舞台はゲレンデから小学校へ…ぼおりゅうりき『サルびとウー太ン』小説版入り１５ページ目だべし

　第２章　春のサルびと

　新学期、雪樹は小学三年生になった。
「みんな、元気ィ～？　あたしがこのクラスの担任になりました、永遠の１８歳、尾羽 笑美子（おば えみこ）どぇ～す。みんな、尾羽先生って呼んでね。まちがっても尾羽さんなんて呼ばないように。言ったらただじゃおかないわよォ～！」
　と新学期早々、児童をおどすのは、ショートボブ、いわゆるおかっぱ頭の大ベテランの女教師。おばさんと呼ばれるのを極端に嫌うだけあって、小学三年生のみんなのお母さんよりもずっと年上とおもわれる。
　かわいい男の子をえこひいきするというウワサもあって、美少年でない男子（つまりクラスの男子全員）と女子は、がっかりだ。
　けっきょくクラス全員、がっかりである。（以上、小説版より抜粋）

　↑ここに登場したのはどうも『６年おじさん組だぞ！』のピロコ先生にそっくりとおもわれる熟女教師でございます。しかしトシは４２歳の設定のピロコ先生よりも、もっといってるとおもわれます。（２０１４年３月６日の改訂）

　昨日は思いのほか訪問者数が多かったです。功労者は『鬼ノ介』でしょうか。
　作者はだだふざけているわけではなくて、いちおう年に一度くらいは歌舞伎も見に行っておるのです。
　近年では染五郎の“黄金豹”や“石川五右衛門”、それに海老蔵の『暫』などを見ました。特に染五郎のファンというわけではないのですが、江戸川乱歩の原作とか宙乗りとかをやってくれるので…。（２０１２年６月１０日の投稿）

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　↑これも覗いてほしいのですが、このたびユーチューブに初めてアップした動画『フースケくんの温泉ニッポン』の再生がほとんどされていないので（泣）、もしよかったらぜひ見てくださいね。（２０１４年６月６日）