わし流 芸術の秋11「ハプスブルグ展」西洋美術館

　いつもはすべて1人で見に行っている「芸術の秋」、今回は珍しく同行者約1名。
　この「謎の人物」の見たいところということでここへいったわけです。
　新宿の金券ショップでいくらか安くチケットを入手。

　ヨーロッパで巨大な帝国を築き上げたハプスブルグ家…といってもワシ、正直知らなかったのですが、その絵画、版画、工芸品、タペストリーなどなど壮観でした。
　中でも目を引いたのは武具でした。
　映画で見るような甲冑…の本物は凄い迫力…というよりも、美しい。
　あとルードヴィヒ2世という興味深い人物が出てきますが、この人はどうやら巨匠ヴィスコンティの映画「ルードヴィヒ」の主人公のようです。
　この映画、40年ほど前にたしか文芸坐で見ているはずですが、ワシ、世界史にうといこともあり、ほとんど覚えてないのです。
　しかしこのような展示を見ていると、久しぶりに見返してみたい気もします。
　もっともワシが見たのでさえ3時間あったのに、完全版は4時間もあるらしいですが…。

　ところでっこの数日後の金券ショップ、安く買ったはずのチケットが、さらに100円安く売っていました。
「知らない方が幸せだってこともあるんだよ」by「時をかける少女」の深町くん

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