10月9日、九州遠征二日目、
午後は、長崎「出島」見物としました。
「眼鏡橋」から市電に乗って「出島駅」へ。
江戸鎖国時代に唯一の外国貿易の窓口となっていた「出島」。
確か、学校の教科書に描かれていたのは、海の中に作られた扇型の島。
駒場スタジアムのゴール裏ひな壇席にも、その形から「出島」という銘名があります。
なので、我らレッズサポには、
のその形とイメージは、深く浸透しているのです。
ところが、現在の「出島」、
完全に市街地の中に組み込まれてしまっていました。
扇型の陰も形も何処へやら、、、、。
これにはビックリでした。
展示物は当時の出島商館の再現と出土品。
一通り歴史の復習をして、お食事タイム。
ここで、長崎名物「トルコライス」をいただきました。
山盛りカレーピラフにスパゲティ。
さらにその上にトンカツが乗っています。
ボリュームは満点。けれども、値段はほどほどの800円。
お得な食事でしたが、残念、食べ切れませんでしたよ。
何故「トルコライス」と呼ぶのか?
諸説あって確実なところは不明とのこと。
「トルコ」と名が付くからには、どこかトルコの流れがあるのでしょうね。
再び市電に乗って「浦上天主堂」を目指しました。
「松山町駅」下車。
駅を歩くと爆心地公園がありました。
修学旅行生でしょうか、中学生らしき多くの生徒たちがボランティアの説明を受けていました。
私は、この手の遺跡はダメ。
広島の原爆ドームでもそうでした。
見るだけで涙腺が緩んできてしまいます。
厳かなる慰霊もせず、「申し訳ない」と思いを抱きつつ、
「浦上天主堂」へ向かいました。
坂の上に大きな大きなレンガ色の教会が見えてきました。
この日はあいにく祝日の翌日とあって休館日。
教会の中には入れません。
それでも何とか、入り口の窓から内部を覗き見ることが出来ました。
光を受けたステンドグラスが色とりどりに輝いていました。
「ゆっくり見たかった、、、」
けれども、丘の上に建つ壮大な教会の風景には満足でした。