犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

やさしいこんちゃん。

2015年04月25日 | おせわがかり日誌


ちかごろさびしがり屋のこんちゃんのために、こん部屋を解放している。

人間がいて、起きて活動している間だけ。

寝るときは、オレコが出入りするたびに、こんが緊張してしまうので、閉めている。

緊張するだけならいいが、ついでに「ここはわしの場所なので」と、署名活動を行うのだ。



ジャッジャッジャーと。そうなると飼い主は飛び起きて「署名」をきれいにふき取らねばならない。

短い睡眠時間がもっと短くなる。わたしが不健康になると犬たちの生活の質が悪くなる。

だから閉めておく。前置きが長い。



ある日のこと。

数日会社にこもっていたおとうさんが、お風呂と着替えに帰ってきた。

オレコはとても喜んで、きゃっきゃとはしゃぐ。



この日もこん部屋を開放していたので、騒ぎを聞きつけて、

なんじゃなんじゃと、出てきたこんちゃん。



「おとうさんじゃ!」

と初めはびっくり。




「おとうさんじゃ~」

うれしそうに眺める。オレコが甘えているのをじーっと見ている。



「おれこちゃん、よかったのう」

じーっと見ている。




自分も行くのかな、と思ったら、

くるりと背を向け、お部屋にすたすた。

追いかけてぱしゃり。

いつのまにかお父さんが大好きになったこんちゃんは、

本当は自分も甘えたいんだけれど、お父さんが大好きなオレコのために、

身を引くように、部屋に戻っていったのでした。

本当は身を引くというのではなくて、オレコに意地悪されるのが、

こわかったんじゃないかと思うけど、とぼとぼ歩いていく姿は、

なんだか哀愁を帯びていて、ちょっと切ない。



このあとお父さんがお部屋にきて、こんちゃんと遊んでくれました。

お手をしたり、手をなめてくれたそうです。

ちなみにお世話がかりのわたしは、こんちゃんになめてもらったことは、

多分ないんじゃないかと思います。

忙しいのもあるけども、あんまりお世話しないお父さんが人気なのは、

なんだか納得いかない、というよりも、なんでなの~、とさびしい気持ち。


おとうさんは大きくて、けものみたいだから、ボスみたいで安心するのかな。