オレコがきゅんきゅん大騒ぎをし始めるとそのすぐ後に地震が起きる。
ここんとこ多いけども日曜にちょっと大きなのがあって、オレコはかなりナーバスに。
ずっと抱っこして、言葉をかけて、撫で続けた。
そのあいだ一人ぼっちだったもうひとりが心配になり、お部屋に行くと、
もしかしたらそうじゃないかな、とは思っていたけれど、やっぱり熟睡中だった。
こんちゃんにはこんちゃんのいやなものと怖いものがあるので、
気付かないでいられるのであれば、それはそれでいいかな、と思った。
しかしこの時期に地震が来るとやっぱりそわそわしちゃう。
大谷翔平君が甲子園で敗退したときに泣きながらインタビューに答えていたのを思い出す。
「自分が160キロ出すことより、チームが優勝して、岩手の人たちに喜んでもらいたかった」
ってぼろぼろ泣きながら言ってた。達成したかったんだね。その時のくやしさがあるから、強いよね。
そして今年の大谷君のキーワードが「超える」なの。ひとつひとつ、進んでいるなあ、この子は。なんてタフなんだろうか。
同じ年の羽生君(宮城県)もそうだけど、やっぱり彼らは強い。
何をすれば勝てるか、自分の弱さも含めて、超えるのには何が必要か、そういうことを常に考えて行動しているもの。
根底に東北(自分の出身地)の人たちに喜んでもらいたい、というのがあるからなあ。
真央ちゃんや藤浪君が、彼らのようになるのは、とても難しいことなんだろうな、と想像する。
けれど、彼らの精神的なタフさというか、自分への貪欲さというか、その姿勢は手に入れられるかもしれない。
勝つという目的は同じなので。
本当に才能のある人たちが、自分の中である程度極めてしまうと、そこからの脱皮というか成長って、
かなり難しいと思うんだけど、まずは弱点を見つめ直し、それに対しての的確な課題を見つけること。
そしてひとつひとつ重ねていくこと。真っ暗で何も見えなくても、掘り続ければ必ず、鉱脈に繋がる。
いよーーっし。わしも仕事がんばろ。そして犬たちにも孝行せねばな。