犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

知りたくなかった。

2015年04月14日 | おせわがかり日誌


おはようとおやすみは、おじいわんとの濃密スキンシップタイムです。

あたまをぐしゃぐしゃしていたら、あれ?片方のお耳がとっても「おしっこ」臭い。

思わず身を反らすほどの強烈なにおいです。どうしたんだい、おじいわん、これ?

留守の間にまたオレコが吠えるかしてどこかにマーキングしたときに頭をこすりつけたとか?

それとも誰かにかけられたの?え?まさかおれこの?まさかそんな。考えは堂々めぐり。

なぜ、なぜ、片方の耳(のてっぺん)だけくさいの?



すぐに答えは出ました。

ある日の散歩で、あおあおと繁る草むらに、深く顔をつっこむおじいわん。

その朝日にキラキラ輝く、雨粒ではない何か。

・・・これだ。

この朝露もどきが激烈によいの原因!



また別の日の夜のこと。

ちょっと遠くの公園散歩のあと、車に乗り込んだとき、ふと思い出し、

夫に、そういえばねえ、こんなことがあったんだよ~、と説明したすぐあとのこと。

なぜかこんちゃんが激しく頭突きしてきて、唇に水滴が!夜露じゃないなにかが!



ぎゃーーーーーやめてー(もちろん雨は降ってない)



夫が喜んで、

「犬じゃなくて、おっさんかもしれないよね、にんげんの」

といったもんだから、無言で「がしがしがし!」っとティッシュを取り出し、

無言で(口開くと飲んじゃうかもしれないから)唇をごしごし。




家に戻ってこんちゃんの頭を丁寧に(濡れタオルで)洗いました。



犬ならまだ我慢できよう。

人の、しかもおっさんのなんて、無理!絶対無理!

ええ、確かにこんちゃんはかわいいです。

気付かなかったころは、毎朝毎夕、まーるいあたまにぶちゅぶちゅしてました。

ちょっと臭いけどまいっか!これが老犬のによいだろ!なんて具合に。

こんちゃんの頭には危険がいっぱいなんですよ、というお話です。

あなたのおうちのわんこ(のあたま)も、そうかもしれません。



いやだー。時間をまきもどせー。