光市事件 死刑判決で弁護団記者会見2008.4.22 真実を明らかにすることで被告の本当の反省と贖罪が…

2008-04-23 | 光市母子殺害事件
--1審と控訴審で無期懲役になっていたことを考えると、被告の利益を考えてあえて新供述を出さずに、今までの供述を変えない法廷戦略もあったのでは安田弁護士「それは弁護士の職責としてあり得ない。真実を明らかにすることで初めて被告の本当の反省と贖罪(しょくざい)が生み出されると思う。そうすることでようやくこの事件の真相が明らかになる。なぜこの事件が起こったのか。どうすればこういった不幸なことを避けることができるのか。そしてどうすれば被害者の許しを請うことができるのか。戦術的に物事をとめるとか不当に終わらせることは決してやってはいけないことだ」 . . . 本文を読む

光市事件差し戻し控訴審(2008/4/22)判決要旨④量刑 広島高裁

2008-04-22 | 光市母子殺害事件
 検察官は、被告人を無期懲役に処した第1審判決の量刑は死刑を選択しなかった点において、著しく軽きに失して甚だしく不当であると主張する。(1)本件は、当時18歳の少年であった被告人が白昼、排水管の検査を装ってアパートの一室に上がり込み、同室に住む当時23歳の主婦(被害者)を強姦しようとして激しく抵抗されたため、同女を殺害した上で姦淫し(第1)、当時生後11カ月の被害者の長女(被害児)をも殺害し(第2 . . . 本文を読む

光市事件差し戻し控訴審(2008/4/22)判決要旨③夕夏ちゃん殺害 窃盗について 広島高裁

2008-04-22 | 光市母子殺害事件
(5)被害児に対する殺害行為について (ア)被告人は当審公判で、被害児を床にたたきつけたことはない、同児の母親をあやめてしまったなどという自責の念から、作業服ポケットにあったひもを自分の左の手首と指にからめるようにし、右手で引っ張って締め、自傷行為をしていたところ、被害児が動かない状態になっているのに気がついた、被害児の首を絞めたという認識はなく、同児にひもを巻いたことすら分からない旨供述する。  . . . 本文を読む

光市事件差し戻し控訴審(2008/4/22)判決要旨②弥生さん殺害「供述経過は不自然であり…」 広島高裁

2008-04-22 | 光市母子殺害事件
 判決要旨①光市事件差し戻し控訴審(2008/4/22)判決要旨①第1審判決を破棄する。被告人を死刑に処する。 広島高裁  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――差し戻し控訴審(2008/4/22)判決要旨②《弥生さん殺害「供述経過は不自然であり、信用することはできない》  (ウ)弁護人は逮捕当日に作成された被告人の警察官調書(乙1)には、「右手で首を . . . 本文を読む

光市事件差し戻し控訴審(2008/4/22)判決要旨①第1審判決を破棄する。被告人を死刑に処する。 広島高裁

2008-04-22 | 光市母子殺害事件
 産経ニュース2008.4.22【主文】 第1審判決を破棄する。被告人を死刑に処する。【理由】《1》審理経過 本件の審理経過などは以下のとおりである。(1)平成11年4月14日夜、本村洋方の押し入れおよび天袋の中から同人の妻(以下「被害者」という)および長女(以下「被害児」という)の遺体が発見された。被告人は同月18日、被害者らを殺害したことを認めて逮捕され、勾留後、少年であったことから . . . 本文を読む