暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2022年度自転車班サブ春期合宿(淡路島)報告書

2023-02-21 23:49:59 | 現役活動報告

 

〈PL総括〉

文責:3回生S

本合宿は自転車班の成果と課題を明確にする意義ある合宿となった。

はじめに、本合宿において安定した速度で長距離走行できたことに加え、TS1付近の急坂でヒルクライム・ダウンヒルの両方を経験できたことは大きな成果であった。また、公道走行については幅員に応じた速度調節や走行位置の取り方、発進時に先に自動車を通すなど自動車との共存を図ることができた。これらから走行技術は大きく成長した。

次に事前準備の重要性について、ダウン地点の予測が重要だと感じた。自転車活動では走行中の行動食の補給や地図の確認は難しく、停車のタイミングも読めないため、今後は次のダウン地点を共有すべきである。その他、各地点の勾配について意識することも完走するために重要な要素の一つであると感じた。今回の合宿では起伏が原因でペースが乱れることがあったため、単に走行距離だけでなく獲得標高をより注目すべきである。宿泊に関しては、当初予定していたテントからテントとツェルトの併用に変更した。しかし、当日の天候やキャンプ場の利用状況から強風下でのツェルト設営が困難と判断し、睡眠時は隣接されているコテージを利用した。荷物の取り扱いについては距離との折り合いを探る作業が今後必要であると感じた。また、今回の一番の課題は計画立案にあった。未経験者が多く、現実に即した話し合いができなかった。来年度からは今年度の経験を踏まえた計画立案を期待したい。これらの事前準備が合宿の成否に影響を与えるため今後重視すべき課題である。

最後に、合宿中は班員の成長を感じられた。SLの責任感や、その他班員の知識や体力面の成長は大きく、頼もしい姿を見ることができた。集大成となる春期合宿では今年度の成果を行動で示すことを期待している。

 

〈反省と改善〉

文責:1回生Y

(反省)

1.荷物が多く重たかったため、全体的に時間がかかった。

2.行動食の摂取量が不足し、シャリバテを起こす者がいた。

3.山岳区間で、想定よりも時間がかかってしまった。

 

(改善)

1.体力の向上とともに荷物を整理し、完走能力を向上させる。

2.行動食を休憩時に摂っておく。

3.ヒルクライム能力を向上させる。

 

〈行動日程〉

文責:1回生K

〈1日目〉

時間

場所・行動日程

所要時間

9:00

淡路島ジェノバライン出発

 

9:30

東浦ターミナルパーク

ダウン1

0:30

9:40

同上発

0:10

11:00

ONOKOROパーク付近

ダウン2

1:20

11:45

同上発

0:45

13:40

イオン南淡路店

ダウン3

1:55

14:10

同上発

0:30

15:00

じゃのひれキャンプ場着

0:50

〈2日目〉

9:00

じゃのひれキャンプ場発

 

9:40

道の駅福良

ダウン4

0:40

10:00

同上発

0:20

11:40

南あわじ海釣り公園付近

ダウン5

1:40

11:55

同上発

0:15

13:20

五色町都志

ダウン6

1:25

14:10

同上発

0:50

15:25

室津八幡神社付近

ダウン7

1:15

15:40

同上発

0:15

16:40

道の駅あわじ

ダウン8

1:00

17:10

同上発

0:30

17:20

岩屋フェリー乗り場着

0:10

 

〈気象報告〉

文責:1回生Y

2月14日(火)

時間

天気

気温

風向き

風力

雲量

雲向

雲形

11:00

曇り

7

北東

2

4

×

×

天気も良く、風もあまり吹いていなかったため順調に走行することができた。

 

2月15日(水)

時間

天気

気温

風向き

風力

雲量

雲向

雲形

9:40

曇り

7

北西

4

6

×

×

13:30

曇り

5

北西

5

7

×

×

朝から気温が低く、風が強く吹いていた。途中で雪も降り、前日より走行が難しい時間帯が続いた。

〈食料報告〉

文責:1回生Y

1日目夜はカレーメシとスープに加え、各自現地で購入した食材、食料を使用した。2日目朝は持参した袋麵を調理した。今回の活動では省スペース化・軽量化のため小コッヘルを利用した。主に水を沸騰させるために利用し、コッヘル内で調理しない前提であれば小コッヘルで十分であった。今後の活動では、調理内容を基に適切なコッヘルを使用することが合宿の成否を分ける1つの要因になると感じられた。

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