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野口五郎『私鉄沿線』でも『甘い生活』でもなくて なぜか『夕立ちのあとで』/昭和ワシんちレコード 1

2014-03-28 07:05:03 | 歴史・文学・温泉と顔ハメの旅&映画や展示
 信濃大町にある山岳博物館に「野口五郎の芸名の由来は野口五郎岳に由来する」とあった、とマンガ『サルびとウー太ン』の何ページめかの記事に書いたことが当ブログの「検索キーワード」で「野口五郎」が小躍進、「それじゃあ…」ってんで段ボール箱を漁って埋もれていたシングル盤レコード捜し当てて生まれた、新企画!
 余談だけども『北の国から』の五郎さんこと黒板五郎の名前の由来は同じく北アルプスの黒部五郎岳に由来する…ということはないとおもわれる。しっかり1字違ってるし。
 なお、名前等はすんませんが敬称抜きで書きますのでよろしく。

 ワシんちにはざっと100枚ぐらいのシングル盤レコードがある。アイドル、演歌、アニソン、洋楽、映画音楽。スポーツ関係…と、まるでバラバラで、一部を覗いて同じアーティストで2枚以上ある、ということはほとんどない。
 つまりこの企画は、昭和の家の、特定の人物等の大ファンでもマニアでもない、い~かげんな購買者の記録だとでもおもっていただきたい。

 『夕立ちのあとで』はワシんちにはたった1枚しかない野口五郎作品。ネットで調べると昭和50(1975)年7月の発売の17枚目のシングルで、山上路夫作詞・筒美京平作編曲とある。
 さっそく久しぶりに聴いてみよう…にももはやプレーヤーが家にない…ことはなく、聴けるのだが、いまこの瞬間、ワシの頭の中では野口五郎本人の声ではっきりと聞こえるので、聴くのはまた今度にしよう。野口五郎のナイーヴな感じにあった、季節感のある失恋ソングである。
 ところでB面は…同じ作詞・作曲の『遠い夏』? こっちはワシの頭のなかの野口五郎は、沈黙したままである。おそらくもともと何回も聴いてないのであろう。じゃ。何十年ぶりにプレーヤーで…とおもったけど、それは当記事を“再録”するときにとっておくとしよう。

 ワシは別に野口五郎のファンではない。
 いや、『カックラキン大放送』は毎週見ていたし、「ちょっと待ちたまえ」とカッコつけて出てくる『ゴロンボ刑事』はけっこう好きではあった。
 また、レコードは1枚しかないけど、NHKーFMの『ひるの歌謡曲』の野口五郎の回は1度エアチェックしていて、いまもカセットデープがあるはずである。
 その中に入っているコメディアン益田喜頓とのデュエット『さらば友よ』だったか? はなかなか味があるんだよなぁ。
 とはいえ、どうしてこのレコードがワシんちにあるのか? しかも大ヒットした『私鉄沿線』や『甘い生活』ではなく、先日放送のBS日テレにおける、野口五郎に1時間も持ち時間のあった番組でも決して唄わなかった『夕立ちのあとで』が、なぜ…? いい作品ではあるけど、知ってる人は少なかろうに…。

 このレコードを買ったのはワシではなく、おそらくば~ちゃん(ワシ母・健在)だったのである。だからワシに理解できんのはあたりまえなのである。ば~ちゃんもその頃はときどきレコードを買うことがあったんである。
 しかし、ば~ちゃんは森進一のファンのはずなのだが、なんでコレ買ったのかなぁ…。

 野口五郎と名前を聴くだけで、ファンでもないワシの頭のなかで、大ヒット2曲以外にも『青いリンゴ』『オレンジの雨』『君が美しすぎて』『針葉樹』『グッドラック』『19:00の街』『真夏の夜の夢』あたりは本人が唄い出すのである。昭和のスターがいかにパワーがあったかという証明といえよう。
 あと1983(昭和58)年頃だったか、古谷一行と小川知子主演の『さよならを教えて』というドラマで、あこがれていた上司である古谷一行に失恋した古手川祐子が、新しい恋の予感…という感じで出会う相手として最終回に出てきたのが野口五郎だったと記憶している。

 新聞の後ろから2~3面めによく出る広告などを見ると、最近は研ナオコと一緒にコンサートをやることが多いようである、『カックラキン』で息の合ったコントやっとったもんな。

 と、このようにい~かげんな記憶をもとにこの企画をやっていくつもりです。
 第2回は西城秀樹の予定で~す。曲名は何かな? 『昭和ワシんちレコード』はほとんどが「なんでアレじゃなくてこんなのなんだよ?」ということになるとおもいます…。
 それと、今回は長くなってしまったので、次回からは短めにするようにしま~す。

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