亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

左義長

2019-01-14 | 日記

左義長とは御用済みの正月飾りを燃やす行事。

左義長にはお札を燃やしてはいけないそうだ。

知らなっかた。

もう10年以上過去の話だが・・・。

会社に勤めていた頃の話。

正月明けのころ、総務からしめ飾りを処分してくれと頼まれて・・・。

どうしていいか分からない。警備室の仲間で相談した結果、ゴミに出そうということになり、私は細かく切り刻んでゴミ袋に入れて処分した。

夜になってその日の警備員が出勤、「注連飾りはどうした」と聞かれ、ゴミに出したと言ったらひどく叱られた。

毎年、その警備員が近くの神社の左義長で燃やしているという。

そんな事と誰も知らなかった。

担当の警備員がいたのだった。 

正月明けになると、玄関ホールで飾ってあった正月飾り。

飾り付けに使ってあった竹はどうするのですかと尋ねると、「よかったらどうぞ」と言ったので、勿体ないから貰って行くことにした。

そして、その竹を改めて見に行った。

まっすぐだと思っていた竹はフニャフニャに曲がっていた。貰って行ってもとても使えるものではなかった。

正月飾りを撤収に来た業者は、その竹だけ残して行った。

頂戴と言った手前、今更いりませんとは言えず、持って帰る羽目になった。

細かく切って竹林に還元するか・・・

考えて見れば真っ直ぐな竹より曲がっていた方が芸術品のように見えるのだ。

業者の方はわざと曲がった竹を使っていたのだった。

竹林を持っている私には竹など必要ではない。だけど貧乏性で「勿体ない」という思いがとんでもない結末を招いてしまった。

 


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