ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

『うろおぼえ駅弁旅』かしわめし/鹿児島本線折尾駅

2012-01-29 11:05:53 | 駅弁&山メシ・昼メシ・朝メシ・おやつ
 2006年9月にマンガ『各駅停車ぶらり旅』の取材を二つ同時に慣行。『ながら』を利用したりして、まずは広島県の海沿いを走る呉線を取材。新山口に一泊して翌日、九州へ。午前中に美しいレトロ駅舎である折尾駅の写真を撮ったりしたあと、雑誌やテレビでもよく見かけるYさんから『かしわめし』(735円)を買うことができました。Yさんは若くはありませんが、なかなかのイケメンであります。「いま、○○という雑誌に載ってますから見て下さい」と言ってました。
 この駅弁は大正時代から売っているという歴史あるもので、鶏ガラスープで仕上げた炊き込みご飯の上に錦糸卵や鶏肉、海苔ががのっている、というもの。焼き魚や海老もついていたようです。
 この歴史ある駅弁をどこで食ったかというと、筑豊は飯塚にある芝居小屋、嘉穂劇場でした。現世の中村勘三郎の襲名披露公園があったのです。
 誰かが公演中に弁当を食っているようだったので「あれ? ここではいいことになってんのかな? んじゃワシも…」と、最後方のの席ではありましたが、食っちゃいました。でもあれは、やっぱりいけなかったんでしょうね…。すんません。
 そのあとは『かくぶら』久大本線の取材をし、大分からフェリーで大阪へ向い、普通列車で帰ってきたのでした。
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『うろおぼえ駅弁旅』鮎ずし/肥薩線・人吉駅

2012-01-27 09:49:32 | 駅弁&山メシ・昼メシ・朝メシ・おやつ
 某雑誌レポート風マンガの取材に自腹を足して一日早く行って『各駅停車ぶらり旅』肥薩線編の取材をしました。消費期限を見ると2004年の4月になっています。
 肥薩線は日本の鉄道のなかでも重要な路線で、特に人吉~吉松間はループとスイッチバックの両方があるという、唯一の場所です。また、『日本三大車窓』のひとつである雄大な風景ももあります。当日は普通列車として走っていた観光列車『いさぶろう・しんぺい』に乗って峠越えすることができました。
 人吉といえばテレビの旅番組にもしばしば登場する有名な立ち売りの人がおられますが、残念ながらこのときはその方から買ったのではありませんでした。
 峠越えをしながら駅弁を食べればよさそうなものですが、なぜか駅前のベンチに座って食ったのをはっきりと覚えております。また、容器はプラスチック製で、いまも手元にありますが、何かの役にたちそうで、結局8年後の今も、何の役にも立っておりません…。
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『うろおぼえ駅弁旅』但馬名物かにずし/山陰本線・豊岡駅

2012-01-20 11:01:47 | 駅弁&山メシ・昼メシ・朝メシ・おやつ
 消費期限が2004年3月15日となっているので、初めて余部鉄橋を渡ったときだとおもいます。某雑誌連載レポート風マンガ用の全国取材に自腹を含め一日足してマンガ『各駅停車ぶらり旅』の山陰本線編の取材をしたのでした。
 当時はまだキハ58国鉄急行カラー車両が普通列車として走っていました。この駅弁は列車内で食ったのではないでしょうか。かにめし系は全国いろいろなところにありますが、食べやすくていいいですね。
 鉄橋はともかく。このあたりは思ったほど海のすぐ近くは通りません。しかしNHKの『ふたりっ子』や宮本輝『海岸列車』に出てくる鎧駅は車内から見ても素晴らしい景観で、ぜひ降りてみたいと通るたびに思ったもんですが、なにしろ余部鉄橋の撮り鉄を優先してきたので、未だ一度も降りたことはありません。
 余部鉄橋の少し先の普通列車の終点・浜坂には温泉に入り、また、ここは『孤高の人』の登山家・加藤文太郎の出身地であり、記念図書館というのがあるのでそこにもこのとき、行きました。
 余談ですが『孤高の人』は最近、再読しました。やっぱりよかったです。『劔岳・点の記』の木村大作監督にはぜひ映画化して欲しかったのですが、断念したらしいですね…。
 
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『うろおぼえ駅弁旅』黒毛和牛モー太郎弁当/紀勢本線松阪駅

2012-01-01 11:53:15 | 駅弁&山メシ・昼メシ・朝メシ・おやつ
 新年おめでとうございます。今年は辰年なんですが、都合により元日から牛肉の駅弁になってしまいました。
 1260円という、ワシにしてはかなりの出費になってまで購入せずにいられなかったのは、有名な松坂牛のすき焼きの弁当であるため…は、もちろんですが、決め手になったのは牛の顔の形をした容器でした。しかもフタを開けると童謡の『ふるさと』のメロディーが流れるのです。
 購入したのは2003年の12月。例によって『18きっぷ』で『ムーンライトながら』を利用して参宮線周辺(伊勢神宮など)をマンガ『各駅停車ぶらり旅』の取材。その日は伊賀上野に一泊したのですが、途中、松阪でこの駅弁を購入して、車内だったか、それとも宿に着いてからだったかは覚えておりませんが、とにかくこれが夕食となったのだとおもいます。さすがにかなりうまかった記憶があります。
 その夜は伊賀上野で銭湯に入りました。それと翌日の荒木又右衛門の『鍵屋の辻』などの取材はマンガ『風呂フェッショナル』の取材となりました。
 なお、購入してから丸8年を越えましたが、モー太郎のフタをとると今でも『ふるさと』のメロディーが聞こえてきます。
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『うろおぼえ駅弁旅』日高つぶめし弁当/日高本線・静内駅

2011-12-20 15:17:38 | 駅弁&山メシ・昼メシ・朝メシ・おやつ
「駅弁」のマークは入ってないのですが、競走馬のふるさと・日高本線は静内駅で購入。マンガ『各駅停車ぶらり旅』のとき、2006年の7月でした。『北海道・東日本パス』を使って、この頃あった『ムーンライト仙台』や『急行はまなす』に乗って、一日半がかりで北海道に渡ったのだとおもいます。
 本数が少ないのにその日一日で苫小牧から往復、しかも撮り鉄や、バスに乗って行って温泉にも入るという、我ながらよくぞ出来たというスケジュールでした。
 一回目の撮り鉄は静内のひとつ手前、新冠駅の近くの海の近くで。このカテゴリーにも入っている、判官岩の下の写真と撮ったのがこのときです。そのあと道の駅のあたりでほっけ定食で早めの昼食をとり、駅の戻って乗車。一つ目の静内での停車時間内に夕方この弁当を受け取ると予約をして、また列車に戻って様似方面に向ったんじゃないかなぁ。
 二度目の撮り鉄は日高三石近くの鉄橋で馬と列車が一緒のシーンを、と目論んだものの、馬は気まぐれなので肝心の列車通過時には少し離れて行ってしまいました。もう一回…といきたいところですが、なにしろ本数が少ないので断念。バスに乗って温泉に向いますが、なんと目的地は廃止になっていました。が、その近くに新しい温泉があるとバスの車窓から見ていたため、そこに歩いて行って入湯。なんとか帰りのバスにも間に合って無事、終点の様似に着き、スーパーで少し買い物した程度でUターン。
 その列車はほとんど人が乗っていませんでしたが、突然、途中で止まるハプニング。シカが線路に出て来てしまったとのこと。北海道にはほんとにシカが多くなってしまったようです。
 列車が静内に着いたのはすでに夕方6時半ごろ。駅の売店の営業ギリギリだったような記憶があります。無事、弁当を受け取って、夕食として食べました。「日高のつぶめしと日高昆布を使用しただし汁で炊き込みました」とパッケージに説明してあります。つぶ貝はこのときの前に静内に牧場見学に行ったとき、居酒屋で食って「コリコリしてうまい!」とおもいました。
 この弁当、先日BSフジの『全国百選鉄道の旅』でも紹介されておりました。
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