「いってェ~っ、何なサルかねっ!」
「ご…ごめんなさい。ぶつかっちゃった? 真っ白で何も見えなくて…」
雪樹の二枚のスキー板がはずれ、雪のなかに投げ出されていた。いや、もうひと組のスキー板もある。竹でできた、大昔のスキーだ。
が、もちろんこれは雪樹のものではない。雪樹のストックはその手首からはなれないでいた。が…。
雪樹のストックの先は、すぐ前にいる、ひとりの“人物”の尻の山に突き刺さっていたのだ。
その“人物”の身長は雪樹より少し高い130センチほどで、やけに手が長く、少し前かがみだ。
「あっ、ストックの先が刺さって血が出ているのね。お尻の山のあたりが真っ赤になっているもん。あら…」
雪樹は突然、プッと吹き出してしまった。その“人物”は全身毛むくじゃら。その尻が赤いとなると、『おサルの尻は真っかっか』というフレーズをおもいだしてしまったのだ。(以上、小説版より抜粋)
マンガでは板が、小説版ではなぜかストックがケツの山に突き刺さっております。また、マンガではケツといっているのに小説版では尻と書いております。いちおうカッコつけたつもりのかな?(2014年2月25日の改訂)
サルといえば我々の年代では映画『猿の惑星』のテレビ初放映時、映画と並行して解説の荻 昌弘さんがサルのメーキャップをして(されて)いって、映画終了後の解説のときに完成する、ということをしていたのが忘れられません。“サル”が映画の解説とは…! ありゃ小学生のときだったなぁ。(2012年6月1日の投稿)
にほんブログ村 漫画家
↑今日の当ブログは何位かな? 注目記事にも幾つか上位に入っているとおもいます。
フーチューブで公開中の動画『フースケくんの温泉ニッポン』と『畑えもんガーデン~雪と花と 2014~』、せひ見て下さいね!(カテゴリー戻し作業中の2014年6月10日)
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が、もちろんこれは雪樹のものではない。雪樹のストックはその手首からはなれないでいた。が…。
雪樹のストックの先は、すぐ前にいる、ひとりの“人物”の尻の山に突き刺さっていたのだ。
その“人物”の身長は雪樹より少し高い130センチほどで、やけに手が長く、少し前かがみだ。
「あっ、ストックの先が刺さって血が出ているのね。お尻の山のあたりが真っ赤になっているもん。あら…」
雪樹は突然、プッと吹き出してしまった。その“人物”は全身毛むくじゃら。その尻が赤いとなると、『おサルの尻は真っかっか』というフレーズをおもいだしてしまったのだ。(以上、小説版より抜粋)
マンガでは板が、小説版ではなぜかストックがケツの山に突き刺さっております。また、マンガではケツといっているのに小説版では尻と書いております。いちおうカッコつけたつもりのかな?(2014年2月25日の改訂)
サルといえば我々の年代では映画『猿の惑星』のテレビ初放映時、映画と並行して解説の荻 昌弘さんがサルのメーキャップをして(されて)いって、映画終了後の解説のときに完成する、ということをしていたのが忘れられません。“サル”が映画の解説とは…! ありゃ小学生のときだったなぁ。(2012年6月1日の投稿)
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