10月9日、九州遠征二日目は
ハウステンボスを出て長崎へ向かうことにしました。
快速列車の車窓に大村湾の景色が拡がります。
澄んだ海に穏やかな波。
「こんなところに住みたいな。」
ゆっくりと時間が過ぎていく、穏やかな空間を楽しみました。
長崎に到着。
この日は、「長崎くんち」の最終日。
各町自慢の山車が市内に繰り出されます。
市内電車を利用して、浜町アーケード街へ。
ここで山車を待つことにしました。
市電を降りると行列が見えてきました。
羽織袴に帽子姿の男衆も見えます。
そして、時代衣装に着飾った稚児の手を引くお母様方、
その艶やかな着物姿も目を引きました。
なんでも、参加するお母様方、
「おくんち」が開かれる三日間、それぞれ着物を着替えて行列に加わっているとのこと。
稚児の衣装は、各町内で誂えられるけれど、お母様方の着物は自前でのお誂え。
これは大変なお祭りです。
遠くから銅鑼や太鼓の音が聞こえてきました。
江戸町の船山車でした。
洋風時代衣装を着た小学生が船の上で銅鑼や太鼓を打ち鳴らし、
通り沿いの各店軒先で披露して回っていました。
アーケード街を横にそれて数分歩くと「眼鏡橋」に到着しました。
1600年代に架けられた日本初の石造りアーチ橋とのことです。
川沿いに植えられた柳と石畳。
川端には「ちりんちりんアイス」のおばちゃん。
眼鏡橋は「長崎に来た!」という雰囲気に浸らせてくれました。