5月5日、「両国吊り橋」を楽しんだ後、近くの「川根両国駅」へ。
吊り橋から宿泊地「寸又峡」へは、バスでも向かうことができます。
けれども、せっかくここまで来たので、
寸又峡への玄関口「奥泉駅」まではトロッコ列車に乗って向かうことにしました。
「奥泉駅」までバスなら10分、
トロッコ列車では30分もかかるのだけれどもね。
「川根両国駅」にて待つこと約10分。
遠くから「ギシギシ」と軋む線路の音が聞こえてきました。
いよいよトロッコ列車の到着です。
赤い車体の機関車は6両ほどの客車を連結していました。
連休とあって、どの車両も満席模様。
遠くから車掌さんが手を振り、「こちらへいらっしゃい」と呼んでくれています。
座席を確保して、ようやく出発進行。
列車の中、みると、車掌さんは一人だけ。
「奥泉駅」まで停車する駅は、全てが無人駅。
なので、駅へ着くたび車掌さん、
扉を手で開け飛び降りて、前へ行ったり後ろへ行ったり、
汗をかきかき、乗降客の切符を確認していました。
列車走行中は、マイクを手にして沿線の観光案内をしっかりと。
車掌さん、大変な役回りでした。
「奥泉駅」で下車してバスへ乗り込みます。
「寸又峡温泉」までは約30分、山を越える峠道。
バスは曲がりくねった細い道スレスレに通り抜けていきます。
道路の片側は、100Mは下ろうかという切り立った崖ですよ。
「お~、怖い!」
自家用車じゃなくて、良かった。
恐ろしくて、とっても運転する気にはなれません。。。