「オレッタ、大出 宇々太(おおいで ううた)。ウー太ンって呼んでくんなせいや。うちはバアちゃんとふたりだけですけ、着るものもこんなのしかけえけど、貧乏なんでかんべんしてくんなせいや。いとしげな担任の先生もよろしく」
「ウー太くんって、おもしろい子ねえ。ところであたしのこと『いとしげ』って言ってたけど、どういう意味?」
「はあ、あのぅ…、かわいらしいという意味ですけ」
「えっ、そうなのォ~! やだ、もう、ウー太くんったら、みんなの前でホントのこと言っちゃってぇ~っ」
尾羽先生は年甲斐もなく真っ赤になって喜んでいる。みんなも大爆笑だ。
だが、今度は不機嫌な顔をしている子がひとりいた。雪樹である。
(あたしだけを『いとしげにおもって』東京に出てきたのかとおもったのに…)(以上、小説版より抜粋)
小説版はここまでで全体の四分の一ほど。
このあと「第3章 秋のサルびと」「最終章 そしてまた、冬のサルびと」と続き、ここにちらっと話に出たバアちゃん、それにもうひとりのサルびとが重要人物として登場したりします。
ラストは涙なしには読めない、切ない雪のシーンになるのですが、それはまた、別の機会にということにいたしましょう…。(2014年3月8日の改訂)
だいたいここらあたりまでをプロローグとした小説版とシナリオ版が、なぜか存在するこの作品。そこではユキちゃんは雪樹という字になっております。それと『風流温泉』に出て来たことがある、ある人物が重要な登場人物になっております。
機会があれば公開を…いや、たぶんそんな機会はないでしょう…。(2012年6月12日の投稿)
にほんブログ村 漫画家
このたびユーチューブに初めてアップした動画『フースケくんの温泉ニッポン』ですが、ほとんど見る人がいない(泣)ので、もしよかったら見て下さいね。(カテゴリー戻し作業中の2014年6月5日)
「ウー太くんって、おもしろい子ねえ。ところであたしのこと『いとしげ』って言ってたけど、どういう意味?」
「はあ、あのぅ…、かわいらしいという意味ですけ」
「えっ、そうなのォ~! やだ、もう、ウー太くんったら、みんなの前でホントのこと言っちゃってぇ~っ」
尾羽先生は年甲斐もなく真っ赤になって喜んでいる。みんなも大爆笑だ。
だが、今度は不機嫌な顔をしている子がひとりいた。雪樹である。
(あたしだけを『いとしげにおもって』東京に出てきたのかとおもったのに…)(以上、小説版より抜粋)
小説版はここまでで全体の四分の一ほど。
このあと「第3章 秋のサルびと」「最終章 そしてまた、冬のサルびと」と続き、ここにちらっと話に出たバアちゃん、それにもうひとりのサルびとが重要人物として登場したりします。
ラストは涙なしには読めない、切ない雪のシーンになるのですが、それはまた、別の機会にということにいたしましょう…。(2014年3月8日の改訂)
だいたいここらあたりまでをプロローグとした小説版とシナリオ版が、なぜか存在するこの作品。そこではユキちゃんは雪樹という字になっております。それと『風流温泉』に出て来たことがある、ある人物が重要な登場人物になっております。
機会があれば公開を…いや、たぶんそんな機会はないでしょう…。(2012年6月12日の投稿)
にほんブログ村 漫画家
このたびユーチューブに初めてアップした動画『フースケくんの温泉ニッポン』ですが、ほとんど見る人がいない(泣)ので、もしよかったら見て下さいね。(カテゴリー戻し作業中の2014年6月5日)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます