斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

平和ボケのただの日本人が、中央アジアのネタと、日本に残る遊牧遺構の記事など書いた。

遊牧アディクトだからしょうがない

2023年01月23日 | 自己満

内陸アジアに迷い込んだと錯覚する所を散歩その2

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内陸アジアに迷い込んだと錯覚する所を散歩 - カルガリーたん

 

相模川中腹の内陸の平原地域を散歩。色んな曲を聞きながら歩きました。(途中、バス移動🚌もあります)

 

景色とか場所に似合う曲を聞きながらの散歩は、なんにもない所でも感慨に浸れる。特に歴史を妄想しながらのお散歩は余計テンションを増長させる。

 

この日は寺社仏閣に行ったが、めっちゃくちゃ間違ってる事を書いてしまっている可能性大で、神仏に大して大変失礼に当たる可能性が高いので、正式名称は伏せておきますので、悪しからず。

 

2社立ち寄ったんですけど、大まかに言えば2社とも厚木市。それだけしか情報開示が出来ない。

 

在来線を降りて、川に向かって坂を下る。この時トゥバ共和国国歌をビンビンに聞いていた。丹沢山塊ってデカいんだなー。天山山脈だったらこれの何倍もでかいんだろうな。

天山山脈とトゥバ共和国は、ある場所が全然違う。トゥバ国歌カッコいい!中央アジアの風を感じる。

そこらへんにあるモノも中央アジアのそこらへんにあるモノに見えてきた。

 

 

この木造の車輪、カザフスタン🇰🇿とかウズベキスタン🇺🇿の民家に立て掛けてありそうな雰囲気。

 

橋を渡る。

 

 

渡ってすぐ、小さな神社がある。Мэдлэг(メドゥレグ)神社()という無人神社。

 

Мэдлэг(メドゥレグ神社())の概要

《猫の足あとさんのHPより引用》

写真見て神社の名前バレバレ💧逆に神社名隠す方が失礼かと思える。

 

 

 

 

祭神は「磐筒之男命」

 

初めて行ったので、初対面で、向こう私の事知らんのに、お願い事をするのもアレやし……

心の中で「初めて立ち寄ります。ここに来るご縁を頂きありがとうございます。」

という挨拶と、世界平和🕊を願った。

 

来た理由は本当に単純で、この神社は昔

「奉納神事」で競馬が行われていたという事に魅了されました🏇

どこに競馬場があったのか?皆目見当もつかず。

 

「奉納競馬」って遊牧民もやってる!!!

 

祭典にはАлтан Талбар(アルタンタルバル)()まで神輿が渡御するМэдлэг(メドゥレグ)()の鎮守社として祀られていたとの伝承がある。

 

もしかしたら….だけど、ここからАлтан Талбар(アルタンタルバル)()まで奉納競馬🏇も行われてたんじゃないの?!

 

非常にビリビリするワクテカな妄想が始まる!

 

Мэдлэг-Алтан Талбар間は10km強ある。

 

ナーダムやん!!!!ナーダムの競馬部門やん!!!プチ・ナーダム🇲🇳

ナーダムとはモンゴルにおいて年に数回行われる国民行事、民族の祭典である。

最も大きいのが国家主催の国家ナーダムと呼ばれるもので711日の革命記念日にちなんで行われる。11-13日まで行われる。

 

国家ナーダムの競馬は、約30kmを子供が騎乗して行われる。元々は奉納神事だった。

昔、某滞在記という番組モンゴル編で、このガチ国家ナーダム30km競馬に日本人の大人が乗ってレースしてしまった。後日モンゴルから番組宛に大苦情が来たという有名な話がある。

 

某滞在記はヤラセが多く世界中から苦情が寄せられた番組だった。

 

という事で、このМэдлэг-Алтан Талбар間の距離を実際に感じてみたくなり、Мэдлэг神社前で馬ではなくバスに乗り、Алтан Талбар神社前で降りる事にする。

 

バスの途中の写真を撮り忘れた。

 

右手に山脈が見える原野を、馬で疾走した!

馬だったらこんな距離へでも無いのかも!

バス乗ってると結構な距離があった。

このバスなんかよりも早く走ったに違いない。

距離が距離だから中央競馬ほど爆走はできなかったろうけど、ここを遊牧民みたくナーダム競馬の名残りのような事をしていた!

ヤバい!!!

馬ならモンゴル平原からフィンランドまでも遠くない!

そんな気がしたりと

ビリビリしながら歴史妄想浪漫に浸る。

 

遊牧民みたくと言ったが、厚木平原は良馬の産地。日本に流れ着いた遊牧騎馬民族が本当にこの辺り一帯で暮らしていたのかもしれない!

ガチでそんな気がしてきた!

 

馬を連想させるモンゴルのロックと、トゥバのパンクを聞きながらナーダム気分に浸っていた。

 

そしてАлтанталбар神社前で降りる。

 

Алтан Талбар(アルタン タルバル神社())という無人神社。

アルタン神社の概要

《猫の足あとさんのHPより引用》

 

 

祭神は「豊玉姫」

 

ナーダム競馬奉納神事のゴール、Алтанталбарに到着。

 

来た理由は、前社よりもっと単純で、プチ・ナーダム競馬神事のゴール地点なのと、ここの地名に

Алтан(アルタン)→「金」を意味する。が頭文字としてついているのが以前から気になっていた事。

 

遊牧アディクトとしては、相模川中腹内陸平原に「Алтан()〜」なんて地名があったら、もしかしたら渡来牧民居留地だった可能性大かもとか思うやん。モンゴル本国にアルタン〜という地名がいかに多い事か。

 

この社も初めて行ったので、お願い事などをせず、Мэдлэг神社と同様に挨拶と、世界平和☮️を願った。

 

 

 

 

元々のАлтан神社の祭神は分からなかったそうです。

神号を或いは「舶来」と書す。祭神を知らず。

 

北条と信玄の戦争により焼失し、再建され、祭神を「豊玉姫」という海神を安じた。

 

この社は、不明な事が多い。

 

元来この村は「船田」と言われていたらしい。

 

 

部分的にビリビリする部分を抜粋したが、まず

「舶来」「はくらい」とも読む。

舶来といえば、欧羅巴や亜米利加大陸などから貿易船でワインなどを運んでくる印象だ。

舶というのは大型船舶を意味する。船よりもデカい。

何故鎌倉時代、南蛮貿易やら大航海時代が始まる前で「舶」か?

遊牧アディクトだからこんな考えを持つのはしょうがない。

「舶」は、遊牧騎馬民族が馬を始めとするラクダや山羊などの家畜や家族、一族郎党を乗せた舶。

遊牧民は大所帯!!

舶来牧民は、シャーマニズム信仰であった。

憶測に過ぎないが、チンギスが動き始める少し前に、一人のシャーマンによって海を越え、日本に導かれる。

 

チンギスが侵略をしてまで領土を拡大した理由を考えた事が今まで無かったが、これを機に考えるようになった。

 

本当に憶測だが、気候変動による大干ばつなどの予兆があり、実際に何らかの気候変動が起きたのかも知れない。遊牧民は領土を他から奪ってまでも生きて行かなければならなかった。

或いは海に出て新天地へと。

 

そして舶来牧民となった。

船田村はどういうワケかいつの間にか金(Алтан)田と名称が変わっているが、これも大陸の遊牧民が頻繁に使用する金(Алтан)を自分らによってつけてしまった可能性がある。

 

鎌倉時代に地頭という体制側の暴力機関の人間、本間氏がこの社を創建。

シャーマニズム信仰の牧民がどういう経緯で、この社を建てさせたのか?或いは建てろと言われたのか知らんが、創建。

 

祭神を知らず。

 

そりゃ倭人は知るわけがない。シャーマニズムは精霊が憑依して言葉を語らせる。

その精霊というのが語り手の先祖霊である。

この社に祀られている祭神は、この一族この集落に住むシャーマンの先祖霊の一人である可能性がある。そして現在でもこの社にいる可能性大。

 

舶来牧民は厚木台地一帯に居住していたが、幕府の都合で船田村(金田村)に強制移住されてまとめられた可能性がある。

 

そして北条vs武田の戦争

 

社焼失。

 

再建。祭神を豊玉姫という海神にする。

豊玉姫は、海洋の航行の安全を守る神。

これで良かったのかもしれない。和人による策なのか、集落の牧民の要望か分からんが、豊玉姫が最適だろうと思う。

 

大陸から航海の間、犠牲者もいたかも知れないが、航行の安全が守られたおかげで倭国のこの地に辿り着く事が出来た。

 

という事で妄想は以上。

 

参拝後、Twitterを見ると偶然「旅の本屋のまど」という本屋のツイートがモンゴルの事を呟いていた。

これは縁だ!と感じ、旅の本屋のまどさんに、先のモンゴル旅行の経費を質問してみた。

関連する記事があると質問がしやすい。

 

こないだアルタンボラグをググったら風の旅行者出て来て5日間のツアーが278千円ヒョエー😱で、スルマック作るテンゲル合宿3日間で78,100円!これでも私にとっちゃヒョエー😱やんか!

 

あとスーホダイニング!福岡だし家からめちゃくちゃ遠いー!!!ヒョエーだらけだったが、

 

旅の本屋のまどさんの返答によれば、非ブルジョワの私でも、モンゴルに旅行出来そうな手が届く範囲の金額であった。

 

旅の本屋のまどさん、ありがとうございました😭

 

アルタン集落にあるコンビニに立ち寄る。

月餅の取り扱いが無い!!!!!!!!

 

これは!金田だから月餅を忌避するんか?!

 

昔からモンゴル人に月餅あげちゃいけないと言われ続けて来た。

 

元支配下に置かれた漢人が元を倒すために月餅の中に「モンゴル人を殺せ」書かれた紙を入れて渡したとか。

月餅をモンゴル人に薦めてはいけない理由 : モンゴル情報クローズアップ!

 

漢人の謀反により元朝が滅んだ元凶である。

そんな史実があって金田牧民も月餅を忌避するのか?!

金田牧民が定着した時と元帝国崩壊は時系列が少し変だが、なぜか月餅を忌避しているように思える。

 

後日金田集落のコンビニやスーパーに行って月餅という月餅の取り扱いが無いのか確認しに行きたい。

 

蒙古神は元寇襲来を嫌うようだ。

元寇襲来のネタを開いて、金田神社の情報(猫のあしあと)さんのページをwifi繋げて同時に開いたら、金田の方が元寇に反応したのか?金田のほうがサーバがダウンしてしまった。

偶然かもしれないが、これ以上並べ立てるのはやめようと思った。

 

在倭国蒙古人は当時、相当心を痛めただろう。彼らは迫害されたり、倭人に殺されたりしたのかもしれない。「元寇」「元寇」と言われる事をとても嫌がった。人のやる事と人の心は過去も現代も、何も変わってはいない。元寇襲来によって九州で迎え討つ倭人兵士は全員討ち死にした。狭い日本では情報の伝播に時間は掛からない。

 

日本に昔々からいる神と大陸出身の神とでは性格が全然違うということが解った。

 

日本に昔々からいる神の領域は、神の存在が強くない気がした。神は主張しないというか。

大陸出身の神は自分が領域に人が入ると存在を主張した。強い力を感じた。

 

日本古来からある社の周辺の地域の雰囲気と大陸から来た舶来の社周辺の地域の雰囲気も全然違う。

 

日本と大陸はそもそもメンタリティが違うと言われるが、その意味が体感として分かった。

 

遊牧アディクトだから、何でも遊牧国家と関連づけて考えて、何でもそれに見える。もう、勘違いの嵐。100個の憶測のうち一つぐらいは当たってもいいと思います。日本、関東に舶来牧民の痕跡は有りますでしょうか?九州だったら山のようにありそうですよね。

パカパカー

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2022年11月5日の思い出

2023年01月16日 | 中央アジアその他

この日は有給を取って、経堂で布イベントと、ジャーミー(モスク)の隣のビルで開かれる絨毯イベントと上野のお寺、宋雲院で3年振りに開催される、食、ダンスショー、雑貨、ワークショップなどで堪能するイベントに行きました。

 

最初に、経堂の「草原の民 終わりなき布」展に行ってきました。

アイナグル氏の天才的な刺繍!色遣いが素晴らしく、自分は紫色とピンクと青がアイナグル氏らしいと思いました。

 

 

 

次向かったのは、東京ジャーミー。めちゃめちゃ凄かった!電車の窓からも外観撮りたかった。今度またゆっくり来たいです。

 

 

東京ジャーミー隣の建物で「トルコキリム展2022」を見た。乙嫁語りの世界に引き込まれてしまったような錯覚。カフェの本棚に乙嫁と、凄い本たちが沢山!

 

 

上野、宗雲院の絹の道イベントに初めて行きました。とにかく大盛況!大座敷の3階でのフリーマーケットは、普段見れない物が沢山あってとても面白かったです。ウズベキスタンダンスも見応えがありました!中央アジア人気が想像以上に有りました。

 

 

買った物です↓

 

 

青いストールは、絹に羊毛フェルトを縫い付けてあります。以前から欲しいと狙っていました。

やってみると暖かく、好みの柄だったので購入しました。寒い日に使ってます。とても暖かいので購入出来て嬉しい!

「中央アジア シルクロード 古代の遺跡を訪ねて」

「ディープすぎる シルクロード 中央アジアの旅」

「旅の本屋のまど」にて購入しました。

 

来年はもっと早い時間帯に行きたいと思っています。食べ物などは午前中に売り切れてしまう可能性があります。

 

 

 

本当の事を言うと、この日は、自分の「大いなる勘違いによる傷心」の中で参加しました。

大いなる勘違い - カルガリーたん

 

アタマの中が荒廃していない普通の状態での参加では経験出来ない、とても良い一日でした。

 

健常な状態でのブログだと、今日○○に行って来た、(写真上げる)○○食べた。○○買ったいっぱい買った。面白かった楽しかった、また行きたい!

 

で終わりでこれ以上考える事はない。もちろん、これらのイベント側には何の問題もないし誰も悪くない。単に自分の問題である。

 

この3つに共通する事は絹の道。

 

自分のアタマが荒廃して健常さを失ったのは10月後半。

昨年の話をぶり返したくはないが、拒んでいたあるキーワード群の検索を遂にした。それが原因で非常に不快な真実を知ってしまう。知りたくはなかった。それで精神が荒廃した。これ以上人様に迷惑をかけたくはなかったので、これは仕方ない事だった。

 

11/5の頃はまだ傷が今より深くて、何も考えられない状態だった。

 

東京ジャーミーでは私はアッラーの神を冒涜してはいなかったのだろうか?

宋雲院にて、私は本当にここに居て良いのだろうか?

 

超弱気になり、宋雲院にたくさん出ていた雑貨屋さんに話掛ける事がろくに出来ないでいた。そもそも気が弱いですがその時は本当に弱ってて、雑貨屋にひやかしをしたら失礼。商品の話をするだけして結局買わないのは失礼だと思っていた。でも、ひやかしする人はザラにいた。

 

服装も、ゴルスタン(モンゴル及び○○スタン)の格好をして来た人が沢山いた。

 

そんな客の一人に「なんでここに来たの?そんなに※加原天地がいいなら加原天地行けば?」

という言葉を掛けられそうな気がしたりしました。実際にそんな人はいませんでした。

来ていた客の中にそんな酷い人がいるワケないし、私を知る人はいないと思います。100%いないとは言えませんが。

 

加原天地:ご想像にお任せします。但し、ユーラシア大陸には存在しないが現存する国。中原天地のパクリ

 

自分は加原天地故に、中央アジアに愛着を持ったのではないか?というモヤモヤが晴れない。

加原天地を目にしてこれを中央アジアと勘違いしていた。実際には加原天地なのに、キリトリ画像、キリトリ動画だけで親近感湧いた。その中身、文化とか芸術とか歴史などを知りたくて中央アジアに関係するイベントなどに足を運んだりした。

 

中央アジアに申し訳がない。加原天地の為に中央アジアを利用した感が拭えない。自分は本当に中央アジアが好きなのか?中央アジアをたぶらかしたみたいで気持ちが悪い。

 

宋雲院の絹の道の世界の只中でただひとり、モヤモヤし続ける。

 

有給取ってまでここに来た意味があるのか?という深い疑問に苛まれていた。

 

中央アジアとの深い溝が出来ていたことに気づく。

 

自分は、この一年半で中央アジアと溝を作る為に時間を費やしたのか?

 

絹の道を提供する側とそれに来た客の全て、つまり絹の道の集大成が年に一度ここに集う。全国から来ているという。私もその中の1ではあるが

その全てと自分との隔たりを感じる。

 

もし私の守備範囲が、間違いなくユーラシア大陸のステップロードに嵌っていたら、非常に楽しい一日だったに違いない。

 

中央アジア界隈では、各々自分の守備範囲(推しや専門の国や地域)を持っている人が少なくはない。雑貨屋や食べ物屋をしている人はもちろん守備範囲がある。商売や専門家ではなくても、趣味で特定の国や地域の事をSNSなどで呟いている人も多くいる。

 

私の守備範囲は、カルガリーをはじめとするステップロード(草原の道)というもう一つの絹の道沿線だった。それらは結局は大いなる勘違いだった。

 

何故ステップロードか?キリトリだけで判断しても、生きている空と無限に広がる大地と、殺風景さが魅力です。それと心の原風景感、既視感。

 

私は、他人と守備範囲が被るのは極力避けたいと思っているたちです。他人の縄張りを侵害する事に抵抗がある、和をもって貴しと為す、おとなしい日本人なので、レッドオーシャンで過当競争に巻き込まれるシルクロード(オアシスロード(砂漠の道))よりも、ブルーオーシャンであるステップロード(草原の道)を好んだ。誰も「カルガリー」とか「サスカトゥーン」とか「ウィニペグ」なんて言うてる奴、おやんやろ!

という気持ちもあって、勘違いへの道をひたすら進んで行った。

 

シルクロード(オアシスロード)は、大都市がいっぱいあり、華やかでエキゾチックでエキサイティングなキラキラした世界です。

そんな世界なので自分の守備範囲に収めたいと思う人も数多い。

私は守備範囲が被ると、相手に迷惑を掛けてるような気になって、大変気まずくなり、関係がギクシャクするような気がします。服なんかと同じで、他人と被りたくないのです。

そんなんだから、ステップロードに逃げて、距離を置いてしまった。それもあるかも知れません。

 

私は人に迷惑かけちゃいけないことばかりを非常に気にするタイプなので、結局自己完結に陥りそこも「大いなる勘違い」を生み出す要因なのかも知れません。

 

店員側の人間は、完全にシルクロード(オアシスロード側)のリアル商人のようであった。とても羨ましかった。客も似た属性だった。これも羨ましかった。

 

私は倭属性なので、色々な意味でズカズカとは行けない。

 

この界隈の人々と互いに守備範囲を守りながら、中央ユーラシアを好む同志の喜びをシェアしたかった。

 

私は強い「和」の精神性を持っているので、人と仲良くするのが苦手です。人との間の長い物理的警戒範囲を心地よく感じる、孤独を愛する、集団にさせられるとウザくなるなどというたちですが、同志という距離感が丁度よいのではないかと思う。学校や職場などの好きでもない人と一緒くたに括られた中ではコミュニケーションが出来ません。すぐ、つまはじきになる気がして、気持ちがザワザワする。学校は勉強しに行くだけ。職場には仕事に行くだけ。そこに友達など必要ありません。

 

友達など要らない。仲間など要らない。欲しいのは「同志」だけです。

 

しかし家族も欲しいし、プライベートも充実したいです。親友と「トモダチ」は別の生き物だと思っています。

 

今書いているのは年が明けて、11月頃の大いなる傷心の頃と比べてだいぶ傷が癒えて来ました。

 

今振り返ると、自分はステップロード、カザフスタンを別の国と勘違いしてしまった。

それでもまだ中央アジアの尻を追っている。

何故か突き詰めて行けば、中央アジア、内陸アジア地域が好きだから、勘違いしてまでも追っていたんだという事がわかった。

 

行った事もないのに好きだというのはおかしい事だが、自分から積極的に得た情報や、足を運んだりして得たものの積み重ねによって、中央アジアに魅力を感じるようになった。

 

なぜ中央アジアや遊牧世界なのかの原点は、コロナ禍で全てを失った事に端を発し、これからの生き方の参考にしたいと思っていた事。

 

これからも中央アジア、ユーラシア地域にハマり続けたいと思っている。

 

 

 

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新年明けましておめでとうございます

2023年01月05日 | ザ・日本人の気持ち

新年明けましておめでとうございます🎍

昨年はお世話になりました。今年も宜しくお願い致します。

昨年は充実した一年でありましたが、自分の計画など進めるのが非常に困難でした。

また昨年は戦争の勃発、元首相の暗殺、歴史的な円安、気候変動による記録的な異常気象など、とても困難を極める荒れた一年でもありました。

今年2023年は「癸卯」冬の門が開くと言われているように、冬に向かって準備をしなさいという年のようです。

私は冬に憧れがありますので期待していますが、冬というものを良く知らないので、何故冬を迎えるに当たって準備がいるのか?何をすれば良いのかよく解りません。

話が少しズレて、都市伝説では2025年問題というのがあって2025年から本格的な「氷河期」が始まるとのこと。「氷河期」というのは経済的な意味ではなく、地球規模で気候的な「氷河期」になるとの事。

まさに「冬来たる」です。ゲームオブスローンズのスターク家の家訓。

今年は平和と安泰が戻って欲しいと思っております。

 

ところで私は、まだ初詣に行っておりません。来週の休日にでも行こうかと思ってます。寒川神社もいいと思うし鈴鹿明神もいいと思うし、座間神社もいいと思うし金田神社もいいと思うし、全部初詣行っちゃおうかと思います。

その分ご利益があるのだから。

所で日本というのは「八百万の神」と言われている。

だからテングリ神社や拝火神社(ゾロアスター)があってもいい。

日本は「単一民族」のはずなのに「八百万の神」という矛盾がいつも不思議だった。

天照大神(アマテラス)に降伏さえしていれば、どんな神でも受け入れるという、神道の寛容さゆえ、日本は八百万の神という神様飽和状態になった。

一般の和人は、アマテラスに降伏するとか、神様同士の力の均衡とか、神様の由来など、そんなに深くは考えてない。

お社や祠があれば手を合わせる。

どんな神に拝んでるのか自分でも良く分かってはいないけど、ご利益があればいいか。ぐらいにしか思ってない。

縄文時代からの動物神などもいる。様々な所から渡来人が来ていて各々の信仰を神社という形で祀っているのもあるのかもしれない。

神様の由来も調べてみたら面白いと思う。神社なども和人社会で苦悩する渡来人たちの拠り所だったのかもしれない。

神の多様性は認めて民の多様性を認めない。この点だけは本当に不思議である。

 

 

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