最終更新2022年8月15日(必要に応じて訂正加筆して下さい)
・合宿コース設定時には入山地点、下山地点以外にも道中で負傷者、傷病者が出た場合途中で緊急下山できるコース、地点を事前に設定しておく。安全かつ最速で下山できる場所を数か所選定し、パーティーメンバー全員で入山前ミーティングで確認しておく。
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・エスケープルートの作成はSLが行いPLが確認を行う。
・緊急車両が入れる地点を当部としてはエスケープ地点として設定できるものとする。
・季節によってはゲート封鎖されているため入山前によく調べる必要あり(大峰309号線等)
・危険地帯通過する場所はエスケープルートとして不適であるがそこ以外下山できるルートが無い場合は危険地帯通過箇所もエスケープコースとして選択せざるを得ない。(後立山等)
・負傷者、傷病者がメンバーで支援・介助を受けての下山が不能・安全を確保しての下山が困難な場合は救助要請を行い、保温・応急処置・安全確保し救助待機を行う。
・リフト、ゴンドラの運行時間などに関しても要確認。
・水場情報なども入山前に確認。コース上に水場がなければ水歩荷必要あり。
・入山前にコース上の重大事故発生場所を確認し、対策を立てた上で活動を実施する。
・事前下調べした情報以外にも現地では状況が変化しており、予想通りに行程は消化できないという認識も持つこと。大雨による落石登山道崩落・雪崩・沢増水・アイスバーン・登山道整備不良による道の不明瞭・間違いトレース・メンバーの体調悪化・。最悪の状況を常に意識想像しておく事。
エスケープルート例1:天川川合~弥山往復コース
弥山山頂付近で傷病者が出た場合は行者還トンネルエスケープ地点E1への緊急下山が可能(冬期は309号線閉鎖の為エスケープ地点として設定するかは要検討)。双門コースは下山での使用は禁止されておりカナビキ谷経由でのエスケープは道不明瞭となるためエスケープルートとしては不適と考えられる。
エスケープルート例2:明神平周回コース
薊岳を区切りに入山下山地点へのB大又へ、A大又林道終着地点までなどのコースを取りエスケープが可能
エスケープルート例3:比叡山
安全な山域である。緊急車両が入れる道路が山頂まで続いている。
エスケープ地点は複数設定可能。
エスケープルート例4:白馬(無積雪期)
気象条件が厳しい山域である。稜線での低体温・強風に注意
①~④エスケープルートを設定する事ができると思われるが
①ルートでは沢の増水
②③では雪渓の状態の把握(雪渓の状態が悪い場合もある)
④ルートではゴンドラリフトの運行時間
などを調べる必要があり