おはようとおやすみは、おじいわんとの濃密スキンシップタイムです。
あたまをぐしゃぐしゃしていたら、あれ?片方のお耳がとっても「おしっこ」臭い。
思わず身を反らすほどの強烈なにおいです。どうしたんだい、おじいわん、これ?
留守の間にまたオレコが吠えるかしてどこかにマーキングしたときに頭をこすりつけたとか?
それとも誰かにかけられたの?え?まさかおれこの?まさかそんな。考えは堂々めぐり。
なぜ、なぜ、片方の耳(のてっぺん)だけくさいの?
すぐに答えは出ました。
ある日の散歩で、あおあおと繁る草むらに、深く顔をつっこむおじいわん。
その朝日にキラキラ輝く、雨粒ではない何か。
・・・これだ。
この朝露もどきが激烈によいの原因!
また別の日の夜のこと。
ちょっと遠くの公園散歩のあと、車に乗り込んだとき、ふと思い出し、
夫に、そういえばねえ、こんなことがあったんだよ~、と説明したすぐあとのこと。
なぜかこんちゃんが激しく頭突きしてきて、唇に水滴が!夜露じゃないなにかが!
ぎゃーーーーーやめてー(もちろん雨は降ってない)
夫が喜んで、
「犬じゃなくて、おっさんかもしれないよね、にんげんの」
といったもんだから、無言で「がしがしがし!」っとティッシュを取り出し、
無言で(口開くと飲んじゃうかもしれないから)唇をごしごし。
家に戻ってこんちゃんの頭を丁寧に(濡れタオルで)洗いました。
犬ならまだ我慢できよう。
人の、しかもおっさんのなんて、無理!絶対無理!
ええ、確かにこんちゃんはかわいいです。
気付かなかったころは、毎朝毎夕、まーるいあたまにぶちゅぶちゅしてました。
ちょっと臭いけどまいっか!これが老犬のによいだろ!なんて具合に。
こんちゃんの頭には危険がいっぱいなんですよ、というお話です。
あなたのおうちのわんこ(のあたま)も、そうかもしれません。
いやだー。時間をまきもどせー。