暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2022年4月24日日曜日サブリーダー養成合宿比叡山

2022-06-13 10:54:40 | 現役活動報告

2022年度サブリーダー養成合宿報告

IN 比叡山

(コロナ規制関西圏日帰り対応案)

最終更新:2022-04-25

<趣旨>

サブリーダーとして必要な読図能力、ルートファインディング能力等のスキルを身に付ける。また、状況に応じた適切な判断を下せる技術を身に付ける。

<総括>

新入生入部にあたり、SLの新規養成が必須となっているため実施。まだまだ自信を持って読図を行えていないため、今後も読図に関しては精度を高める必要があり。傾向としてGPSに頼りすぎている部分があるため、基本的な事項→コンパスと地図の方角を合わせ、高度計などを併用し特徴のあるランドマークなどを確認し現在地を確認するという部分を再度重要視して欲しい。雨降りであったが、このところ雨の中での山行を実施できていないため北海道を想定して雨対策・低体温対策(雨・風速10m以上・10度以下・尾根上)に関して説明を繰り返した。寒冷前線通過時の無理な前進はせず、悪天候が長引く要であればエスケープ下山、天候の回復が見込める場合は停滞・沈殿するなどについても道中で説明を繰り返し行った。

OB(A)

<活動細目>

名称:2021年度SL養成合宿

目的:SLの読図、ルートファインディング能力等の養成

期間:2022年4月24日日曜日

山域:比叡山

形式:1パーティー方式

集合:8:00修学院駅

出発:8:09修学院駅

解散:12:40ケーブルやせ駅前

費用:食費・雑費・事故対策金など

<地図>1/25000地形図 京都東北部

<パーティー構成>

SL2回生S 衛生・食糧・装備・気象

PL -OB(A)

 

<行動>

修学院駅(入山・体操)→雲母坂→ケーブルひえい→ケーブルやせ→大比叡→無寺→延暦寺根本中堂→松尾坂→ケーブルやせ(下山・解散)

コースタイム4:25

4/24基準日の出:5:17日の入り:18:38

 

8:00修学院駅集合

8:15出発・体操・入山連絡・途中で入山連絡を忘れている事に気づき、万寿院付近にて入山連絡を行う

8:30雲母坂、尾根の登りでは地図にない分岐があった

9:01D1300m付近9:10D1出発

10:00D2ケーブル比叡駅10:02D2出発

11:00D3延暦寺11:10D3出発(自動車専用道を避ける必要があった、入山料が1000円必要であった)

12:40ケーブル八瀬駅(解散・下山連絡)

・気象報告

前線の影響で雨雲が近畿圏を覆っていた。

山頂付近では濃い霧に覆われた。

曇り→雨&霧→雨

比叡山山頂付近800m/11:00/小雨/10度/風力1/乱層雲/風向東/雲行/東/

・装備報告

軽装登山者が多かったが、最低限の装備(ツェルト・ガス燃料ガスヘッド・シュラフカバー・エマージェンシシート、予備食糧など)は部としては必ず携行するよう必要性に関して説明を行った

・食糧報告

道中あまり飲水・食事を摂らなかった。難易度の低い行程でも定期的な摂取が必要である。

・衛生報告

靴擦れが回復しないままの入山OB(A)であったため、患部をケア(保護パッド)してから入山した方がよかった

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雪崩リスク調査:白川郷野谷荘司山1797m

2022-06-12 18:00:28 | OB・OG山行レポート

山行者:OB(A49期)

2022年3月7日月曜日~3月8日火曜日

北陸岐阜野谷荘司山1797m白谷山スキー滑走

 

・総括

我が部では立山、白馬乗鞍、乗鞍、を中心に積雪期活動を実施しているが、山スキーコースの開拓が殆どできていないため今回のコース偵察を実施した。白谷では良い滑走ができたが、気温上昇に伴い雪崩の跡が見られた。山スキー滑降を実施する場合は午後の雪が緩む時間帯の滑走は控えるようにし、早い時間帯での滑走をするのが望ましいと思われる。部の活動として実施する場合は馬狩付近にベースキャンプを設営し、三方岩岳、野谷荘司山を目指し、雪の状態が良ければ滑降を狙う案などを考えても良いのではないだろうか。近年積雪不足に悩まされるが、このコースではその問題はないと思われるが、雪崩対策は必須である。

・行動内容

3月7日

付近コース偵察、駐車場確認、雪の状態の確認を実施

夏道沿いに進むが850m付近にてスノーシューでの行動が不能となり撤退。尾根沿いに進んだ方がよさそうであった

3月8日

朝方は冷え込んでいたが、天候は良く入山者も10名程いたようだ。予定通り工程を消化する

ツリーホールは4mほどあったと思われる

美しい尾根

野谷荘司山より白山方面

なかなかお目にかかれない特大雪庇

挑み甲斐のありそうなコースである

白谷滑降コースは人気があるようで新雪狙いのバックカントリー入山者も何名か見られた

滑降する場合はある程度のスキー技術が必要と思われる

雪崩跡あり。通過時は要対策

馬狩より野谷荘司山を望む。白川郷集落を見守るようにそびえている山である。

沢への転落に警戒が必要、右岸寄りにルートを取る

・気象報告

入山前に多量の積雪が見られた、3月7日12:00頃より天候回復し、白川郷集落より野谷荘司山が望めた。

3月7日

10時30分標高700m馬狩駐車場付近

気温-1度:雪:風力4:風向西北西:雲向東南:積層雲:新雪

3月8日

7時00分標高700m馬狩駐車場付近

気温-7度:晴れ:風力2:風向西:雲向東南:巻層雲:新雪

12時00分標高700m馬狩駐車場付近

気温3度:晴れ:風力1:風向西:雲向東南:巻層雲:新雪

 

3月8日

・食糧報告

多少重くなってもある程度の非常食を携行しての山行実施が望ましいと思われる

・装備報告

思ったより暖かくなりインナーがかなり汗で濡れた

・衛生報告

特になし。気温はそれほど低くならなかった為、凍傷の恐れもなかったと思われる。

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2022年度プレ錬成合宿報告

2022-06-11 15:05:24 | 現役活動報告

1日目

下市口駅バス停8:20ー天川川合9:02―川合登山口9:30(体操・入山連絡)→天女の頂→狼平避難小屋TS1

2日目

TS1→弥山小屋→八経ヶ岳→弥山小屋→狼平避難小屋→川合登山口(下山・解散)

A

<PL総括>

文責:3回生S

本合宿は、現時点における今年度の課題と成果を示す合宿となった。課題は時間に対する意識の低さが挙げられる。2日目の朝、食当で手間取ったため出発時間から10分遅れた。この点は、声掛けが十分でなかったと感じており、PL自身の今後の課題とする。しかし、前回の宿泊時と比較すると、各部員が要領を掴んで行動できていたため今後の改善に期待できる。次に、成果としては日頃のトレーニングによる体力の強化が挙げられる。各部員の体力は十分あり、ペースに遅れることなく行動できた。特に、体力に余裕ができた新入部員が周囲を見渡しながら行動できた点は、今後の活動を行ううえで大きな成果である。最後に、今回の合宿は天候に恵まれ、各所で綺麗な景色を確認できた。そのため、登山の魅力が十分伝わり、今後の活動のモチベーション向上につながる合宿となった。

 

<反省と改善> 

文責:3回生I

【反省】 

  1. 朝の準備が遅く出発が遅れた
  2. 新入生のパッキングが不慣れで手間取ったり、無駄に大きくなっていた。
  3. 炊事でのミスが目立った。

【改善】 

  1. もっと厳しく統制する。
  2. 事前に指導しておくべきだった。新入生の人数が多すぎて指導しきれなかった。
  3. きちんと目配りしておくべきだった

 

 

<行動日程>

文責:2回生T

2022年6月4日

時間

場所・行動内容

所要時間

7:40

下市口駅 集合

 

9:40

川合登山口・出発

 

10:30

標高1012m・ダウン1

0:50

10:35

同上・出発

0:55

11:35

標高1317m・ダウン2

1:55

11:45

同上・出発

2:05

12:05

栃尾辻・通過

2:25

13:00

標高1505m・ダウン3

3:20

13:05

同上・出発

3:25

13:55

狼平・行動終了

4:15

19:30

就寝

 

2022年6月5日

3:00

起床

 

4:10

狼平・出発

 

4:40

弥山小屋

0:30

4:50

同上・出発

0:40

5:10

八経ヶ岳山頂

1:00

5:20

同上・出発

1:10

6:00

狼平・撤収

1:50

6:45

同上・出発

2:35

8:00

栃尾辻・ダウン1

3:50

8:10

同上・出発

4:00

8:45

林道出合・ダウン2

4:35

8:50

同上・出発

4:40

9:40

川合登山口・行動終了

5:30

 

<気象報告>


文責:1回生Y

 

時間

天気

気温

風向

風力

雲形

雲向

11:35

16

1

積雲

不明

14:00

20

西

1

積雲

不明

6:10

10

西

1

薄雲

不明

8:00

12

2

薄雲

不明

 

一日目は気圧の差もなくまた、低気圧も離れていってるので天気はよく晴れた。しかし、二日目はだんだんと低気圧が近づいてきていたので天気はだんだんと曇ってきたが、雨は降らなかった。

 

<食料報告>

文責:1回生E

 4日はスパゲッティを食べた。麺を茹でるのに時間がかかったが、丁度よい具合に茹でることができた。茹でているときに虫が鍋の中に入ってきていたので、虫が寄ってくる前に手早く調理することが今後の課題だと感じた。

 5日は棒ラーメンを食べた。途中でミスがあり、時間がかかってしまった。次からは素早くミスなく終わらせたい。

 

<衛生報告>

文責:1回生N

衛生装備の使用はなかった。

 

<装備報告>

文責:1回生N

6人用テントとフライのチャックが閉まらなかった。

カート3台使用した。

B

<PL総括>

文責:3回生Y

 今回の合宿は例年とは二週間ほど早めに行った。その理由としては梅雨による悪天候を避ける狙いがあったが、この予想が的中し快適に合宿を行えた。そしてA,B班共に前回の薫風合宿の反省点を改善し、実りのある合宿となった。また、日ごろのトレーニングの効果で計12時間を超える行動で脱落者がいなかった。なお、心が折れてやめようとする部員も出なかった。数回新入生と登山をして感じた印象としては「騒がしいが自然が好き」である。これからも楽しく登山できる仲間として今後の成長に期待したいと思える合宿であった。

 

<反省と改善>

文責:3回生N

(反省)

  • ルートファインディングに失敗した。
  • パーティーのコンディション管理が不十分だった。
  • パーティーの体力に合わせたペースで行動することができた。

(改善)

  • 地図とトレースを注意深く確認する。
  • 後ろを確認する際、メンバーの顔をしっかり見る。
  • 特になし。

 

<行動日程>

文責:2回生N

一日目

時間

場所・行動内容

所要時間

9:50

川合登山口・出発

 

10:16

鉄塔付近・ダウン1

0:26

10:25

同上・出発

0:09

11:12

1115m付近・ダウン2

0:47

11:25

同上・出発

0:13

12:22

ダウン3

0:57

12:35

同上・出発

0:13

13:47

ダウン4

1:12

14:00

同上・出発

0:13

15:00

狼平着・行動終了

1:00

19:00

就寝

 

二日目

時間

場所・行動内容

所要時間

4:00

狼平・出発

 

5:05

八経ヶ岳着

1:05

5:20

同上・出発

0:15

6:45

狼平着

1:25

7:10

同上・出発

0:25

8:02

ダウン1

0:52

8:12

同上・出発

0:10

9:10

ダウン2

0:58

9:20

同上・出発

0:10

10:40

鉄塔付近手前・ダウン3

1:20

10:45

同上・出発

0:05

11:25

川合登山口着・行動終了

0:40

 

 

<気象報告> 

文貴:1回生T

6月4日

時間 天気気温風向風力雲形雲向

11:20 晴れ20 ×   ×   ×  ×

13:50 晴れ19 ×   ×   ×  ×

 

低気圧が東向きに進んだため、天候は荒れることはなく丁度良い日差しになった。

 

6月5日

 

時間 天気気温風向風力雲形雲向

8:10   晴れ16 ×  ×   ×  ×

10:40  曇り18 ×  ×   ×  ×

 

低気圧が日本に接近していたため、天気が徐々に悪くなったが、無事雨の降ることなく下山することができた。

 

〈衛生報告〉

文責:1回生Y

キズパワーパッド 3枚

絆創膏 2枚

塗り薬 少々

ロキソニン 2錠   を使用した。

 

<食糧報告> 

 

文責:1回生K

 

4日(土)の夜はパスタを食べた。基本的に問題はなかったがヘッドの火力を最初は緩めていたので水を沸かすのに少し時間がかかってしまった。

 

5日(日)の朝は棒ラーメンを食べた。1回生にとっては初めてのテント内の調理ということもあり、準備に時間がかかってしまい二人前食べる予定であったが一人前しか食べることができなかった。次回からは各自が役割分担を明確に把握し改善する必要がある。

また、パーティーメンバーから棒ラーメンについて味や朝からの食べにくさについての不満がでていたので朝食について改めて考える必要がある。

 

<装備報告>

文責:2回生M

6月4日

装備の紛失・故障はなかった。

 

6月5日

装備の紛失・故障はなかった。

 

 

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2021年度春期合宿報告

2022-06-09 13:45:53 | 現役活動報告

<PL総括>

文責 2回生Y

 今回の合宿は2021年度の集大成となる合宿であったが、観音峰周辺では雪がすべて溶けていていささか拍子抜けだった。また、新体制での初めての山行ということで、各自の目標や活動運営の指針などを共有する良い機会となった。新歓での部員の獲得や後輩の指導などをこれから行っていきたい。

<反省と改善> 

文責 2回生I

 

(反省) 

  1. 企画段階から部員が主体的に参加することができなかった。
  2. 各々が事前に情報収集をすることができず、PLに任せきりになってしまった。
  3. 初めてのSLでパーティー全体の様子を観察して適切なタイミングでダウンを取ることができなかった。

 

(改善) 

  1. 新3回生も各々が最高学年となる自覚を持ち計画策定段階から積極的に合宿へ取り組む。
  2. 各自が当事者意識をもって合宿に積極的に参加する
  3. 個人の感覚だけでなく、時計なども駆使し、客観的に判断ができるようにする。

 

<行動日程> 

文責 2回生I

 

3月27日 

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

10:40 

入山・観音峰登山口出発 

 

11:05 

936地点・ダウン1(5分) 

0:25 

11:10 

同上・出発 

0:05 

11:50 

観音峰展望台・ダウン2(15分) 

0:40 

12:05 

同上・出発 

0:15 

12:30 

観音峰山頂・ダウン3(10分) 

0:25 

12:40 

同上・出発 

0:10 

14:40 

母公堂登山口・行動終了 

2:00 

 

<気象報告>

時間

天気

気温

風向

風力

雲形

雲向

11:50

曇り

12

1

薄雲

×

12:30

曇り

9

1

薄雲

×

文責:2回生N

 

 高気圧の影響により、天候が荒れることはなかった。3月下旬の低山では温調節が非常に難しく、今後の課題であると言える。

 残雪期の合宿を想定していたが、残雪をほとんど見ることができなかった。

 

<装備報告>

文責 2回生S

装備の故障・紛失はなかった。

 

<衛生報告> 

文責 2回生S

衛生装備の使用はなかった。

 

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2022年3月15日~16日北アルプス乗鞍岳PW

2022-06-05 00:05:01 | 現役活動報告

2022年3月15~16日乗鞍岳PW報告

関西大学体育会ワンダーフォーゲル部

・参加メンバー

PL-OB(A)、SL-2回生Y、2回生N、2回生I

・総括OB(A)

我が部では冬期においては立山、白馬乗鞍、乗鞍岳をベースに雪上訓練を実施しているが、今回は事前1月21日22日にOB(A)がコース偵察を行いリスク評価した前提条件で乗鞍岳一帯にてPWを実施した。本来であれば部員全員参加の活動で、正規合宿として計画するのが望ましかったと思われるが、部員間にて山に対する意欲が大きく違っており、意欲ない者が事前準備を疎かにした状態で活動参加となると事故の要因となりえるのではないかと考え、今回は事前の準備に積極的に取り組める有志での活動実施とした。たまたま好天での活動を実施することができたが、積雪期の活動というものには、停滞・沈殿、悪天候での撤退などの可能性が高いという認識を持ってもらう必要もある。

・行動内容

3月15日火曜日

14時00分ブルーリゾート乗鞍リフト始発点1477m入山・体操・入山連絡

15時00分かもしか平標高2000mテントサイト到着後テント設営弱層テスト(表面の層は雨が降った後に固まった様な状態になっていた。踏むとパキパキと割れるような雪質であった。)

16時00分天気図作成、食当

17時00分ミーティング

17時30分夕食

19時00分就寝

3月16日水曜日

4時00分起床

5時40分体操・出発

6時50分ツアーコース2330m付近にてダウン1当部OB位ヶ原山荘管理人のMさんに会い挨拶を行う。Mさんは所用のためそのまま下山される

 

8時00分トイレ付近2600mにてダウン2

アイスバーン地帯突入の前に滑落停止アイゼン歩行の確認を行う。

 

10時10分剣ヶ峰3025m

11時00分トイレ付近2600mにてダウン3

12時20分テントサイト1かもしか平2000mにてダウン4テント撤去

14時35分ブルーリゾート乗鞍リフト始発点1478mにて下山連絡・解散式

・気象報告

・雪の状態が変化に富んだコースであった。コース上にて3か所死亡雪崩事故が発生しているため、部の活動を実施する場合には対策を2重3重にする必要がある。雪崩に関しては那須高原の死亡事故発生以来学生登山においては特に対策が必要と思われる分野であるので部としての雪崩対策指針の策定も急務である。天候は安定していたが位ヶ原~剣ヶ峰エリアは体が吹き飛ばされるくらいの爆風エリアである。ネットに溢れる個人山行レポートなどでは悪天候時での行動登頂も見られるが我が部においては悪天候時の剣ヶ峰アタックに関しては禁止したほうがよいのではないかと思われる。無謀なアタック・前進を実施してはいけないというルール作りなども積極的に協議を重ねたい。

 

3月15日

14時00分標高1480mリフト始発点

気温7度:晴れ:風力2:風向西:雲向東:積雲:ざらめ雪

3月16日

5時40分2000mかもしか平

気温0度:晴れ(ガス):風力3:風向西北西:雲向:東南東:巻層雲:しまり雪

夜間は放射冷却により雪面が固くなっていた

8時00分2600mトイレ付近

気温2度:晴れ:風力6:風向北西:雲向:東:巻層雲:しまり雪一部氷化

10時10分3025m剣ヶ峰

気温-3度:晴れ:風力7:風向北西:雲向:東:巻層雲:アイスバーン

シリセードで下山中パトロール隊より注意を受ける2300m付近にて(アイゼンをつけたままだった為)トラブル回避の為、部の活動ではグリセード、シリセードは控えた方が賢明であると思われる。滑落停止に関しても実施する場合は絶対に安全を確保できる場所で行う必要がある。

13時00分2000mかもしか平テントサイト1

気温5度:晴れ:風力1:風向西:雲向:南東:巻層雲:ざらめ雪

・装備報告

この山域ではやはり山スキーでの行動をするのが効率良いと感じた。次年度はスキー場にて訓練実施後入山するという計画を組んでもらいたい。

・衛生報告

ミーティングでパルスオキシメーターを使用してSp02の計測を実施したが、数値低下しているメンバーがいた。疲労・過労の初期症状であり高山病の要因ともなりえる。各自忙しいと思うが入山前の体力回復に努めるのも山行成功の重要な要素である。

・食糧報告

不必要な食料が多かったのではないかと思われる。燃料節約の為水を歩荷したが、水作り経験もあまりないため、テントサイトで水作りをしたほうが良かった

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