夏の青空のなか、穂高連峰を真近に のぞむ…『あるきんぐ＆のぼりんぐ』岳沢

　夏のある日、「青春１８きっぷ」「ムーンライト信州」それにアルピコ交通の鉄道＆バスの上高地往復きっぷを使って上高地へ。
　早朝のバスターミナルの温度計を見ると、真夏というのに１４度という寒さ。
　が、登山届けや念のための保険加入、などの準備をして歩きだすと、上着はいらなくなりました。
　途中にある風穴では暑くなってきたカラダにここちよい、天然クーラーの風が吹いてきます。穴のすぐ前よりも、むしろ少し離れた場所にいるほうがエアコンのきいた部屋の中にいるような涼しさです。
　あまり人がいないので何となく不安ですが、木々のなかの道から写真のように岳沢のすぐ横に出たころには登山者もちらほら見え、景色が開け、青空の下に穂高連峰の稜線がデカデカとくっきり、スゴい迫力でした。外国人もファミリーやら友人連れやら、何人も歩いていました。
　目的地である岳沢小屋の直前では２～３０メートルほど道を間違えて、小屋の上から到着ということになってしましましたが、小屋の展望台では目の前に穂高連峰、見下ろせば上高地、と、素晴らしい景色を見ながらの弁当（＆発泡酒）となりました。小屋では しばしバッジか手ぬぐいか迷った末、手ぬぐいを購入して下山。
　小屋に貼ってあったポスターを見れば、紅葉も素晴らしい様子。この次は今回買った手ぬぐいをかぶって？ 秋に行ってみたいものです。