蕎麦の実を頂きました。これは炊飯器に入れて食べるのもいいけど、手がかかったやりかたで調理して食べてみようかと思って、蕎麦粥を作りました。
そういえばロシアあたりでは蕎麦の実を当たり前のように食べていると、あしやさん(ロシア人You Tuber)が言ってたような気がします。
作ってみた!
「脂かすが入った蕎麦の実:ノスタルジックなソビエト時代のカーシャ」というのがとても美味しそうだったんですね
レシピはロシアビヨンドのサイトから
〈材料〉
蕎麦の実 200g
水 400g
塩
玉ねぎ 1個
塩漬け豚バラ肉 150g
キノコ(このレシピではヒラタケを使う) 150g
うずら卵 10個
ネギ
〈作り方〉
1.まずは蕎麦の実を作る。蕎麦の実を煮るときはその2倍の水を使う(そばの実と水の比率が1:2)
使う鍋は厚めで丸い底のものが良い。火がまんべんなく伝わり、焦げ付くリスクが少ない。
水・蕎麦の実・塩ひとつまみを鍋に加え、蓋をする。中火-強火にかけ、沸騰したら、3分ほど煮る
2.水がふつふつする位の弱火にし、ほぼ水がなくなるまで15分ほど煮る。
火を止め、蓋をしたまま5分ほど置く。
*蕎麦の実の調理をするときのポイントはここで蒸すこと。おいしいカーシャを作るには、ただ置いておいて出来るだけゆっくり攪拌すること。
ポイント1 そばの実は乾燥したものを使うこと
ポイント2 そばの実には必要以上に触れないこと
火にかけてる間はかき混ぜない。調理の途中で水を加えない
3.最後に豚バラ肉を小さな角切りにし、フライパンに入れ、弱火から中火にかける。余分な油をとり除いたら、小金に色づき、カリカリするまで炒める。
4.豚バラ肉を炒めている間にうずら卵をゆでる。うずら卵を水の入った鍋に入れ、ゆっくり沸騰させ、沸騰してから5分ゆでる。
*ゆで上がったら、卵を冷水の入ったボウルに入れる。温度を急激に下げることで殻の中で卵が縮むため、殻がむきやすくなる。
5.玉ねぎとヒラタケを同じ大きさの角切りにし、豚バラ肉を炒めたときの油を使って順に炒めていく。
6.玉ねぎは黄金色になるまで炒め、フライパンから取り出し、置いておく。同じフライパンを温め、ヒラタケを加える。
このときヒラタケをフライパンいっぱいに広げないようにする。こうすることで、ヒラタケが水分を失わず、美しいカラメル色になる。
ヒラタケが出来上がったら、玉ねぎと一緒に置いておく。
7.油をしいたフライパンを強火で熱する。そばの実を加え、表面がカリカリするまで炒める。豚バラ肉、玉ねぎ、ヒラタケを加えて、温かくなるまで全体に混ぜる。塩胡椒で味を整えるのをお忘れなく。
8.すべて揃ったら、お皿に盛り付け、おろしたうずら卵とみじん切りのネギで飾れば、出来上がり。
ロシアビヨンドのレシピと注意書きにほぼ忠実に作りましたが、玉子に関しては鶏卵を使用し、ゆで玉子状態のまま食べたかったのです。
シクヴァルキ(脂かす入り蕎麦粥)の香りが、どこか懐かしかった。
幼少時の頃にお母さんが作ってくれたオカズ
みたいな感じの香り。
味も香りと同じで、とても懐かしい味がしました。
カルガリーたんはロシア人なんか??
顔は誰がどう見ても東洋人で、ほかの東洋人(中国人韓国人その他)からみたら典型的なにっぽん人って言われますが、
カルガリーたんの内なるロシア人が、シクヴァルキをめちゃめちゃ懐かしがるT T
北海道産そばの実は、まろやかでえぐみが少なく、米と一緒に炊いて食べるのに向いているらしいので、蕎麦粥としてはクセが足らないと思いました。(やっぱカルガリーたんはロシア人か?!)
何かクセ的なものが欲しい!
っつうんで、亜麻仁油をシクヴァルキの上にかけて混ぜました。
産地はだいぶアレだけど、亜麻仁油が足されるとシクヴァルキの旨みが増し増しになります。
相性抜群!!!
亜麻仁の原産地は中央アジアなので、ロシアや中央アジアなどでは普通に使われているらしいのですが、どう使われているのかとても気になります。
亜麻仁油という油の状態で、熱を入れると効果がなくなるから調理済みのものにぶっかけるようにと言われているので、ロシア料理や中央アジア料理的なものの出来上がったものの上にかけると相性抜群だと思います。
海老名駅のビナガーデンの成城石井にロシア産のアマニオイルが売ってたので、これが使い終わったら買います。
ということで、ではまた
パカパカ☆彡