斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

平和ボケのただの日本人が、中央アジアのネタと、日本に残る遊牧遺構の記事など書いた。

さようなら蒙古斑

2025年02月06日 | 自己満

2025年1月30日(木)のキャナダ トロントに於ける公演にて蒙古斑=SUM41は解散致しました。

 

SUM41とは人気パンクバンドである

 

2023年5月に解散宣言をした。

 

蒙古斑(仮)の解散宣言💔 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

遂にこの日が来てしまうとは

 

1/30のトロントライブが蒙古斑の永遠に最後のライブであった。

 

今年3月にはPunk Springに蒙古斑が来て、その翌々日Zep YOKOHAMAでTHE SETTING SUMのライブもあり、それにも参戦した。

 

蒙古斑Live - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

 

蒙古斑の曲の紹介

 

蒙古斑Live参戦前に - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

モンゴル音楽・トゥヴァ音楽・アルタイ音楽・ハカシヤ音楽・タタール音楽 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

蒙古斑は今年4月に“Heaven :x: Hell”を発売

 

フロントマンのデリック氏は今年10月に“Walking Disaster”という題名の回顧録を出版した。

 

2024年に入ってから、終わりに向けて活動をしていた。THE SETTING SUM自体が、終了する為のライブであった。

 

アジアツアー、アメリカツアー、ヨーロッパツアー、キャナダツアーで最後のトロントのスコティアバンク・アリーナでで2度ライブをやって終焉した。

 

その後日、2/3、蒙古斑の故地とされるトロント近郊のAjax(エイジャックス)でトークショーライブが催された。

 

蒙古斑のキャナダ横断ツアーの追っかけ参戦してツイートしていた日本人の情報によると、トークショーライブでは、メタルギター担当のデイヴ氏が高校の時の先生のモノマネをしたり、Zummo氏の蒙古斑への憧れや熱意を語ったという。Zummo氏は始めから蒙古斑にいたわけではない。蒙古斑の昔のドラム担当が抜けた後、新たなドラム担当として入って来た。

 

その翌朝、現地トロントのテレビで蒙古斑のトークショーの事が放映され、昔撮られたPV映像も放映されていたという。

 

 

Ajaxに2025,3/30までの一時的な期間、“SUM41 Street”なるものが爆誕した。

 

2025年3月30日に、バンクーバーで開催されるThe JUNO Awards 2025で行われる特別パフォーマンスと式典で、キャナダ音楽の殿堂入りを果たす。

 

 

 

蒙古斑終焉後、世界中のファンの心の中に永遠♾️に灯り続けますよう🙏

 

世間で風化されても、共に歩んだ楽しい歳月を私は決して忘れません。

 

 

でも終焉という実感が湧かない。来年か再来年あたりのPUNK SPRINGで来日しそうな気がするし、殿堂入りしたのだから、武道館公演をする為に来日しそうである。

 

蒙古斑、本当にありがとう🥹そしてさようなら👋

SO LONG GOODBYE

 

ニワカだけど、自分も二十数年来の愛好者の一員であるかのように錯覚してしまう。蒙古斑界隈がアヴリルと遊んでた時期や、消化器でイタズラしてた時期がとても懐かしく思える。❌マークのついたギターも懐かしい。

 

バンクーバーの殿堂入り迄は、まだ少しある。

 

蒙古斑の殿堂入り後、彼らは故郷へ帰ってゆく。そんな感じだ。

 

本当に寂しい💔

 

 

今は終焉したという実感はないが、これから1年ぐらい経つと、終焉した事が身に染みてじわじわと悲しくなるのだろうか。

 

自分にとって、蒙古斑は本当の友達だった。

 

自分は元々パンクロックなど好きではなかった。そもそも、とりわけ音楽好きというわけでは無かった。J-POPとロシアのクラシック音楽(グリンカやボロディンやリムスキー=コルサコフなど)さえ聴いていれば満足だった。

 

英語至上主義の洋楽、ましてやロックなど、うるさい以外なにものでもなかった。

 

コロナ禍が無ければ、蒙古斑に目覚めて掘り起こし、出会うなどという事は無かった。コロナ禍は人生の時間を奪い、ロクなことは無かった。しかしこれだけはコロナ禍による予期せぬ副作用というか、天恵であった。

 

蒙古斑は遊牧民や突厥族、トゥヴァ人というものに対する興味関心の起爆剤となった。これが無ければ、遊牧アディクト(中毒)である自分は無かった。自分は彼らによって、遊牧民の生き方に自分を変えていこうと思えるようになり、今も変わろうとし続けている。

 

蒙古斑の曲はオタ芸のようなリズム、ノリがあり、トゥヴァ、更には古突厥のメタルとリズムがあり、トゥヴァ特有の美しい和音、旋律があり、デリックのフーメイ(モンゴル語ではホーミーという喉で出す倍音歌声法)ボイスがある、自分にとって右に出る者のない完璧な音楽であった。多分これ以降も未来永劫彼らの右に出る者などいないだろう。

 

例え右に出る者がいて、自分がそれらを聴こうとも、蒙古斑が上書きされる事は無いだろう。

 

蒙古斑の故郷が辺境であることも、えぐられる。トゥヴァ共和国という辺境から世界へ。そしてまた故郷へと帰っていく。

 

蒙古斑というグループは紆余曲折の道を歩んできた世界最強のヘビメタである。世界最強になる為の道のりだったのかもしれない。蒙古斑の歌詞は、苦難を乗り越えた“悟り”である。

 

デリックの追体験をしたくはないが、苦難の時に“これは修行だ“と思い、”悟り“を期待して生きる事も悪くはないと思えるようになった。

 

 

 

 

デリック・ウィブリー。東海オンエアの”しばゆー“みたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SO LONG GOODBYE🥺🙏

 

 

 

長文のご精読ありがとうございました

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前回の記事で少し勘違いしてた事&わが家のカーニーズ🦀(カニちゃんたち)

2025年02月01日 | 自己満

前回の記事で少し勘違いしてた事&わが家のカーニーズ🦀(カニちゃんたち)

 

前回、ブログ記事を書いた後、様々な事柄について調べた。その結果、大いなる勘違いではないが、少しズレた事を書いてしまった。

 

調べてから書くことを肝に銘じなければならない。

 

書いた後、気になってググってみたら、違う事書いちゃったどうしよう😨と思った。

 

ググったワードは“ネトリウス派““ニコライ堂“と“イタヤカエデ”、“ハードメープル”

 

そうしたら問題の箇所がある事が発覚‼️

 

 

問題の箇所は

・「ネトリウス派というのはロシア正教やギリシャ正教やコプト正教などと同じ“東方正教会(オーソドックス)”の流れである。」

 

・「ロシア正教会から独立し、日本正教会となった。そしてニコライ堂を建てた。」

 

・「日本には東方正教会(オーソドックス)が2系統存在する。」

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・「“イタヤカエデ”別名“ハードメープル”という。これは“楓材”という材木。体育館の床や民家のフローリング材、スケボーの板などが多く」

 

・「ハードメープル材(イタヤカエデ)をはじめとするメープル材は“北洋材”というシベリア産の材木で、専売特許のように占められており、主にロシアから輸入されている。」

 

・「しかし近年はウクライナ侵攻の影響で、日本にメープル材というものが入って来なくなってしまった。日本だけではない。欧米などの西側諸国でもメープル材が手に入らなくなっている。」

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・ネトリウス派について

ネトリウス派とは古代キリスト教の教派の1つで、東方教会(東方諸教会)に含まれる。431年のエフェソス公会議において異端認定され、排斥された。これによりネトリウス派はササン朝ペルシャ帝国に亡命し、7世紀ごろには中央アジア・モンゴル・中国へと伝わった。唐代の中国では景教といわれる。のちにはイラクを拠点とする一派アッシリア東方教会などが継承した。

 

ネトリウス派の中心的教派であるアッシリア東方教会は、ギリシャ正教とも呼ばれる“正教会”とは別系統。

 

《引用:Wikipedia》

 

・ニコライ堂について

これは、時系列的に間違えた事を書いてしまった。

 

正教を伝導するためにロシアから日本に渡った亜使徒ニコライは、最初の伝道地・函館を1872年1月に発ち上京。同年9月、神田駿河台にあった定火消の役宅跡地を購入のうえ、伝道の新たな拠点として「正教本会」を設置しました。

 

宣教の成果は目覚ましく、1880年には正教本会のほか、東京各地に10個の教会が新設されます。各教会は聖堂、会堂、集会所のいずれかを有し、活発な宣教活動を展開しました。

 

聖堂の建設は、この正教本会敷地内に、ニコライ師指導のもとで進められた。1884年に着工し、1891年に竣工。同年3月8日、主イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の復活を記憶する「復活大聖堂」として成聖された。

 

原設計はミハイル・シチュールポフ氏、実施設計はジョサイア・コンドル氏による。1912年にニコライ大主教が永眠。

《引用:ニコライ堂公式サイト》

 

日本正教会、正式名称は日本ハリストス正教会(ハリストスとはキリストを指す。)

 

日本ハリストス正教会が自治教会の承認されたのは(ロシア正教会から独立し、日本正教会になった事)1970年である。

《引用:Wikipedia》

 

正しくは、亜使徒ニコライがニコライ堂を1891年に作り、1970年にロシア正教会から独立し、日本正教会になった。

 

ネトリウス派と正教会は別物である為、東方正教会(オーソドックス)は2系統ではなく、亜使徒ニコライによる伝導、ロシアから来たものの1系統のみとなる。

 

 

・カエデの件

 

イタヤカエデとハードメープルは、別物である。イタヤカエデは“板屋楓”と書く。

日本の“いろはもみじ🍁”のような観賞用の庭もみじではなく、材木として使える楓である。

イタヤカエデは“楓材”と呼ばれ、“メープル材”とは別物として区別されているらしい。

 

どちらも同じカエデ属である。

 

イタヤカエデは日本に自生し、樺太、沿海州、中国東北部、シベリア南部、中央アジア北部などにも自生している。

 

イタヤカエデの樹木の樹液からは砂糖がとれる。建築、器具、ヴァイオリン、ギターなどの弦楽器、ハーモニカ、車両、床柱などの装飾材などに利用される。

 

”メープル材“と呼ばれ扱われている材木は、国産や北洋材ではなく、北米からの輸入材を指す。

 

ハードメープルは別名“サトウカエデ”“シュガーメープル”と呼ばれている。サトウカエデの他にブラックメープルというものもあり、数種類ある。用途は体育館の床や民家のフローリング材、スケボーの板などが多い。

 

ハードメープルに対して“ソフトメープル“というのもある。ソフトメープルはレッドメープル、シルバーメープル、ボックスエルダー、ビッグリーフメープルなどである。ソフトメープルは、ハードメープルとは対照的で、柔らかい材質である。

用途は、家具、箱類、種々の心用材、壁パネル、バターのコンテイナー、楽器用材などである。

 

ハードメープル、ソフトメープル、そのどちらも北米北東部や北米中西部に集中して生育し樹高30〜40mにもなる巨木である。

 

《引用:家具蔵、ラカッポ 株式会社山安、一般財団法人 日本木材総合情報センター》

 

 

・北洋材とは

ロシアのシベリア地方で産出され輸出される木材のこと。アカマツ、カラマツ、エゾマツ等、松材の針葉樹の直径30cm程度の小径木が主体で、日本では製材や合板、製紙の原材料に用いられる。

 

2022年4月12日、同年2月に発生したロシアのウクライナ侵攻を受け、日本はロシアからの木材(丸太、製材、チップ、合板)等の輸入を経済産業大臣の承認制とした。2023年日本の丸太輸入量は1953年以来、70年ぶりのゼロとなった。

《引用:Wikipedia》

 

ウクライナ侵攻の影響を受けている。ロシア産のイタヤカエデの輸入もこれのせいでゼロである。

Wikipediaにはイタヤカエデについて何も書かれていなかったが、メープル材は北米産に偏って産出されるので心配は完全に不要だった。

 

東方教会にしてもイタヤカエデにしても微妙に紛らわしい存在である。いずれにしても専門外なので見事に引っかかってしまった。

 

🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀

 

という事で

今日の本題。我が家のカーニーズ(カニ🦀ちゃんたち)

 

ガチャを始めとした今年5月頃から集めた(集まってしまった)蟹🦀s

 

 

蟹に手を染めたのは蟹に興味出る前から始まった。

 

商店街に買い物🛍️に行ったとき、子供用の風呂上がり用髪の水分を拭き取るゴムバンドの色々な種類のが売ってた。その中に紅ズワイガニを思わせるような真っ赤なカニのヘアバンドがあった。カニの他に白豹柄(スノーレオパルド)、カエル🐸、牛か悪魔の角、鹿の角、リボン🎀、ネコ耳その他。これ被って宴会芸とかもありかもな。ヒョットコの面とオカメだけでは飽き足らない。

 

宴会をする予定など無かった。カルガリーというキャラ的に白豹だろう。と考えただけでその日は結局何も買わずに帰ってしまった。

 

後日、再びその商店街に買い物に行った。そしてあの店に入った。まだゴムバンドがあった。しかし白豹は売り切れていた。代わりにカタツムリとキリンの耳&角が出ていた。この店は何でもアリだ。

 

以前あったパチンコ屋が蟹料理屋に変わっていた。当然、蟹料理を食べられるほど経済的余裕などなく…..

蟹のゴムバンドを手に、レジで会計を済ませていた。

 

人というのは、今食べたい食材を模したモノを手にとり、購入しやすい。

 

 

それが契機かどうか知らんが、6月頃から海の生き物き関心が出て、結局カニがカワイイ😍となって

 

こんなモノも購入

 

 

中野ブロードウェイでタカアシガニも購入

 

 

脚がすぐ取れる

 

カニT カラッパ柄

 

動物柄のTシャツ届いた - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

カニカンメカというガチャとピンノのガチャ

 

カニカンメカ🦀 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

 

甲殻工業のカニちゃん

 

 

カニ缶

 

 

これは海外食品の売ってるドンキホーテで¥500で購入した。

 

↓散歩、ドンキホーテ

 

散歩 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

メルカリで購入した“ちょっきんしようカニ”の“ワタリガニ”と“ベビィミトロ&カニ”のカニちゃん。

 

 

千葉の蟹ガチャで得た“アミメノコギリガザミ”

 

 

 

理想的な休日 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

その他ガチャで得た、“グーのカニ”、“アカテガニ”、“カニーズミニスクイーズマスコット”

 

 

マグネットヌイグルミと店舗で購入するカニのヌイグルミ

 

 

ガチャで得た“PETANCO CRAB”ヌイグルミ

 

 

ローソンストア100で購入したちいかわのカニちゃんの”古本屋“

 

 

mixi2で”カニグッズというコミュニティがあるらしい。

 

mixiは一見様お断りなので招待されないと出来ない。自分の知り合いでmixi2などやってる人はまず居ない。

 

カニグッズを10年とか20年とか続けている人は、ガチャやヌイグルミに留まらず、多種多様に及ぶカニグッズを持つ。

 

やっぱカニはカワイイ💖

 

長文のご精読ありがとうございます♪

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カナダ🏹についての説明

2024年12月28日 | 自己満

これだけは断っておく。自分のブログで云う“カナダ”とは、トルドーの国を指さない🇨🇦

約400前に日本に渡航した蒙古系遊牧民が現在、日本国内の、とある金田(カネダ)地区という所に定住させられている。その地区は周縁村落であり、近年まで“特定小集落”に位置づけられていた。《参照:神奈川県人権啓発センターYouTube 》“カナダ”という、この奇妙な名称の成り立ちは、これをモンゴル語の母音調和をした為。母音調和とは、発音しやすいように母音を揃える法則。

《モンゴル語の母音の法則によれば、男性母音(a,o)と女性母音(e,u)は同じ語に共存出来ない。中性母音(i)はどちらとも共存出来るという。島村一平先生が文春の記事で教えてくれた。》

 

この特定小集落が公に特定されると非常にまずいので、このようにした方が都合が良い。金田という共通の漢字を使用した方が良いのでやむなく”カナダ“という変な名称になった。カノダとかにしてしまうと、カネダとの繋がりが分かりにくくなるので、“カナダ”にする。ここを”カナダ地区“と片仮名表記にする

 

“カナダ人“について。これは現代の事だが、遊牧国家のウルス、ハンの影響の強かった国在住の人民に「あなたは何人ですか?」との問いに、定住者であれば町や村などの名前で答え、遊牧民であれば部族名で答える。国の名前で、日本人、アメリカ人などとは言わない。国民国家への帰属意識が希薄である。この地区の人民は日本人でもなければ、モンゴル国の国家人民でもない。カナダ地区の人民はどの部族出身であるのか、よく分かっていない。その上、定住者であるためこの集落に住む人民は、カナダ人という事になってしまった。

 

金田。この地名の意味は、鉄を量産する、鍛冶屋、などを意味する。

 

チンギス・ハーンの本名はテムジンという。鉄を作る人という意味である。

チャガタイ・ハン国の軍事指導者で、ティムール朝の建国者の、アミール・ティムール。ティムールという名前は鉄を意味する。

 

なので、“カナダ”という名称を手放し難い。

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動物のディアスポラ問題

2024年08月08日 | 自己満

動物の世界にも人間と同じくディアスポラが存在する。ディアスポラとは民族離散。故地を離れ、別の土地に移り住んだ人間を指す。

 

これは動物にも当てはまる。

 

動物がディアスポラになる理由は大きく、以下のようなものがある。

 

・人間によって故意に持ち込まれるケース(害獣駆除や食用家畜(ペット)やゲームフィッシング)

 

・自然環境の変化で移動したケース

 

・人間の活動によって自然環境が変化し、離散、孤立してしまったケース

 

・人間の移動に付随したケース

 

 

 

1. 人間によって故意に持ち込まれるケース

 

人間によって持ち込まれた所謂「特定外来生物」は幅広く、上げればキリがない。

 

・ウシガエル ・アメリカザリガニ ・コクチバス(ブラックバス)    ・ブルーギル ・アリゲーターガー ・アメリカナマズ ・ミシシッピアカミミガメ(緑亀)   ・カミツキガメ ・ワニガメ ・アライグマ ・マングース 等

 

 

食用家畜

ウシガエル コクチバス(ブラックバス)   ブルーギル アメリカナマズ

 

愛玩家畜(ペット)

アリゲーターガー ミシシッピアカミミガメ(緑亀)    ワニガメ カミツキガメ アライグマ

 

害獣などの駆除

マングース。

 

これはインドから、ハブやネズミ駆除の為に日本の沖縄に持ち込まれた。1910年であった。しかしハブ駆除には役に立たなかった。

 

その他

アメリカザリガニ。ウシガエルの餌として持ち込まれた。

 

特定外来生物は、捕食性が高く(肉食で大食い)日本在来種の魚や昆虫などを無限に食べてしまう。それらには日本に天敵がいない。食物連鎖の頂点になる為、手がつけられない。

 

この中で、日本の生態系に比較的馴染んでいるのはザリガニと緑亀ぐらいだ。あとはバケモノばかりだ。

 

法律上の問題で、特定外来種のアメリカザリガニと、ミシシッピアカミミガメ以外は移動を禁止させられている。移動禁止というのは、特定外来種を捕獲して生きたまま、別の池や川に放すのはもってのほかだが、生きたまま家に持ち帰るのも禁止。生きたまま家に持ち帰って、清水で泥抜きも禁止。飼育も禁止。

 

特定外来生物をただ駆除するのはもったいないというか、タダでは起き上がらない根性で、これらを捕獲して食べようという動きもある。こんな記事を見つけた。カミツキガメを捕まえて食べたらしい。これらは上の法律故、捕獲した場所で〆なければならない。〆れば自宅で調理しても良い。

 

 

カミツキガメを捕まえて食べた記事。カミツキガメとはとある人のあだ名にもなったが…

カミツキガメを捕まえて食べた

《掲載:デイリーポータルZ》

 

ゲテモノ喰いの記事をぶり返すが、凄いバケモノなのに調理されるととても美味しそうになるから不思議だ。そして実際には鼈(スッポン)より美味いらしい。

 

ゲテモノ喰いの記事(これは刺激が強いので閲覧は自己責任)

ゲテモノ料理 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

今読み返して思った事だが、ソ連時代に日本人が狩猟したら「密猟」に当たらないかが気になる。「密猟」がバレて捕まったらシベリア送りじゃ済まされないかも。ましてや日本人なんてどんな扱いうけるものやら。それ想うとこの人の度胸に感服。エリアによって猟禁止の動物は違うんだろうけど。

 

特定外来生物の各々のエピソードを見るとどれもドラマのあるストーリーだ。Wikipediaに書いてある事しか読んでないがそれでもリアルな現実が描かれていた。

 

特定外来生物に罪は無い。自分の意志でもないのに、食害や、外来種と在来種が交雑する遺伝子汚染などの理由で生態系を壊すという名目で駆除されていく。無念でならない。

 

人間の身勝手な理由で持ち込んだのだから、罪は人間にある。

 

人間の世界でも移民は環境を破壊する。自国でもない国土に好き放題傷をつける。森林伐採や水質汚染など。日本人を駆逐する。土地や水源を買い漁る。政界や財界を乗っ取る。移民らのエゴで日本の良き伝統がぶっ壊される。移民の輩は結局自分の国ではないから日本などどうでも良いと心底思っている。これを教訓に、自分は趣味で外国に永住権とって移住する事は絶対にすべきではないと思った。自分も、自分と全く関係ない他国に永住したら結局自分と関係ないからやりたい放題しないとは限らない。日本にいるよりも気が大きくなり、現地の人の気持ちも考えないで、馬鹿をやるかもしれない。いくらやらないと誓っても、それを忘れてしまうくらい気が大きくなるらしい。

🐊🐢🕷️🦂🦞🐸🐍🦜🦝🦨🦫🐐🐏🐎🐄

 

 

2. 自然環境の変化で移動したケース

 

南の海の生き物が三陸に!?

 

 

《動画掲載:日テレNEWSのYouTube 》

 

動画と同じ内容が書いてある記事

https://news.ntv.co.jp/n/mmt/category/society/mma1f3de43ff95470d88a94fea2896032f

《掲載:ミヤテレNEWS NNN》

 

カラッパという、丸っこい体型で、両手で口元を隠しているようなこの海の動物は、本来東京湾から南に生息し、三陸にはいなかった。大きさは10cmほどで、手乗りサイズである(ハムスターぐらい)。今まで見たこともないこの小さな動物を手に乗せて、つぶらな瞳でウインクなんかされたら漁師はどう感じるのであろうか?

海の温暖化に伴い、伊勢エビや暖かい海の魚なども増えているという。黒潮に乗って流れて来て、冬になっても生き残り、そのまま居着いてしまったのだろう。温暖化の深刻さを考えさせられる。

カラッパとか熱帯魚が北の海で死滅せず定着する代わりに、ホタテやズワイガニが死滅する。気候変動のダメージは寒い地域ほど強く受ける。

 

以前からカラッパブームはあったらしいが、自分がその存在を知ったのは今年の6月頃。アクアリウムやってる人が海水魚などを飼育している動画をみていた。そのチャンネルの動画のひとつに、メガネカラッパ👓🐈🐸という不思議な動物が珊瑚と砂の水槽にいた。猫みたいなカエルみたいな今まで見た事のない顔。ブタみたいな鼻を持ち、水が少ない所に持っていくと、鼻から水を吹き出し、カラッパ噴水をやる。爪でアサリを割って器用に食べていた。水槽の中に猫がいるような癒される空間であった。カラッパにネコミミつけてネコ吸いしたくなる。カラッパは夜行性で昼間は砂に潜っている。夜でも砂から目だけ出している事が多いらしい。砂に潜る姿が可愛い。

 

これは別の家のカラッパだが、シッタカ貝を食べるシーン

 

 

《動画掲載:マリンキープchのYouTube 》

 

カラッパが砂に潜るシーン

 

 

《動画掲載:すさみ町立エビとカニの水族館YouTubeチャンネル》

🐾🐸🐈🐸🐈🐸🐈🐸🐈🐸🐈🐸🐈🐸🐾

 

 

3. 人間の活動によって自然環境が変化し、離散、孤立してしまったケース

 

古代ローマ遺跡の下巨大蟹の孤立した群れ

古代ローマの遺跡の下、当時からすむ「巨大」なカニが急速に減少

《掲載:NATIONAL GEOGRAPHIC》

 

イタリア固有種で唯一の大型淡水ガニの孤立した群れ。古代ローマ帝国時代の下水道工事が原因で、テベレ川から切り離され、仲間から隔離されて都市のまんなかに取り残された。

 

「彼らは古代からずっとローマの中心部から動けずにいたのです。今われわれが目にしているのはかつて生息していた古代の群れの生き残りです。」

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

自分はこの記事のこのページしか読んでいないので、このカニについては何も分からない。自分がこのブログで「動物のディアスポラ」をネタにしようと思いついたきっかけになったのは、約2600年の間、仲間から隔離されて孤立しているカニの問題のこの記事を読んだ事である。この問題に目が留まった原因は、自分が過去記事に書いた、蒙古族ディアスポラが約400年前に日本に渡航し、徳川幕府の政策が原因で300年以上もずっと同じ集落から動けずにいて、彼らは元帝国の生き残りであるという内容と非常によく似ていた為である。自分はローマのカニの記事から、言葉には表し難い衝撃を受けた。こんな事もあり得るのか?!というのが率直な感想である。

 

移民族ディアスポラの問題を取り扱っていると、甲殻類に過ぎない、食材に過ぎない動物の問題にも深刻にショックを受ける。動物も、人間と同じ境遇に置かれてしまう事がある。動物の方がもっと過酷で、徳川のような戦争犯罪ではなく、下水道工事という人間の何気ない活動によって隔離、孤立を余儀なくされるという事が起こり得るという事が衝撃的だった。この下水道工事が、カニにとって戦争と同じ悲劇を生んでしまった。人間と動物は生存を懸けた戦争を続けており、共生の糸口は見つかっていないのかもしれないと思った。環境破壊と言うと、森林伐採、宅地化、農地化、焼畑農業、大気汚染、水質汚染、ダム建設、核実験、採掘調査、兵器を使用した戦争などが挙げられる。下水道工事は、現代の「温暖化」や「汚染」に繋がる「環境破壊」と言われる活動ではないと考えられてきた。古代ローマ時代の人は環境破壊などという概念は無かった。

 

もしカニに人間のような意識があれば、自分らが何処から来た何者であるのか?どのような経緯で地下でずっと動けずにいる状態になってしまったのか?故郷に帰りたいと思っているのか?カニと言葉が通じる人がいれば聞き取り調査をして頂きたいとさえ思った。カニを故郷に戻す動きが出てもおかしくはないと思う。この記事には色々と考えさせられる。

🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀🦀

 

 

 

4. 人間の移動に付随したケース

 

これにはネズミやヒアリなどが当てはまる。人間の運ぶ荷物に混ざって、故地から世界各地へ移動し拡散して行った。

 

ドブネズミの原産は、東アジアや中央アジア、シベリア南部の湿地帯と考えられている。或いはインド原産とも考えられている。

ドブネズミの世界への拡散の経緯については諸説ある。

ドブネズミは、野ネズミに対して人家やその周辺に棲息する家ネズミと言われる。下水の周りや河川、海岸、湖畔や湿地など水辺や湿った土地に棲息している。

ドブネズミの拡散についての諸説ある中の一つに、ドブネズミの拡散は、インド文化の伝播に伴い拡散して行ったという説がある。ユーラシア大陸と陸続きの東アジアには一桁世紀にドブネズミが入って来たと言われている。1300年代半ば(14世紀)にはヨーロッパにドブネズミが入って来て、ペストが大流行したらしい。日本に初めてドブネズミが渡って来たのは、大正時代にヨーロッパから来たと言われている。それも船に積んだ荷物に紛れて来た。

 

動物の侵入時期で、人間の流入時期が割り出せるようにも思える。日本の文物、芸術、建築技法は、インドをも含むシルクロードを通って、瀬戸内海を通って、終着点の奈良に天平年間(729-749)に辿り着いた物が多いとされている。シルクロードを経て日本に来たと言われれば、同時にシルクロード沿線の人間も日本に流入して来たと考えるのが普通だ。自分は、シルクロードから流入した人の影響で現在の日本が形作られていると考えてきたが、この「ドブネズミ、インド文化伝播付随説」を読む限りだと、どうやらシルクロード沿線から日本への人の流入は無かったようである。先日、トゥラン主義の主張を思い上がって書いたが、今思えば随分と短絡的だったと思う。

 

ヒアリは、2017年5月に中国広東省広州市から神戸港への貨物船で運ばれた海上コンテナの中から発見された。同年7月14日には横浜本牧埠頭のコンテナヤード内のアスファルトの割れ目から700匹以上のヒアリが見つかった。

ヒアリは南米大陸原産の世界の侵略的外来種ワースト100選定種である。主にアルカロイド系の毒と強力な針を持つが、人間が刺されても死ぬことは稀で、痛み、痒み等の軽度の症状や、体質によりアレルギー反応や蕁麻疹等の思い症状が出る場合もある。アレルギー症状の中でも特にアナフラキシーショックが起きた場合は、命の危険がある。そのため殺人アリと呼ばれることもある。

《抜粋:Wikipedia》

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5.国内外来種

国内外来種の代表的な生物といえば、ドンコという純淡水魚。本来は新潟県、愛知県以西の本州、四国、九州、大韓民国巨済島に棲息していたが、近年では相模川(神奈川県)や東北地方(福島県)にも棲息している。国内でも本来棲息していない所に、人の手によって持ち込まれた種を国内外来種という。

 

長文のご精読ありがとうございました。

 

 

 

《写真:旬の食材百科》

 

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モンゴルカード🇲🇳もう少しで2500!

2024年06月30日 | 自己満

モンゴルカード🇲🇳(カネディアン🔱カード)もうすこしで2500人に達成!!

 

国外のモンゴル系住民に「モンゴル民族カード🪪」を配布し、🇲🇳への移住や就労をスムーズに行えるようにさせて、という嘆願を🇲🇳国家大会議へもちこむための署名らしい。

あなたの声がチカラになります

 

賛同を求めるわけではないがあと少し!

 

モンゴル🇲🇳カード🪪(カネディアン🔱カード🪪)を扱った記事

カネディアン🔱はモンゴル人🇲🇳になれるのか? - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

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6 月の 20 日間で、その数は 20% 増加しました。

 

2024/06/28

 

友達、素晴らしいニュースです! 2024 年 6 月 27 日、change.org 上の「モンゴル地図」を支持する私たちの請願は 2400 署名を超えました!💪

6月の20日間で20%増加しました!🙏🙏🙏

400 人が目標に近づいています!👍👍👍

請願活動の勢いが増していますが、これは良いニュースです!👍

すでに購読していただいている皆様、本当にありがとうございます🙏🙏🙏

 

でも、そこで終わるのはまだ早いです☝️

Но на этом заканчивать еще рано☝️

でも、そこで立ち止まるのはまだ早いです☝️

Но останавливаться на достигнутом еще рано☝️

私たちはあなたに尋ねます:

そこで止まらず、署名を続けてください。

あなたの親戚、愛する人、友人、そしてすべての思いやりのある人々に署名を依頼してください。

ソーシャルメディアで請願についての情報を広めてください。

人数が増えれば増えるほど、私たちの声は強くなります💪

一緒に「モンゴル地図」を実現しましょう!💪💪💪

https://chng.it/PMcXsfqBF7

 

🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳🇲🇳

原文 原文はロシア語ですが、これの筆者がロシア・ブリヤート共和国在住のようでして

 

За 20 дней июня нас стало больше на 20%!🙏🙏🙏

 

2024/06/28

Друзья, отличная новость! 27 июня 2024 года наша петиция в поддержку "Карты Монгола" на сайте change.org преодолела рубеж в 2400 подписей!💪
За 20 дней июня нас стало больше на 20%!🙏🙏🙏
На 400 человек ближе к нашей цели!👍👍👍
Петиция набирает обороты, и это не может не радовать!👍
Огромное спасибо всем, кто уже подписался!🙏🙏🙏
Но на этом останавливаться рано!☝️
Просим вас:
Не останавливайтесь на достигнутом, продолжайте подписывать петицию.

Приглашайте подписать родственников, близких, друзей и всех неравнодушных людей.

Распространяйте информацию о петиции в социальных сетях.

Чем больше нас будет, тем сильнее будет наш голос!💪

Вместе мы сделаем "Карту Монгола" реальностью!💪💪💪

https://chng.it/PMcXsfqBF7

 

🇲🇳🔱🇲🇳🔱🇲🇳🔱🇲🇳🔱🇲🇳🔱🇲🇳🔱🇲🇳🔱🇲🇳

 

モンゴルには「外国部族民」といわれる「在外同胞」は世界中にたくさんいる。代表的な例を挙げると

 

ロシア連邦 ブリヤート共和国

ロシア連邦 カルムイク共和国

中華人民共和国 内蒙古自治区

 

自分のブログによく出てくるカネディアン🔱も「外国部族民」のひとつである。

 

カネディアン🔱とは元帝国滅亡後、チベット仏教を信仰するようになったモンゴル系民族で、約400年前に沿海州の海洋民に船を手配して、身と移動式テント、家財道具一式のみ携えて倭国(当時の日本)に渡来して来た民。

 

これについてはカナダオボーの記事にも書いた。

カナダオボー(金田鄂博)についての考察🪨🔱🔴🔵🟡🟢⚪️🎽 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

話は少し変わって、日本は世界からの寄せ集めの民で成り立っている。元々は血統的にバラバラの民であった。しかし日本は単一民族の非常に珍しい国とされている。江戸時代、幕府は世の平定の為に鎖国し、紛争や有事の芽をつむ為、完膚なきまでの倭人化を行った。幕府による倭人化政策に抵抗する異民族は徹底的にぶっ潰され、潰しにかかっても殲滅出来なかった異民族は、ある頃から特定の場所に強制的に抑留させられ、そこに居住させられ、賎民として扱われる事になった。

 

完膚なきまでの倭人化の末、倭人一色の平和な世が実現し、黒船来航により開国。単一国家日本🇯🇵として開国。現在に至る。

 

先ほどのカネディアン🔱は、奇跡的に生き残った異民族である。

 

カネディアン🔱の末裔の住む金田地区は、近年まで特定小集落だったそうだ。

《神奈川県人権啓発センターのYouTube 動画より一部抜粋》

現在この金田地区は解放されたらしいが、差別などが今だに残るように見受けられる。この住民は差別のせいか、行政の管理によるものかよく分からないが労働時間帯が夜勤時間帯に制限されているように思えた。小集落村民は、そこに住民票を置く以上日勤の仕事に就けないなどという話をよく聞く。夜勤時間帯で日勤と同じかそれ以下の賃金で使われているという話もよく聞く。

 

そのような特定小集落村民は、引っ越しなどの移動は許されない。また、同地区内の人としか婚姻が許されない。国民皆保険制度に加入出来ない為、よほどの金持ちしかまともな医療を受けられないという事も聞く。

 

この地区を観察すると、村内貧富格差がある。村内で事業をするような富裕層が村内の貧困層を雇用しているように見受けられた。村内の倉庫や工場などから同じ村内の自宅への帰宅が目につく。村内富裕層による雇用にありつけなかった貧困層が夜勤で外部に働きに出ている感じに見えた。ほとんど村内で完結しているといった感じだった。結束が強いだろうと思う。

 

特定村民は、事業を始める事は許されているのだろうか?日本の国の制度というのもよく分からないもので、外と関わらなければ、自分自身の責任で生きていく分には国からのお咎めは無しなのだろうか?

 

江戸期に於ける身分制度の影響が残る集落や、在日の半島出身者などは、政府の光が当てられ、この集落よりは大事にされているらしい。

 

カネディアン🔱よりも埼玉川口にたくさん居住しているクルド系移民の方が、とても大事にされている。行政がクルド人に金をエグいほど与えている。戦後からの移民には、移民様様である。

 

ミドルカマー(中世から鎖国までの間)の移民が日本において最も苦労していると思う。カネディアン🔱はミドルカマーに当たる。

 

金田地区という蒙古系特定集落の村民(カネディアン🔱)には自由がない。モンゴルカード🪪はこの蒙古集落の人民の一縷の光かも知れない。彼らは祖国と繋がってるだけでも心強い。

 

と、前の記事に書いた。

 

もしこの法案が通ったら、日本の中で村八分され飼い殺しにされた状況にあるよりは旅券を手に祖国へ帰った方が良いのだろうとは思う。彼らは日本国に日本人として扱われているとは言い切れない為、国民皆保険制度や旅券の問題も抱えている可能性がある。日本の国は江戸期の身分制度の名残りのある人達や在日の半島出身者と違って、このような異民族集落問題については完全に放置している。

江戸時代の身分制度の名残のある人々や在日の半島系は、その数も少数異民族集落に比べて桁違いに多い為、声を上げる人の数も、多い。その為か、日の目を見る事が出来るのだろうと考えられる。

 

この法案が通ったら、カネディアン🔱はモンゴル大使館(モンゴル国)からモンゴル人として認められる。そしてモンゴルのパスポート(旅券)が発行されるはず。カネディアン🔱は祖国に帰り、日本に住むよりは自由に就労し、自由に結婚も出来るのである。

 

 

自由は手に入った。しかしカネディアン🔱は蒙古系だが、モンゴル人とは違う。大陸を離れて400年以上も経つ。その間両者は別々の道を歩んで来た。カネディアン🔱は清帝国支配下も知らなければ、社会主義政権下も知らない。社会主義崩壊後の混乱も知らない。モンゴル人と血を分けたが、途中から別々に生きた為、感覚的に遠くなってしまっている所が多いのではないかと思う。蒙古族の血はあるが、全く違う世界に生きているので、現代のモンゴル国🇲🇳を祖国だと思えるのだろうか?江戸時代に文化断絶をされ、長い年月が経ち、モンゴル語も喋れなくなってしまい、別物になってしまった彼らは、祖国に帰って上手くやっていけるのだろうか?

 

日本開国から今まで、集落差別下においてモンゴルと文化的交流も許されていたとは思えない。いきなり飛び込んだところで、日本の環境に馴染んだ彼らは、日本に舞い戻りたいと思うのではないか?とも考えられる。居住地はアレでも実際には日本という環境に住んでいたことに変わりはない。日本の気候は温暖だし、衛生面や交通の利便性や買い物などの生活の利便性や娯楽にも恵まれていた。日本に於いて良い思いをしなかった彼らだが、ここが祖国だと、いざモンゴルへ帰ったところで「・・・・」となってしまわないかが懸念される。

 

モンゴルカード法案は、そもそも、日本なんか相手にしていない、というより眼中に無いのではないか?という懸念もある。

 

日本という国の見られ方。日本は単一民族の国(琉球王国とアイヌ民族、華僑、在日朝鮮・韓国人を除く)という通常概念が世界中に定着していて、モンゴル人から見ても、「日本には日本民族しか元来存在していなかった。」と見做されているのではないかといった懸念もある。この筆者の指すモンゴル・ディアスポラというのは主にロシア、中国国土内にいるモンゴル系部族を指すように見える。この人にとって「まさか日本にカネディアン🔱なんかいる」とは夢にも思わないのだろう。

 

自分はこの法案が通ったら、一番最初に、カネディアン🔱という人たちにこれを知らせたい。

 

大変不謹慎な話、この金田地区から辺境ヒップホップが生まれたら推そうかと考えている。

 

金田地区名称問題だが、この村落名称を少し前までは、蒙古人抑留村落という意味で「カナダ村🎪」という呼称にしていたが、カナダなどという村落名をいつまで使っててもしょうがない。ちゃんとした国の名前をつけたいと考え、以降「カナダ村🎪」を「大元集落🎪」と銘々する事に決定した。暫くは「旧カナダ村🎪」という事はあると思うが、慣れればカナダ🔱などという呼称は使わなくなる。

 

カネディアン🔱の祖国は元帝国(大元ウルス)

 

という事で長文のご精読ありがとうございます。

 

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