曇りのち晴れ。
今日は、俳句教室の俳句や、海程の締め切りが20日なので、
俳句を整理して、ポストインに出かける。
ついでにガソリンも入れる。
風が冷たい。
垣根の赤いサザンカが、寒さで余計、鮮明に見える。
大きな黒い雲が頭上を覆ってゆっくり動いていた。
―――――――――――――――――
俳句教室・2月分
(冬の梅)
冬の梅幼子はじけ追いつかず
冬の梅己励まし靴を履く
(自由題)
寒暁や生まれし日のごと透き通る
――――――――――――――――――――
海程(投句)2008.1月
幸せを問うこともなし生姜擦る
ほっこりと芋煮えたころ冬の雨
キッチンは貰いもらいて白菜畑
マッチ売りの少女のごとポインセチア
短日や駐車場から昼の月
冬の朝鶏の尻に日向
(5月号分)
―――――――――――――――――――――――――
五月の店
一、
桜たちは華やかな
ヒロインの翼を閉じた
満開の疲れを風にゆらせ
絵の具の匂いと
ほどいている
キラキラ揺れるこもれび
サワサワ薫る緑の風
二、
その時「お茶でも
どうですか」と声をかけられ
桜の精はほおっと溜め息をつき
少女の顔で訪れる
店がある
キラキラ揺れるこもれび
サワサワ薫る緑の風
三、
絵のかかる店で
桜の精はそっとお茶を飲む
小鳥がきてかすかに笑った
緑の薫りがして
カップだけが残る
キラキラ揺れるこもれび
サワサワ薫る緑の風
この詞に曲をつけてもらいアマチュアバンド「ひき」が唄います。
5月頃。これはまだ習作です。
今日は、俳句教室の俳句や、海程の締め切りが20日なので、
俳句を整理して、ポストインに出かける。
ついでにガソリンも入れる。
風が冷たい。
垣根の赤いサザンカが、寒さで余計、鮮明に見える。
大きな黒い雲が頭上を覆ってゆっくり動いていた。
―――――――――――――――――
俳句教室・2月分
(冬の梅)
冬の梅幼子はじけ追いつかず
冬の梅己励まし靴を履く
(自由題)
寒暁や生まれし日のごと透き通る
――――――――――――――――――――
海程(投句)2008.1月
幸せを問うこともなし生姜擦る
ほっこりと芋煮えたころ冬の雨
キッチンは貰いもらいて白菜畑
マッチ売りの少女のごとポインセチア
短日や駐車場から昼の月
冬の朝鶏の尻に日向
(5月号分)
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五月の店
一、
桜たちは華やかな
ヒロインの翼を閉じた
満開の疲れを風にゆらせ
絵の具の匂いと
ほどいている
キラキラ揺れるこもれび
サワサワ薫る緑の風
二、
その時「お茶でも
どうですか」と声をかけられ
桜の精はほおっと溜め息をつき
少女の顔で訪れる
店がある
キラキラ揺れるこもれび
サワサワ薫る緑の風
三、
絵のかかる店で
桜の精はそっとお茶を飲む
小鳥がきてかすかに笑った
緑の薫りがして
カップだけが残る
キラキラ揺れるこもれび
サワサワ薫る緑の風
この詞に曲をつけてもらいアマチュアバンド「ひき」が唄います。
5月頃。これはまだ習作です。