犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

安定のこん。

2016年02月05日 | 健康・フード・病気・治療・腎不全


2週間ぶりに病院。
というか次の予定日は仕事でどうにもならないので、
ちょっとはやめにやってきた、定期健診である。




こないだは急性膵炎発症後、初の正常値だったのだが、
それがちゃんと維持できているか、飼い主はドキドキものである。
知りたいけど、知りたくなーい、みたいな。




あれから対策としてやってきたのは、
おかゆにすりゴマを混ぜて与えることだけ。
さて結果はどうであろうか。




早く知りたいものだが、人気の病院だけに、今日も待ち人がいっぱいぱい。
診察室フロアの待合室、今日はわりに元気(=騒がしいともいう)な子いっぱい。
「なぐ子はいねがー」と聞いたら、全員がこちらを向いて一斉に吠えそうだった。
こんちゃんが無理な面々なので、1hくらい1F待合室にいて、
それから2F-3Fの階段の踊り場にあるソファーで(誰もいない)待っていた。



もちろんこんちゃんはあの手この手で逃げ出そうと試みる。




結局2h近く待って、やっと採血検査。
体重も若干の増減はあるんだけど、気にする範囲ではない。
先生の質問に答える形で近頃の様子を報告しつつ、
「大丈夫そうなら肝臓の薬はやめられるかも」と言われて高まる。
「あのあの、こんちゃん、歯磨きできるようになったんですよ」とお知らせ。
先生がにこにこーっと笑った。(滅多に笑わない)
「それはよかったですー」
褒められた。高まる。




そこからまた少し待って、なにやら、
うぉんうぉん(大型)、ばうばう(中型)、きゃひんきゃひん(小型)、
ちぐはぐ大合唱になってきて、腕の中でこんちゃんが蠢く。
啓蟄、ということばを思い出しながら、抑え込む。
そうこうしているうちにまた呼ばれて診察室へ。




「いいですね」開口一番、高まる高まる。
見せて頂くと、先週よりまたぐんと下がっていた。
正常値のどまん中といっていいくらいの位置にいる。
(これはいわゆる安定または安定期突入というものでは?)
期待しながら次のことばを待つと、やはり、
「肝臓のお薬はやめましょう、サプリは継続しましょう」
とのことでもう高まりっぱなしの絶好調。
やはり先生はこのサプリがきいてると思ってるんだな。
いや、きいてるにちがいないんだけど。
(ごまのことはまだ言ってない)



「次の検査は1か月後くらいで大丈夫です」
先生が20日過ぎから月末まで謎の長期のご不在期間
(研修?学会?結婚?お遍路?センチメンタルジャーニー?)に入るため、
綿密な打ち合わせが必要になったので、額寄せ合い話し合い、結局、
飽和状態になったので大体のところでまとめて、じゃーまたねー(嘘)、と、薬まち。




診察室が隣どうしで、ずっと一緒だったかなり大きめのコーギーくん。
なぜだか片方の目がなく、まだその世界に慣れていないのか、飼い主さんが抱っこして移動する。
お会計と薬の受け渡しも一緒になって、飼い主たちがカウンター越しにお金払ったりしている間に、
コーギーくんとこんちゃんで、「やあ」「・・・やあ」消極的で進展のないご挨拶が交わされた。
1か月分のお薬を頂いて、エレベーターはコーギーくんちに譲り、私とこんちゃんは階段で降りた。



いつだったか目(癌)の手術をしたピーコさんが、
「私は目でよかったと思っているのよ」と仰っていたことがあって、
まず意外に感じ、そのあとに続くことばで深く納得した。
それで、コーギーちゃんはとても気の毒だったけれど、
今は大変だけれど、ピーコさんもそういっていたから、
あなたもきっと大丈夫よ、と、テレパシーを送った。



お外に出ると、マナーベルトをしたまましゃがみこみ、
いたそうとしたので、ピンクのアレをあわてて外すと、
今朝しなかった大きいのをどかーん!と出した。
まあまあ。ご立派ですこと。素早く回収。
ここのところ抗議ションしていなかったんだけれど、
パットを見ると、今日ばかりはたくさんしてあった。

待合室、ブレーメンの音楽隊みたいだったもんね。