ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

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「八甲田山4Kリマスター版」は男と男のラブストーリーに見えちゃった…

2019-07-11 11:55:52 | 歴史・文学・温泉と顔ハメの旅&映画や展示
 BS等では何度も見ているけど劇場では見たことのなかった「八甲田山」。
 この作品が「午前10時の映画祭」で、しかも4Kリマスター版で上映されるというので立川へ。
 確かに雪景色が凄い!
 それと簡素な小屋とはいえいちおう室内である遺体置き場での健さんの顔に雪が凍ってくっついているところなんてのは、今までどんな映画でも見たことない感じ。

 が、改めて見て感じたのはこの作品、男と男のラブストーリーなんじゃないでしょうか?
 ともに美人の奥さんがいるのに豪雪&吹雪のなかで遭難しそうになったとき、神田大尉(北大路欣也)は
「ここを乗り越えれば徳島大尉(健さん)に会えるんだ~ッ」
ってなことを言うんですよ。
 いっぽう徳島大尉の方も雪のなかで神田大尉のまぼろしを見てたことになるんです。

 とにかく雪景色が凄いとか無謀な訓練計画がよくないとかいうイメージで見ていたのが一面でしかなかったんだな~、と思った次第です。

 なお当時CMで連日やっとった
「天は我々を見放したぁ~ッ」
という神田大尉のセリフですが、意外に早めに言ってましたな。
 見放されてからが長かった…?

 ところで緒形拳が演じた役はスターがやる役じゃないような気はします。
「ビルマの竪琴」でいうと内藤武敏とか渡辺篤史が演じた「そのときはじっこのほうにいた証言者」みたいな役だとおもうんですがね。

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