川崎・入所者殺害 今井隼人容疑者「抱き上げて投げ落とした。介護に嫌気」夜勤も多い仕事に不満や苛立ち

2016-02-17 | 死刑/重刑/生命犯
〈来栖の独白〉単に「刑事事件」で論じてはならない。「老人施設の選び方」を論点にすべきでもない。今井容疑者は「嫌気がさした」と云っている。就職当初は尋常な介護への熱意・意識があったはずだ。それが、夜勤とか不規則な勤務体制、汚物の世話などといった仕事内容。また、人と対するのはコンピューターを扱うのとは違う。実に難しい。感情に突き刺さってくることも少なくはないだろう。そういった状況が、人の心を萎えさせる。世間・社会は、こういった分野に理解を向けているか。向けていない、と私は思う。例えば「ゴールデンウィーク」といった呼称はどうか。「連休」との呼称はどうか。その時期、休めない人は多くいるのである。世間は、そのことを配慮しているか。私は、このような世間に「嫌気がさす」。 . . . 本文を読む