神田祭.ch公式ブログ

神田祭公式ブログです。当日の神田祭の実況や神田祭の裏側、インターネットchの「神田祭.ch」の模様をお伝えいたします。

第3回 明神能 幽玄の花

2005-05-16 20:24:34 | 神田祭
明神能 幽玄の花(神田祭 薪能)が17時45分より開催された。
薪能(たきぎのう)は、薪を焚く炎の明かりのもとで演じられることから、薪能といわれている。
『明神能 幽玄の花』は、平成15年、285年ぶりに復活して以来、本祭・蔭祭に関わらず毎年開催されている。
非常に人気の神事で有料公演に関わらず、チケット販売開始後すぐに完売されたようである。好評につき、急遽座席が追加され、当日券も完売されるほどの人気ぶりである。当日券も購入出来なかった人は、会場の隙間から覗き込むように観覧されていた。








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まず、明神雅楽部(明神神社の神職)の奉納演奏にあわせて、巫女による『悠久の舞』で舞台が始まった。
その後、半能「加茂」・狂言「附子」・能「土蜘蛛」が演じられた。月明かりのもとにこだまする鼓の音が何とも幻想的である。
各演目の開始前には、三浦裕子さん(武蔵野大学講師)による解説が行われ、より薪能を理解することが出来る。
思いのほか外人の方が多く(約50名)三浦さんの解説のあと、英語による解説も行われた。

なんと、昼間舞台を設営していた人が、舞台が始まると雅楽の装束で登場!!
神職の皆様が舞台を作成されていると言うから驚きである。


献茶式

2005-05-16 17:08:11 | 神田祭
昨日の活気溢れる神輿宮入とは打って変わり、厳粛な雰囲気の中、本日(16日)11時より、千 宗左 表千家家元による献茶式が執り行われました。
献茶式には、約400名の着物姿の方々が参列されておりましたが、誰一人として会話をする方もなく静寂な会場でした。
家元の流麗なお手前による濃茶が献茶され、引き続き薄茶が献茶されました。
物音ひとつしない会場は、拝殿の点前座より神職の手によりご神前に献じられる間、雅楽の音色だけが境内を響いておりました。

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『Internet TV 神田祭り.ch』を終えて

2005-05-16 15:43:36 | 神輿宮入
昨日は、臨場感溢れる模様をより多くの方に、また全世界の方にご覧いただこうと、NTTコミュニケーションズ株式会社株式会社エヌ・ティ・ティサービス東京、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ各社のご協力により、各町会の宮入模様をストリーミングにてライヴ配信させていただきました。
中には、遠くカリフォルニアからご覧いただいているとのコメントをいただきました。
11時間10分に及ぶ長時間にわたり、神輿宮入模様を実況生中継すると言う初めての試みでありましたが、ご満足いただけましたでしょうか?スタッフ一同、神田祭りの感動をお伝えするため精一杯努力いたしましたが、番組中に町会名の読み間違いや不適切な表現がありました事、および一部知識不足による適切な情報提供が出来ませんでしたことを心よりお詫びいたします。

最後に、『神田祭り.ch公式ブログ』にコメントの投稿やトラックバックの設定を行っていただきありがとうございました。改めて皆様に御礼申し上げます。