大文字焼きの“現場”から富士山や箱根を眺める…『あるきんぐ＆のぼりんぐ』明星ヶ岳

　５月１８日、かねてから「そのうち行こう、行こう」とおもっていた、箱根の夏を彩る大文字焼きで有名な明星ヶ岳に向いました。
　もっとも当初は金時山登山口から明神ヶ岳～明星ヶ岳と縦走する予定でした。
　が、のっぴきならない事情で途中、小田原のトイレに駆け込んだために予定のバスに乗り遅れ。
　このままでは昼食が２時ぐらいになってしまう…（登りが残っているところでは第３のビールを飲むわけにもいかんということで）ため、急遽ルート変更。宮城野橋のバス停から明星ヶ岳に登ってぐるっとまわってくるということにしました。これなら１時間半登ったか登らないかで大文字焼きの“現場”に着き、早く昼メシ＆第３のビールにありつけました。
　天気がよかったこともあり、山頂からの眺めは最高。
　正面にマンガ『各駅停車ぶらり旅』の取材で登ったことのある神山・駒ヶ岳が見えます。が、なにより何度も乗ったことのある箱根のケーブルカーが真っ直ぐに伸びているのが感慨深いものがありました。
　また、右手には富士山も美しい姿を見せてくれました。
　３０数年前、箱根小涌園に住み込んでひと夏アルバイトしたとき、登山鉄道の彫刻の森駅あたりからだったか、それとも強羅駅あたりからだったのか…。とにかく夏の夜に燃え上がる「大」の時を見たときから“現場”に行くまで、随分と時間が過ぎてしまいました。
　帰りがけにはこれまた念願だった「宮城野温泉会館」で汗を流して家路についたのでした。

　ユーチューブで動画『フースケくんの温泉ニッポン』『畑えもんガーデン～雪と花と 2014～』それに最新作時代劇・新選組『黒猫～沖田総司～』公開中！
　そのうち山モノもつくろうかとおもっています。