子姫の墓の前に6体の地蔵さんが並んでいる。だがどれも首がない。
が、1体だけ首があった。よく見るとそれも首を後でのせたような跡がある。
どういう謂れがあるのだろうとNET検索したが載っていなかった。
「この鐘を撞きますと当山の隅々まで響き渡ります有縁の仏様も無縁の仏様も共に御喜びになりますからどなた様も御自由に御撞きください」と書いてる。撞いて見た。小さいながらもかなりいい音がする。
コウちゃんは私の膝の前でさっきからおとなしくじっと待っている。
人に噛み付く悪い犬なのだが、これを見るとついやりたくなる。
家内が台所から餌を持ってきた。それをおそろおそろやってみた。おとなしいワンちゃんは喜んで飛びついて来た。
犬って物を貰う時は決して痛い思いをさせないのだね。不思議な動物だ。
コウちゃんがお地蔵さんに見えた
ゴメンナサイ( *´艸`)