皆さま
長い時間お付き合いいただき誠にありがとうございました。
また、ブログのコメントやメールにてご意見、ご感想など多数いただき非常に感謝いたしております。
本当にありがとうございました。
神輿宮入は終了しましたが、今年の神田祭が終わったわけではありません。
5月14日には「献茶式」そして「明神能」が行われます。
そして、5月15日には一年を通じて最も重要な神事とされる「例大祭」が厳粛に執り行われます。
インターネットを利用した今年のライブ中継は本日にて終了いたしますが、
14日・15日の行事の模様はブログにてしっかりとお伝えいたします。
今後も「ライブログ 神田祭.ch」をお楽しみください。
江戸の昔より明神甘酒として天下に知られているのが、神田明神鳥居前で160年の老舗、『天野屋』です。
天野屋は弘化3年の創業で、濁酒の製造を始めた初代が後に、糀、甘酒、納豆、味噌の製造も兼ねるようになりました。
米糀を作る地下の天然むろは創業当時のままとなっていて、米糀 にさらに手を加えて生成し熟成を待って作り上げられたものです。
隣接している喫茶室も趣いっぱいです。
是非、神田明神にご参拝にお越しの際には、本物の甘酒をご堪能下さい。
「明神甘酒」は“生きている自然の甘味”です。
甘酒の他にも、天野屋特製の、江戸味噌、久方味噌、芝崎納豆なども人気です。
是非、お試しください。
当店の神輿は平成6年に新調しました。
16代浅子周慶作です。
鳳凰は胸を張って飛び立ちそうな型が特徴です。
小型ですが、浅子周慶の自慢作です。
天野屋の美人神輿なる女神輿、ご堪能ください。
東日本橋二丁目町会はかつては両国と呼ばれていました。
両国と両国橋の西側の町に、明暦の大火後の万治2年(1659)に橋が架かり、交通上賑やかな地となりました。
火事の多い江戸に鑑みて二度と災害の悲劇を繰り返さぬ様にと各所に火除地を設けました。
両国にも中央区側に広小路が出来て、防火や避難に役立つ広場が設けられました。
いつの間にかこの空地を利用して軽業や見世物小屋が並び、水茶屋、喰べ物見世などで江戸で一番の賑やかで、華やかな場所になっていきました。
その賑やかさ・混雑ぶりは大変なもので、様々な本に出ているほどでした。
維新後は商店の並ぶ繁華な市街に変わって、面目一新した賑やかな商店街になっていきました。
また、米沢町は、多くは船宿の中心地であり、両国の川開きや花火と共に忘れることの出来ない町です。
米沢町から元柳町にかけては、船宿と共に有名な柳橋花街です。
これが両国の景況を明治になって支えていたといえます。
尚、平成15年には開府400年をお祝いして船渡御を挙行しました。
町会の該当区域は、東日本橋二丁目全域となっています。
当町会の神輿は、昭和35年、宮本重義により作られました。