おもに終戦直後~大阪万博あたりまでの、古い日本映画ばっかしやってる『府中グリーンプラザ』。当然、観客の年齢層は、オッサンであるワシでも下のほう、というくらい高いのですよ。
ここにはもうだいぶ前からときたま足を運んでおりますが、劇場がタテに細長いため、映画を見るのにはとんでもない角度から見なきゃならない、なんてことはなく、ピッタリだといえますナ。
んで、6月には渋谷実監督『本日休診』と田坂具隆監督の『湖の琴』の2本立てを見ました。
『本日休診』は今から60年も前の作品だけれども、間違いなく傑作だとおもいます。
休診日なのに結局大忙しになってしまう開業医の話なんだけれども、とにかく面白い。いや、現在から見ると「ここで笑っていいのか?」という点が、ないこともないけれども、ま、面白い。
若き日の鶴田浩二、岸恵子、三国連太郎、それに中井貴一の父ちゃんである佐田啓二などオールスターキャストで、鶴田浩二のカッコよさにビックリするとともに、佐田啓二の頼りなさ、これが中井貴一にはない長所なんだと気付きましたな。
また、何気なく列車が行き交いする線路を突っ切っていくシーンがあるけれども、CGなどあるはずのない当時、本当に横切ったとおもわれ、映画といえどもハラハラしてしまいました。
ところで前記のスターたちはみんな脇役で、主役は町医者役の柳 永二郎という人なんですね。他にはどんな作品に出ていたのかぁ。調べてみるか…。
なお併映の『湖の琴』は水上勉原作というだけあって、悲劇的な話なんです。また、こういうのがこの映画会には合っていて、『五番町夕霧楼』とか『越前竹人形』とか、ここで見た記憶がありますぞ。(当ブログ全体がだいたいそうなんですが、すんませんが敬称略です)
ここにはもうだいぶ前からときたま足を運んでおりますが、劇場がタテに細長いため、映画を見るのにはとんでもない角度から見なきゃならない、なんてことはなく、ピッタリだといえますナ。
んで、6月には渋谷実監督『本日休診』と田坂具隆監督の『湖の琴』の2本立てを見ました。
『本日休診』は今から60年も前の作品だけれども、間違いなく傑作だとおもいます。
休診日なのに結局大忙しになってしまう開業医の話なんだけれども、とにかく面白い。いや、現在から見ると「ここで笑っていいのか?」という点が、ないこともないけれども、ま、面白い。
若き日の鶴田浩二、岸恵子、三国連太郎、それに中井貴一の父ちゃんである佐田啓二などオールスターキャストで、鶴田浩二のカッコよさにビックリするとともに、佐田啓二の頼りなさ、これが中井貴一にはない長所なんだと気付きましたな。
また、何気なく列車が行き交いする線路を突っ切っていくシーンがあるけれども、CGなどあるはずのない当時、本当に横切ったとおもわれ、映画といえどもハラハラしてしまいました。
ところで前記のスターたちはみんな脇役で、主役は町医者役の柳 永二郎という人なんですね。他にはどんな作品に出ていたのかぁ。調べてみるか…。
なお併映の『湖の琴』は水上勉原作というだけあって、悲劇的な話なんです。また、こういうのがこの映画会には合っていて、『五番町夕霧楼』とか『越前竹人形』とか、ここで見た記憶がありますぞ。(当ブログ全体がだいたいそうなんですが、すんませんが敬称略です)