朝起きると、足元からベットのまくらもとまでのそのそ移動してくる「こぐまの小さなお耳」ふたつ。
それからひょっこりと顔をだし、「おきとるのかあ~」と聞いてきます。
起きて、こんちゃんのゲージの近くまでいって、なでて、と頼まれて、なでてあげます。
こんちゃんと濃密な時間が持てるのは、朝起きた時と夜寝る前。
この時間はとても大切な時間です。
朝はなでなで、夜はブラッシングと念入りマッサージ。
一時間くらいはやるんですよ。
むこうのリビングでオレコが聞き耳を立て、
ジリジリやきもちを焼いているのはわかっているんだけれど、
こんちゃんの心がやわらかくなるように、この時間は大切にしています。
こんちゃんにはちかごろ、たのしみがあります。
こんちゃんのちいさなベランダに、春になってから、ことりが遊びに来るのです。
偶然いちど目にしてから、こんちゃんはじーっとそれを待っています。
こないときは、ゲージに戻ってまた寝てしまいますけどね。
改修工事がぜんぶ終わったら、リビングの大きなベランダはオレコ用に、
子供用プールを買って遊べるようにしてあげようとお父さんが言ってるし、
こんちゃんの小さなベランダは、ことりさんがあそびにきてくれたり、
おはなをふむふむしたりできる、ちいさな楽しみ場にしようと思っています。
とか言ってる間にすぐ夏になって、冬になるんだろうけど~。