2022年度サブリーダー養成合宿報告
IN 比叡山
(コロナ規制関西圏日帰り対応案)
最終更新:2022-04-25
<趣旨>
サブリーダーとして必要な読図能力、ルートファインディング能力等のスキルを身に付ける。また、状況に応じた適切な判断を下せる技術を身に付ける。
<総括>
新入生入部にあたり、SLの新規養成が必須となっているため実施。まだまだ自信を持って読図を行えていないため、今後も読図に関しては精度を高める必要があり。傾向としてGPSに頼りすぎている部分があるため、基本的な事項→コンパスと地図の方角を合わせ、高度計などを併用し特徴のあるランドマークなどを確認し現在地を確認するという部分を再度重要視して欲しい。雨降りであったが、このところ雨の中での山行を実施できていないため北海道を想定して雨対策・低体温対策(雨・風速10m以上・10度以下・尾根上)に関して説明を繰り返した。寒冷前線通過時の無理な前進はせず、悪天候が長引く要であればエスケープ下山、天候の回復が見込める場合は停滞・沈殿するなどについても道中で説明を繰り返し行った。
OB(A)
<活動細目>
名称:2021年度SL養成合宿
目的:SLの読図、ルートファインディング能力等の養成
期間:2022年4月24日日曜日
山域:比叡山
形式:1パーティー方式
集合:8:00修学院駅
出発:8:09修学院駅
解散:12:40ケーブルやせ駅前
費用:食費・雑費・事故対策金など
<地図>1/25000地形図 京都東北部
<パーティー構成>
SL2回生S 衛生・食糧・装備・気象
PL -OB(A)
<行動>
修学院駅(入山・体操)→雲母坂→ケーブルひえい→ケーブルやせ→大比叡→無寺→延暦寺根本中堂→松尾坂→ケーブルやせ(下山・解散)
コースタイム4:25
4/24基準日の出:5:17日の入り:18:38
8:00修学院駅集合
8:15出発・体操・入山連絡・途中で入山連絡を忘れている事に気づき、万寿院付近にて入山連絡を行う
8:30雲母坂、尾根の登りでは地図にない分岐があった
9:01D1300m付近9:10D1出発
10:00D2ケーブル比叡駅10:02D2出発
11:00D3延暦寺11:10D3出発(自動車専用道を避ける必要があった、入山料が1000円必要であった)
12:40ケーブル八瀬駅(解散・下山連絡)
・気象報告
前線の影響で雨雲が近畿圏を覆っていた。
山頂付近では濃い霧に覆われた。
曇り→雨&霧→雨
比叡山山頂付近800m/11:00/小雨/10度/風力1/乱層雲/風向東/雲行/東/
・装備報告
軽装登山者が多かったが、最低限の装備(ツェルト・ガス燃料ガスヘッド・シュラフカバー・エマージェンシシート、予備食糧など)は部としては必ず携行するよう必要性に関して説明を行った
・食糧報告
道中あまり飲水・食事を摂らなかった。難易度の低い行程でも定期的な摂取が必要である。
・衛生報告
靴擦れが回復しないままの入山OB(A)であったため、患部をケア(保護パッド)してから入山した方がよかった